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岩手銀行

株式会社岩手銀行
The Bank of Iwate, Ltd.
本店
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 8345
1973年4月2日上場
略称 いわぎん[2]
本社所在地 日本の旗 日本
020-8688
岩手県盛岡市中央通一丁目2番3号
北緯39度42分15.1秒 東経141度9分0.8秒 / 北緯39.704194度 東経141.150222度 / 39.704194; 141.150222座標: 北緯39度42分15.1秒 東経141度9分0.8秒 / 北緯39.704194度 東経141.150222度 / 39.704194; 141.150222
設立 1932年(昭和7年)5月2日
(株式会社岩手殖産銀行)
業種 銀行業
法人番号 7400001000423 ウィキデータを編集
金融機関コード 0123
SWIFTコード BAIWJPJT
事業内容 預金または定期積金の受入れ、資金の貸付けまたは手形の割引ならびに為替取引 他
代表者 代表取締役頭取 岩山徹
資本金 120億8,900万円
(2021年3月31日現在)[3]
発行済株式総数 1,849万7,786株
(2018年3月31日現在)[3]
売上高 連結:453億1,800万円
単独:402億900万円
(2021年3月期)[3]
経常利益 連結:61億5600万円
単独:55億4,500万円
(2021年3月期)[3]
純利益 連結:28億9,600万円
単独:25億3,200万円
(2021年3月期)[3]
純資産 連結:2,016億3,100万円
単独:1,956億9,700万円
(2021年3月期)[3]
総資産 連結:3兆8,409億6,200万円
単独:3兆8,388億3,500万円
(2021年3月期)[3]
従業員数 連結:1,518[421]人
単独:1,372[411]人
(2021年3月31日現在)[3]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人[4]
主要株主 NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(4.78%)
岩手県企業局(3.41%)
岩手県(3.21%)
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(2.70%)
明治安田生命保険相互会社(2.68%)
三菱UFJ銀行(2.35%)
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) SUB A/C NON TREATY(1.74%)
(2018年3月31日現在)[3]
主要子会社 いわぎんビジネスサービス(100%)
いわぎんリース・データ(100%)
いわぎんディーシーカード(100%)
いわぎんクレジットサービス(100%)
外部リンク www.iwatebank.co.jp/
特記事項:経営指標は 2018年3月期 第136期 有価証券報告書
従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載している。
自己株式、信託口、持株会は主要株主から除外。
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株式会社岩手銀行のデータ
法人番号 7400001000423 ウィキデータを編集
店舗数 110
貸出金残高 1兆6,112億40百万円
預金残高 3兆239億66百万円
特記事項:
(2013年3月31日現在)
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株式会社岩手銀行(いわてぎんこう、: The Bank of Iwate, Ltd.)は、岩手県盛岡市に本店を置く地方銀行。岩手県最大の地方銀行。

概要

岩手県最大の地方銀行で、岩手県の出納業務を取扱う指定金融機関となっている。岩手銀行は、昭和恐慌の影響で破綻した地元銀行(盛岡銀行1931年昭和6年)破綻)を救済するため、県が出資して設立された銀行である。設立から80年以上を経過した現在でも、岩手県と岩手県企業局が保有する株式を合算した場合、第2位の大株主となっている。

堅実経営で知られ、バブル景気当時も積極的な貸し出しには慎重だったことから、バブル崩壊後にも安定した経営を続けた。預貸率(預金残高に占める貸出残高の割合)が6割未満と低く、市場運用に積極的である。

