For faster navigation, this Iframe is preloading the Wikiwand page for ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃.

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

ゴジラシリーズ > ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
ゴジラ・モスラ・キングギドラ
大怪獣総攻撃
Godzilla, Mothra and King Ghidorah
Giant Monsters All-out Attack[1]
監督
脚本
製作 本間英行
製作総指揮 富山省吾
出演者
音楽 大谷幸
撮影
編集 冨田功
製作会社 東宝映画[2][3]
配給 東宝[2]
公開 2001年12月15日[出典 1]
上映時間 105分[出典 2][注釈 1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 27億1,000万円[11]
前作 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
次作 ゴジラ×メカゴジラ
テンプレートを表示

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(ゴジラ モスラ キングギドラ だいかいじゅうそうこうげき)は、2001年12月15日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第25作である[4][8]。カラー、シネマスコープ、ドルビーデジタル[出典 3]。併映は『劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険[2][1]。略称は『GMK[12][13]

概要

「ゴジラミレニアムシリーズ」の第3作[9]。本作品ではゴジラは第1作のみを踏まえ、前後シリーズとの関係性がなく、それ以後の日本に怪獣はまったく現われなかった設定となっている[出典 4][注釈 2]。主要襲撃地点は、太平洋、孫の手島(架空)、静岡県山梨県の富士山麓、神奈川県新潟県鹿児島県

本作品でのゴジラは「太平洋戦争で落命した人間の怨念を背負った負の存在」で感情移入を拒む恐怖の対象や悪の権化として描かれ[出典 5]、戦争のメタファーとしての要素が強調されている[17]。ストーリー、設定は、オカルト要素が強いものとなっている[出典 6]。ゴジラの出現により命を落とす犠牲者が多く描かれているのも特徴である[10]

監督は、平成ガメラ3部作の金子修介が務めた[出典 7]。特殊技術の神谷誠は、平成VSシリーズと平成ガメラ3部作の両方に参加していた[出典 8]

ストーリー

日本を襲ったゴジラを防衛軍が撃退してから、半世紀が経とうとしていた。防衛軍はグアム島沖で消息を絶ったアメリカ海軍原子力潜水艦を救助するため、特殊潜航艇「さつま」に出動命令を下す。現場に向かった「さつま」のクルー・広瀬は、原潜の残骸の近くで青白く光りながら移動する巨大な生物の背びれを目の当たりにする。

一方、新潟県・妙高山の大田切トンネルでは暴走族が突如発生した地震によって落石と土砂の下敷きとなり、鹿児島県・池田湖では盗品でパーティーを開いていた11人の若者が翌日、白い繭に包まれた状態の遺体で発見されるという怪事件が続出する。「BS・デジタルQ」のリポーター・立花由里は、事件の場所が『護国聖獣伝記』に記されている3体の聖獣バラゴン・モスラ・ギドラが眠る場所に一致していることに気づくと、その謎を突きとめるため、民間伝承の著者・伊佐山嘉利に出会う。そこで「ゴジラは太平洋戦争で死亡した人々の怨念の集合体である」と語る伊佐山の姿に、由里は彼がゴジラから日本を守るために護国聖獣を蘇らせようとしていることを知る。

ゴジラは小笠原諸島・孫の手島を壊滅状態にした後、静岡県・焼津港へ上陸し、そのまま東京を目指す。山梨県・本栖湖付近にはバラゴンが現れ、神奈川県箱根町大涌谷でゴジラに戦いを挑むが、敗れてしまう。そんな中、池田湖ではモスラの巨大な繭が浮上し、富士の樹海の氷穴ではギドラが目覚めようとしていた。

防衛軍もゴジラ迎撃に挑むが、ゴジラに通常兵器は効かず、その進撃を食い止められない。横浜の最終防衛ラインで待ち構える防衛軍の目の前で、ゴジラとモスラ、ギドラの死闘が始まる。

登場怪獣

ゴジラ(呉爾羅)
バラゴン(婆羅護吽)
モスラ(最珠羅)
キングギドラ(魏怒羅)

登場人物

立花 由里たちばな ゆり[21][22]
本作品の主人公。BS・デジタルQのスタッフで、立花泰三准将の娘[出典 9]。20歳[23]
好奇心旺盛かつ食事も庶民的で「女に生まれたくなかった」とぼやくなどサバサバした性格。仕事中は、機動力を重視したパンツルックを好む[25]
妙高山で伊佐山と偶然出会ったことで、ゴジラと護国聖獣との戦いに巻き込まれていく。箱根で負傷し、武田から協力を一度拒否されても、マウンテンバイクで箱根から横浜まで走行しながら危険をかえりみず、ゴジラとの戦闘をリポートする。
制作
名前は特撮テレビドラマ『ウルトラQ』のヒロイン江戸川由利子に由来する[26]
監督の金子修介は、由里について「自由には生きているが、厳しく躾けられた女の子」と評しており、細かい仕草でも育ちの良さが出るようこだわっていた[27]。演じる新山千春は、当初サバサバした男っぽい役作りで臨んだが、金子とのすり合わせで一から作り直したといい[28]、食事シーンでの手つきは何度も撮り直したと証言している[29][28]
由里はファッションにはあまり興味がないという想定で[注釈 3]、衣裳は動きやすさを重視しつつ、ナチュラルで品があるものとしている[29]。後半に着用しているオレンジのシャツは、汚れやダメージの具合が異なる4種類用意された[29]。金子作品としては初めてミニスカートを履かないヒロインである[30]。金子はパンツルックにした理由について「似合うものを着せただけ」と述べている[31]
ラストの父と再会するシーンでは、号泣しそうだったのを堪えて笑顔を見せることで由里の強さを表しており、新山は泣くのは観客に任せたと述べている[29]
劇中で母親についての詳細は描かれていないが、金子は報道関係者であったと想定しており、由里もその情熱を受け継いでいるとしている[29]
新山は、由里は武田に対して人として惹かれてはいても恋愛感情はまったくなかったと想定しており、父を超える人物でなければ好きにはならないだろうと述べている[29]
新山はタバコを苦手としていたため、門倉の登場シーンでは演技の最中にタバコの煙でむせてしまうこともあった[31]
金子による初期プロットでは荒川由里という名称で、防衛海軍の杉村という恋人がいるが、武田にも想いを抱いているという恋愛模様が描かれていた[32]。その後の検討稿では、役職をスクリプターに改められたが、金子が実際のスクリプターから劇中のような小規模な番組ではスクリプターを雇用しないことを聞き、レポーターを兼業するスタッフとなった[32]
武田 光秋たけだ みつあき[21][33]
由里の友人[21][注釈 4]。小説家見習いのサイエンスライター[出典 10]。番組の取材協力のため由里と行動を共にする中[23]、ゴジラと護国聖獣との戦いに巻き込まれていく。
軍人である泰三におののいたが、酔いつぶれた由里を自宅まで送ったり、自身の忠告も無視して単独でリポートする彼女に心打たれて再び共に奔走するなど、勇敢で面倒見が良い。
  • 検討稿では、ホラー小説家の見習いという設定で、武田の自室のシーンは荒木泰平という別の小説家が登場する場面となっていた[32]横谷昌宏によるプロットでは、科学者という設定であった[34]
門倉 春樹かどくら はるき[21][35]
BS・デジタルQの企画部長[出典 11]。黒縁メガネにロングヘアが特徴[注釈 5]。いつもスルメ[30]やタバコを口にしている。