企業スローガンは「信頼の、さらにその先へ。」。

店舗展開

岩手県内
岩手県内ではほぼ全ての市町村に支店を設置している。支店が設置されていないのは、普代村田野畑村西和賀町である。(ただし、普代村については、普代村役場内に野田支店がATMを設置している。)
宮城県
宮城県仙台市及びその近郊では、仙台営業部(青葉区中央)、長町支店(太白区長町)、宮城野支店(若林区大和町)、泉中央支店(泉区泉中央)、塩竈支店(塩竈市)の5店舗エリア体制がとられている[注釈 1]。このほか、仙台営業部をフラグシップ拠点とするエリア体制からは外れるが、石巻支店(石巻市)、気仙沼支店(気仙沼市)が県内に設置されている。2008年(平成20年)11月5日には、大崎市古川駅前に大崎支店が開設され、同市関連はさることながら、大和町大衡村の工業団地の誘致企業やその従業員の家庭などをターゲットとしたフルバンキング店舗として位置づけられる。
青森県八戸市
2005年(平成17年)7月1日より八戸支店を八戸営業部に昇格させ、八戸市内の支店の母店とするエリア体制に移行した。また、2007年(平成19年)11月1日には八戸市内中心部:十三日町商店街に、同行として青森県では初となるローン特化店舗の十三日町支店(いわぎんローンプラザ八戸)が開設された。
その他の地域
その一方で、1999年(平成11年)11月に大宮支店を廃止し、埼玉県から撤退(口座は東京支店に継承)。2002年(平成14年)9月20日には札幌支店を廃止し、北海道から撤退(口座は本店営業部へ統合)。2003年(平成15年)12月10日には大阪支店を廃止し、大阪府からも撤退(口座を東京支店へ統合)。東北3県(青森、秋田、宮城)を除いて県外に支店のある都道府県は東京都だけとなる。
インストアブランチ
インストアブランチとしては、かつて盛岡市前潟の「イオン盛岡支店」が開設されていた。これは、近隣(盛岡インターチェンジ付近)に銀行の店舗が全くないことから、イオン盛岡SC(現・イオンモール盛岡)の開業時に進出したものである[注釈 2]。後にローンプラザが設置されたが、2016年3月11日の営業終了とともに撤退(口座は青山町支店へ統合)[5]
中ノ橋支店
中ノ橋支店旧店舗は、明治期を代表する建築家である辰野金吾の設計により、1911年(明治44年)に完成した赤煉瓦造りの3階建ての建物である。その堂々たる外観は市内のランドマークの一つとなるほどに市民の目を惹き、また市の保存建築物や国の重要文化財にも指定されている[6]
前身の盛岡銀行時代から1983年(昭和58年)まで岩手銀の本店であった。新(現)本店開業後は一支店として運営されてきたが、2012年(平成24年)8月6日、隣接する新店舗への移転に伴い閉鎖され、改装工事を経た上で2016年(平成28年)7月17日岩手銀行赤レンガ館として再オープンを迎えている[7]

歴史

盛岡銀行は、盛岡の実業家が興したものの、1931年(昭和6年)の岩手県金融恐慌で破綻した。この救済として岩手県の主導で岩手殖産銀行が設立され、継承された[8]。この金融恐慌では岩手銀行(旧法人。現銀行とは直接の関係はない)や旧盛岡藩士の出資による第九十銀行も経営破綻し、県下の金融機関が壊滅状態となったため、岩手県の公金取扱いを仙台市の七十七銀行が行なった。

岩手銀行(旧)と第九十銀行は、岩手殖産銀行の支援を受けて、1938年(昭和13年)に旧一関藩士の出資による第八十八銀行と合併し、陸中銀行となったが、陸中銀行は1941年(昭和16年)に岩手殖産銀行に合併した。その後、岩手殖産銀行は1943年(昭和18年)の岩手貯蓄銀行との合併を経て、1960年(昭和35年)に改めて岩手銀行となった。

前身となる各銀行の建物のうち、旧第九十銀行本店は長らく関連会社「いわぎんリースデータ」社屋として1992年(平成4年)まで使用していたが、盛岡市に移管され、2002年平成14年)から「もりおか啄木・賢治青春館」として開放されている。

沿革

営業政策

法人市場

2006年(平成18年)8月には、営業部を母店としてエリア制をしく仙台・八戸地区の支店と、東京支店(現・東京営業部)を除く岩手県外支店を法人向けの支店にシフトし、各支店のリテール要員を岩手県内の支店に引き揚げさせ、補充要員として、中小企業融資を得意とする要員に入れ替える方針が『日本経済新聞』等で報じられた。

2007年(平成19年)4月1日、東京での営業体制を強化するため、東京支店を東京営業部と名称変更した。さらに2015年3月9日から同営業部は空中店舗化された。

地方公共団体取引

個人市場

総合口座通帳

岩手銀行の場合、総合口座通帳は3種類あり、「総合口座」(普通・定期)・「新総合口座イーハトーヴ」(普通・貯蓄・定期)・「新総合口座イーハトーヴ積立型」(普通・貯蓄・定期・積立)となっている。2014年より、「総合口座」(及び普通預金単独の通帳)の通帳についてはATM繰越が一部拠点で可能となった。対象は、NTTデータ地銀共同センターへリプレース後発行の通帳に限り、「新総合口座イーハトーヴ」等は、リプレース後発行の冊子であっても窓口対応のままとなっている。

情報処理システム

勘定系システム

勘定系システムは、2005年(平成17年)1月4日からNTTデータ地銀共同センターに移行した[13]。この移行の際、定期預金の記帳に不具合が生じたことが同年3月になって発覚し、普通預金・貯蓄預金(定期預金を利用していない総合口座通帳、定期預金・積立預金を利用していないイーハトーヴ口座を含む)を除く通帳全てが交換対象となった。