普段は自分たちの作る番組を「アホ番組」と自嘲しているが、ジャーナリストとしての信念は確かで、ゴジラの追跡映像を生放送する際には自らが責任をとると名乗り出た[35][24]
  • 検討稿では、由里に対してセクハラを行う上司として描かれていたが、第3稿で改められた[32]
  • 髪の毛をいじる仕草は、演じる佐野史郎のアドリブである[36]
江森 久美えもり くみ[21][37]
防衛軍情報管理部大佐[出典 12]。常に落ち着いており、情報管理室でゴジラや護国聖獣の動きを監視する。泰三をひそかに慕っている[38][24]
  • 演じる南果歩は、韓国映画『JSA』をイメージしたといい、衣裳に助けられたところは大きいと述べている[28]
三雲 勝将みくも かつまさ[21][39]
防衛軍中将[出典 13]。防衛軍きってのエリートで[23]、准将である立花とはライバル関係にある[24]
ゴジラの上陸を受け、要撃司令官に任命される[23][24]。冷静さに欠けた性格で、焼津港にゴジラが現れた報告を受けた際には、御殿場に現れたバラゴンの情報が錯綜したために困惑したり、モスラやギドラが出現したことを知ると取り乱すなど、事態に翻弄される[24]
  • 演じる大和田伸也は、金子からゴジラの出現により自信が崩されてしまう空軍のエリートであるという説明を受け、従来のゴジラ映画よりも人間的に演じることを心がけたと述べている[28]
日野垣 真人ひのがき まさと[21][40]
防衛軍軍令部書記官[出典 14]。50年前に防衛軍の攻撃がゴジラにまったく通用しなかったことを知る、数少ない人物の一人[出典 15]
広瀬 裕ひろせ ゆたか[21][41]
防衛海軍中佐[出典 16]。「さつま」で原潜が消息を絶ったグアム島沖の海底を探索中、ゴジラを目撃する[21][23]。泰三が信頼を置く部下で[42]、彼が横浜の「あいづ」に出向する際にも同行している。
  • 名称は、日露戦争軍神広瀬武夫に由来するとされる[42]。さつまの乗組員である女性兵士・杉野も、実在の広瀬の部下である杉野孫七に対応したものとなっており、脚本第3稿および準備稿では最終決戦で広瀬らとともにさつまに登場することとなっていたが、決定稿でカットされた[32]。また、当初は階級が少尉であったが、決定稿で中佐に改められ、立花との関係性が強調された[32]
  • 演じる渡辺裕之は、平成ガメラシリーズで自衛隊員役を演じており、本作品でもミリタリー系の役で起用されたことから自身と金子とのイメージに差がないと考え、同シリーズと同様の演じ方としている[28]。『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年)では、渡辺は東京タワーを誤射してしまう役どころであったが、本作品でも誤って魏怒羅を攻撃してしまう描写があり、渡辺はそれが金子の自身に対するイメージ7日もしれないと述べている[43]
  • 渡辺は、広瀬と立花の関係性について、広瀬が亡き父親の面影を立花に重ねていると想定して演じていた[43]
丸尾 淳まるお じゅん[21][44]
BS・デジタルQのアシスタントディレクターで[出典 17]、由里の同僚。由里に好意を寄せている[23][44]。酒に弱い。
由里から送信されたゴジラの追跡映像を放送した際には、由里を応援しながら番組の司会役を務めており、その際、BS・デジタルQのことを「放送界のゴミ溜め」呼ばわりし門倉に「ゴミ溜めは言い過ぎだろ」と呆れられる。
  • 名前は『ウルトラQ』の万城目淳に由来する[42]
小早川 時彦こばやかわ ときひこ[21][45]
防衛軍少佐[21][23][注釈 6]。情報管理部に所属する情報検索分析の達人[45]。妙高山の大田切トンネル事故現場に出向き、トラック運転手から事情聴取を行う。
幹部の中では年若く生真面目な好青年だが、聖獣たちに命名することを三雲に提案するなど[23]、マニアックな一面も持つ。
  • 演じる葛山信吾は、人が大勢死んでいる状況で怪獣の命名などを楽しんでいるというニュアンスのさじ加減が難しかったと述べている[28]
  • 当初は名字のみ設定されていたが、インターネット上で熱心な葛山のファンからの質問を受け、金子が命名した[30]。階級も当初は中佐という設定であったが、衣裳を着た葛山の姿が若々しく、広瀬とのバランスも考慮して少佐に改められた[30]
宮下みやした[21][46]
防衛軍中佐[23][46]。巡洋艦「あいづ」副官[出典 18]で、CICを統括する[42]
情熱的な人物で、立花を絶対的に信頼している[42]
崎田さきた[21][47]
防衛軍大佐[23][47]。巡洋艦「あいづ」艦長[出典 19]
伊佐山 嘉利いさやま ひろとし[出典 20]
『護国聖獣伝記』の著者で[出典 21]、不思議な雰囲気の老人[23]
古い社を荒らした容疑で本栖警察署に留置されているが、その間もなぜか護国聖獣の眠る地に姿を現している。面会した由里に、護国聖獣こそゴジラを倒すことができる唯一の存在だと語る。
後の丸尾の調査で本当は50年前のゴジラ上陸時に行方不明となっており[出典 22]、その当時ですでに75歳だった[16][48][24]。さらに、由里らが撮ったテープも彼の映っている部分だけ消えていた。
  • 衣裳のポーチは、演じる天本英世がスペインで購入した私物を用いている[49]
立花 泰三たちばな たいぞう[21][22]
防衛軍の准将で由里の父[出典 23]。50年前のゴジラ東京襲撃により家族を失っており[23]、妻もすでに他界している[50][24]
職務に対しては厳格だが、普段は娘想いな父親である。普段は防衛軍の官舎に住んでいるが、時折由里のマンションを訪れ、食事を供にしている[25]。目が弱いため[51]、サングラスを愛用している[50]
ゴジラとの戦闘では巡洋艦「あいづ」から作戦指揮を執り、終盤では特殊潜航艇「さつま」で単身ゴジラに立ち向かう。ゴジラの体内からD-03を発射して命がけで傷口から脱出に成功する。
  • 演じる宇崎竜童は、軍人役を演じたことはなかったためなぜ自身が起用されたのか疑問であったといい、衣裳を着ても軍人らしい佇まいにならず、どうすればそれらしく見えるか悩んでいたと述懐している[52]。特に敬礼の角度が難しかったと述べている[53]。ブーツの紐の結び方は、広瀬役の渡辺裕之から教わった[53]
  • 金子による初期プロットでは、陸海合同軍令部長立花大佐として登場しているが、由里とは無関係な人物であった[32]。その後、脚本制作の過程で、長谷川圭一により由里の兄が軍人と設定されるが、金子が父娘とすることを提案し、両案それぞれの設定で検討稿が書かれた結果、父娘の設定が採用された[32][54]。長谷川は、中年男性よりも若者が飛び回る方が勢いがあるのではと考えていたが、宇崎が起用されたことにより肯定的に考えられるようになったことを述べている[34]