自動機サービス

ATM共同利用(相互無料開放)
ICキャッシュカードへの対応

2007年(平成19年)3月19日ICキャッシュカードと生体認証機能の導入が開始された。発行開始当初は、5年間の有効期限が設定されていたが、現在は期限のない形をとっている。

企業スポーツ

その他

利息付与時期

普通預金・貯蓄預金ともに、2月・8月の第2土曜日付で付与される。

雫石支店

2009年までは雫石支店の他に、ゴルフ場の手前に研修所があった。紫明荘(しめいそう)として運用されていたが、現在は取り壊されている。

コミュニケーション支援ボード

岩手銀行の公式サイトには、岩手銀行によって作られた「コミュニケーション支援ボード」が掲載されている。これをダウンロードして印刷することで、日本人と外国人だけではなく、知的障がい者や聴覚障がい者、自閉症とのコミュニケーションが簡単に出来るように出来ている。 「日本語」「英語」「韓国語」「中国語」の単語が載っている。

イメージキャラクター

2017年4月からのんを起用。岩銀のTVCMのほか、店頭ポスター等に出演する[14]

脚注

注釈

  1. ^ かつては、この圏内に北仙台支店(青葉区台原)と玉川支店(塩竈市)と美田園支店(名取市SAT仙台空港線美田園駅前)が設置されていたが、玉川支店は2000年9月、北仙台支店は2003年9月にそれぞれ廃止、美田園支店は2017年11月に長町支店内ローンプラザ長町へ統合されている。
  2. ^ 以前には同様な店舗として同市三ツ割にロッキー球場前店(スーパーマーケットのジョイスが運営)内の「ロッキー球場前出張所」が開設されていたが、不採算のため2006年(平成18年)9月22日の窓口営業終了後をもって母店である本店営業部へ統合されATMも撤去された。
  3. ^ IHネットは2009年11月9日付けで解消。

出典

  1. ^ コーポレート・ガバナンス - 株式会社岩手銀行
  2. ^ 《いわぎん》からのお知らせ|岩手銀行 - 岩手銀行ウェブサイト(2010年7月確認)。岩手銀行のウェブサイトでも、自らの略称として「いわぎん」という用語を用いている。リンク先はその一例である。
  3. ^ a b c d e f g h i 株式会社岩手銀行 第136期 有価証券報告書”. EDINET (2018年6月22日). 2019年5月20日閲覧。
  4. ^ コーポレートガバナンス報告書 2021年1月7日閲覧
  5. ^ 盛岡ローンプラザ設置およびイオン盛岡支店統廃合について(PDF) 2015年11月6日 2017年9月1日閲覧
  6. ^ “県内文化遺産 中ノ橋支店のご紹介”. 岩手銀行. http://www.iwatebank.co.jp/restroom/legacy/index.html 2013年10月16日閲覧。 
  7. ^ “明治薫る盛岡の顔 岩手銀行赤レンガ館オープン”. 岩手日報. 岩手日報社. (2016年7月18日). http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160718_1 2016年7月30日閲覧。 
  8. ^ 進藤寛「昭和恐慌期における県是銀行の設立 (PDF) 」『茨城大学政経学会雑誌』No.55、1988年
  9. ^ “岩手銀が永野会長を解任 勇退勧告受け入れられず”. 共同通信. (2009年4月23日). https://web.archive.org/web/20131017014225/http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042301000190.html 2013年10月16日閲覧。 
  10. ^ “店舗の移転について”. 岩手銀行. (2016年6月17日). https://www.iwatebank.co.jp/announce/news/2016/06/20160617_branch.pdf 2016年7月30日閲覧。 
  11. ^ 「岩手銀行、地域商社やコンサル子会社を設立」『日本経済新聞』電子版2020年3月31日(2020年4月1日閲覧)
  12. ^ 「七十七銀行と岩手銀行、ATM手数料を相互無料に」『日本経済新聞』電子版2020年3月31日(2020年4月1日閲覧)
  13. ^ “NTTデータ地銀共同センター 岩手銀行・池田銀行向けサービス開始”. NTTデータ. (2005年1月4日). http://www.nttdata.co.jp/release/2005/010400.html 2013年10月16日閲覧。 
  14. ^ “岩手)岩銀イメージキャラクターに「のん」さん就任”. 朝日新聞デジタル. (2017年4月4日). https://www.asahi.com/articles/ASK433RD3K43UJUB007.html 2018年1月3日閲覧。 

関連項目

外部リンク

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