登場兵器

架空

諸元
巡洋艦あいづ
全長 175 m[55]
重量 5,300 t[55][注釈 7]
速度 35ノット[55]
兵装
防衛海軍巡洋艦あいづ[56]
防衛海軍所属の最新鋭汎用巡洋艦
劇中では戦闘指揮所の様子も描写されており、イージスシステムの中核たるAN/SPY-1フェーズドアレイレーダーの意匠も備わる。一方、VLSを持っていないため、各種誘導弾は通称アスロックランチャーとも呼ばれるMk112八連装発射機(Mk 16 GMLS)に混載される。SH-60 シーホークなどのヘリコプターだけでなく、特殊潜航艇さつまも3隻搭載できる。
同型艦も存在しており、劇中ではあこう(DDH-148)が登場している[38][57]。立花准将がゴジラ迎撃作戦の陣頭指揮をとるために乗り込んだあいづは、横浜沖で防衛陸軍部隊ならびに怪獣との対ゴジラ共闘の旗艦となる[24]。だが、あこうはゴジラの熱線により爆破され、あいづも被弾する。
  • 本艦が巡洋艦であることは劇中テロップでも明示されているが、劇場パンフレットでは汎用駆逐艦と書かれており、艦種記号も「DDH-147」となっている[注釈 9]
制作
命名は監督の金子修介によるもので、会津藩に由来する[38]薩摩藩に由来するさつまと合わせ「いがみ合っている者同士が力を合わせる」ことに掛けている[38]
デザインは美術の清水剛が担当[58][59]。現実のイージス艦とは異なり、艦橋部がせり上がった形状になっているが[60]、画面上の迫力を出すために長門型戦艦や空母エンタープライズの艦橋を参考にしている[58]
造形物は、1/35と1/57スケールのものが作られた[61][60][注釈 10]。前者は全長約5メートルにおよぶ[62]。ミニチュアの制作はシードが担当した[62]。初登場シーンでは、オープンセットでブルーバック撮影されたミニチュアモデルをCGの海面に合成している[63][64]。船上のワイヤーが細かすぎて合成で処理しきれず、マスト部分をCGで作り直している[63]。金子は、無理を通してあいづのCGやってもらったが、当時のクオリティでは水の表現がいまいちであり、後年のインタビューでもやり直したいと語っている[26]
本編では、CICのセットが制作された[出典 24]。清水は、イージス艦のCICを制作するのは日本映画で初めてであるため本作品で一番やりたかったものであると述べている[58]。コンソール系は、防衛軍司令室のセットと共用している[58]
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』には、巡洋艦「あいづ」のプロップ(撮影用のミニチュア)を改装した海上自衛隊所属の護衛艦DD-147「あいづ」が登場する。ミニチュアは、2022年の時点で現存が確認されている[65]
諸元
特殊潜航艇さつま
全長 6 m[出典 25]
基準排水量 880 t[出典 26]
速度
乗員 2名[66][69]
特殊潜航艇さつま[56][66]
防衛海軍所属の潜航艇[56]原子力潜水艦の沈没事故での作業を想定して開発されたため、放射能遮蔽機能を有している[出典 28]。巡洋艦あいづやむらさめ型DDなどの艦艇に搭載可能。また、操舵室にはサーモグラフィーを備えている。
必要に応じてMk17魚雷または推進式削岩弾D-03を一発のみ搭載可能[67]
制作
デザインは清水剛が担当[58][59]。金子は、ソユーズ宇宙船やボストークなど社会主義圏の兵器のような丸みのあるデザインをイメージした[70]。清水は、『ゴジラ2000 ミレニアム』でしんかい6500のセットを手掛けた経験から、実際に水圧に耐えられるような球状のデザインとしている[58]。また、本編で喫水線上部の実物大造形物を制作するため、上下で分かれた形状としている[58][59]
造型はアップアートが担当[出典 29]。造型物は1/1、1/10、1/33サイズが作られた[61][66][注釈 11]。そのほか、東京現像所による3DCGでも描写された[出典 30]。ミニチュアは、いずれも同スケールのD-03を着脱可能となっている[62]
全長6メートルの1/1サイズは、ボディがFRP製で、内部に鉄骨を仕込んでいるものの軽緑化に務め500キログラム程度となっている[58]。ハッチは、別作品で造形されたものを流用している[62]。撮影は東宝撮影所のプールで行われ、クレーンで搬入された[58]。金子は実際の海で撮影することを要望していたが、そのためには本物と同程度の強度で作らなければ波に耐えられないため実現には至らなかった[58]。立花役の宇崎によれば、ハッチの中は狭い箱になっており、中で縮こまって待機していなければならなかったため、ハッチから出てくるシーンは実際に開放感を得ていたと述べている[52]
操縦席のセットは、下部が球状になっており、両端についた木の棒をスタッフが動かすことでセット全体が揺れ、水中での動きを表現している[49][注釈 12]。通常、2人乗りの船舶は横に並んで操縦する形だが、終盤では立花が1人で出撃することを考慮し、操縦者が前後に並ぶ構造となった[58]
ミニチュアは、1/10スケールのみ2022年の時点で現存が確認されている[71]
諸元
大鵬
全高 3.68 m[出典 31][注釈 13]
全長 10.56 m[出典 32]
自走式ミサイル発射砲 大鵬たいほう[56]
8輪の装輪式自走式ミサイルランチャーで[24]、所属は防衛陸軍推進式削岩弾D-03発射用ランチャー車で、2基のD-03を装備している。
劇中では妙高山で発生したトンネル崩落事故(引き起こしたのはバラゴン)の救助活動に参加したほか、横浜に来襲したゴジラを防衛海軍と共に迎え撃っている[24]
  • デザインは高橋勲が手掛けた[62]。デザインはBM-30がベースになっている[67][73]
  • 造型はビーグルが担当[60][62]。プロップは8分の1と25分の1の2種類が制作された[61][60][注釈 14]。撮影で爆破されるため、アクリルなどは使わず木材ボードが主な素材となっており、破壊しやすさを考慮している[62]。大サイズのタイヤは、市販のものが使用できなかったためゴム系のウレタン樹脂を注型している[62]。ミニチュアはいずれも撮影で破壊されたが、後年美術助手の杦山弘平により1/25スケール2両の破片を用いた復元モデルが制作された[65]
推進式削岩弾D-03[出典 33]
防衛軍が開発した特殊削岩弾。ミサイルの先端に装着して発射され、命中前に推進起動部と装甲が分離。標的に命中した後、高速回転するドリルによって標的の内部に進行し、破壊する[24]。大鵬のほか、対艦ミサイルやさつまにも搭載可能な利便性の高い兵器である。全長256センチメートル[61]
大田切トンネル事故現場での救出作業で使用された後、横浜での対ゴジラ戦で実戦導入された。あいづやあこう、大鵬が発射したものはゴジラに多数命中したものの、分厚い外皮を貫通できず無力化された。キングギドラの攻撃で負傷したゴジラの傷口を追撃すべく、立花准将と広瀬中佐が搭乗するさつまが搭載して出撃する。広瀬が発射した一発は盾にされたキングギドラを誤射する結果に終わるが、立花がゴジラの体内へ突入して発射した最後の一発は体内から肩の傷口を貫通、ゴジラに致命傷を与えることに成功した。
  • デザインは清水剛による[58][59]。先端部はトンネル工事などで用いられる削岩機を参考にしており、後部は本体を回転させるため推進機を斜めに設けている[58]
  • 造形物は、1/10と1/33.3サイズの2種類が制作された[61][74][注釈 14]ほか、実寸大のものとさらに一回り大きいアップ用も存在する[62]。ミサイルでの発射・展開シーンは、CGで描写された[61]。CGモデルはマリンポスト、アニメーションは日本映像クリエイティブがそれぞれ担当した[75]
  • 検討稿では、立花が対ゴジラ用に開発した兵器という設定であった[32]
F-7J[出典 34]
防衛空軍戦闘機[56][注釈 15]厚木基地から緊急発進して丹沢山中でゴジラ誘導弾で攻撃するも全く効果が無く、全機撃墜された。
搭載していた誘導弾は、アメリカ製のレーザー誘導爆弾ペイブウェイ

実在

防衛軍
警察
アメリカ軍
民間

設定

護国聖獣
古代王朝の時代には狛犬鳳凰ヤマタノオロチの伝説の基になった3頭の怪獣、バラゴン(婆羅護吽)、モスラ(最珠羅)、ギドラ(魏怒羅)が存在した。彼らは退治された後、その霊を慰めるために神としてまつられると同時に、それぞれ妙高山・池田湖・富士樹海へ封印され、「護国聖獣」と呼ばれるようになった。同胞を殺した敵を神と崇める日本独特の風習は、大和朝廷にも引き継がれた。
聖獣を封印した「聖地」には石像が設置されており、劇中では石像に危害が加わった直後に聖獣たちが目覚めたが、石像が封印の役割を担っていたのかは不明である。由里と武田は、富士樹海で拾ったこの石像の破片が倭人たちの霊魂を封じ込めたもので、「くに」をゴジラから守る際に霊魂を開放し、聖獣に乗り移らせて対抗させようとしたと推測する。しかし、聖獣たちが守るのはあくまで山や川といった大自然を含んだ「くに」であるため、それらを荒らす者は人間でも容赦なく抹殺する。
伊佐山はこれらの伝説を独自に研究してまとめ上げ、『護国聖獣伝記』として出版している。
  • 検討稿ではヤマト聖獣という名称で、大音響により目覚めるという設定になっており、青木ヶ原樹海では自殺志願の男ではなくカルト集団が登場していた[32]
BS・デジタルQ
由里たちが勤務する新参のBS放送[42]。スローガンは「Q〜ッと絞りたて!!デジタルQ」。超能力や宇宙人などをとりあげる、やらせの低俗なオカルト番組ばかり放送していると[42]、放送局に対する世間からの評判はよくない。しかし物語後半では、『ヒバゴンの謎』という番組を急遽中止してゴジラの生中継番組を放送し、多くの人々の注目を集める。
  • ロケは赤坂にある企業のオフィスで行われた[31]。社員役のエキストラには、助監督や合成スタッフなどが参加している[31]
防衛軍

キャスト

ノンクレジット

スタッフ

製作

企画の変遷

監督の金子修介は、以前よりゴジラ映画の監督への登用を東宝プロデューサーの富山省吾へ打診しており[注釈 42]、従来のシリーズではプロデューサー主導で準備稿が完成してから監督が起用されていたが、本作品での金子は企画段階から参加している[出典 45]。スタッフの人選も金子に委ねられており[20]、平成ガメラ3部作やその他の金子作品に携わっていた人物が多い[91][94]。金子へのオファーは、金子が東宝映画で監督を務めた映画『クロスファイア』(2000年)の完成直後に行われた[32][93][注釈 43]

金子は、平成ガメラシリーズを手掛けたことでゴジラとガメラのキャラクター性の違いをはっきり感じたといい、本作品では同シリーズのようなSF要素にはこだわらず、「怪獣映画」であることを重視している。本作品でのゴジラは、初代ゴジラのような人間の味方ではない凶暴凶悪な存在とすることを意図しており、「戦争の影」を背負った存在として位置づけている[注釈 44]。人間側のドラマとしては、互いの仕事をリスペクトし離れても気持ちが通じている父娘の関係性を中心としており、最前線で働く人々の様も強調している。金子は、平和な日常の中で懸命に生きる若い世代が、いきなり戦争の影に脅かされる恐怖を意図したことを語っている[27]

金子による最初の案では、対戦相手は自身の息子が好きなキャラクターであるカマキラス[27][95]であったが、前作『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』で同じく昆虫モチーフであるメガギラスが登場していたことから実現には至らなかった[出典 46]。続く案では、宇宙線を浴びた宇宙飛行士が怪獣化するというもので[注釈 45]、怪獣化した父と娘の交流が主軸となっていたが、悲劇にしかなりえず正月映画にふさわしくないとの判断から、3大怪獣を登場させるものへ改められた[出典 48]。金子によれば、本作品のコンセプトは『三大怪獣 地球最大の決戦』におけるキングギドラのポジションをゴジラに置き換えたものである[出典 49]

当初、護国聖獣はバラゴンとアンギラスバランだったが[出典 50]、前作『×メガギラス』が興行的に苦戦し、有名な怪獣を出すことによる集客効果を狙った営業上の理由で、最終的にバランがモスラに、アンギラスがキングギドラにそれぞれ変更となった[出典 51][注釈 46]。本間によれば、本作品の企画は2000年中頃から始まっていたが、『ミレニアム』の興行成績が今ひとつであったため、製作のGOサインは『×メガギラス』初日の結果次第であったといい、実際に制作されるかどうかは半信半疑であったという[99]。金子によれば、東宝側は新作を中止する方が良いという方向性であったといい、富山が本作品の企画が進んでいることを理由に制作の継続を希望し、条件として怪獣の変更が提示されたと証言している[26]。富山は、この時点では本作品がシリーズ最終作になる予定であったため、オールスター作品にしようという東宝サイドの意図もあったと述べている[54]。かなり制作準備が進行した段階での変更だったため[注釈 47]、ムックなどにおけるスタッフインタビューでは[要文献特定詳細情報]、「完成した作品に思い入れはあるが、当初の予定のままやりたかった」という発言が散見される[100][注釈 48]。一方で、後年のインタビューで金子は、結果的にモスラとキングギドラを登場させたことで画面が華やかになり、シリーズを継続することもできたのでベストな選択であったとも述べている[95]

防衛軍の設定は、武器の保有を認められている組織とすることで、対ゴジラへの出動をスムーズに描写することを意図している[96][95]。また、自衛隊ではなく防衛軍が設定されたことで、金子は自身が監督した平成ガメラシリーズのようなリアルな作風ではなく、正月映画としてのお祭り要素を重視したと述べている[96]。プロットでは、国自体を「日本民主共和国」という架空の世界観とする案も書かれていた[102][103]。長谷川は、世界観については金子による裏設定に基づいて描いたと述べている[34]

3大怪獣のプロット第2稿では、海底軍艦轟天[注釈 49]の登場も予定されていたが[103]、富山が3大怪獣に加え防衛軍との戦いも大々的に描くと収集がつかなくなることを危惧し規模を縮小することとなり[32]、脚本を担当した横谷昌宏がゴジラの口の中に入って倒すことを提案し[34]、特殊潜航艇さつまと推進式削岩弾D-03という形に改められた[70][74]

アメリカ版『GODZILLA』への言及は最初期プロットから存在していた[102]。金子によれば、同作品が不人気だと聞いて思いついたギャグであるというが、結果として世界中に怪獣が存在しておりその対策が必要であるという設定を補強するとともに、複数の怪獣が登場することにも説得力を持たせている[95]。一方、別のインタビューでは、ギャグとして意図したものではなく、最初から他の怪獣も存在する世界観であることを保証するものであったと述べている[103]

初期案では、ゴジラが山中のトンネルから出てきた新幹線を破壊するという描写が存在したが、ミニチュアもロケも困難が生じるため断念された[26]。脚本検討稿では、民宿のシーンで『ゴジラ対ヘドラ』をオマージュした麻雀の描写があった[100]

金子は幼少期からモスラに思い入れがあり、本作品で爆散したことや小美人を出せなかったことなどが心残りであったと述べている[104]

東宝側からは、池田湖での犬をいじめるシーンについて残酷な描写はやめるよう意見が出ていたが、金子はこれに応じなかった[99]。金子や長谷川は、このシーンも含め悪行を働いた人間には罰が当たるという描写を入れることで、平和ボケした日本人に対する警鐘の意味を込めていた[26][100]

とっとこハム太郎』との併映は、本作品の製作中に『ハム太郎』の映画化が決定し、「巨大な怪獣ゴジラと、小さなハム太郎のカップリングならなかなか面白いのではないか」ということで決定された[105]。併映は興行不振対策によるものであったともされる[17][93]。本間は両者の客層が異なることを憂慮していたが、東宝側はそれも計算済みの考えであったとものと推測している[99]。金子は、『ゴジラ』(1984年版)以降1本立てが続いていたため併映作品がつくことに抵抗を感じたものの、興行が不安視されていることを察したといい、登場怪獣の変更に比べれば衝撃は低かったと述べている[26]

制作体制

脚本を手掛けた横谷昌宏やプロデューサーの本間英行は『クロスファイア』から引き続き参加した[54]。富山は、本間の起用について東宝映画企画部に来た人間には特撮映画を知る機会を与えたかったと述べており、金子と関わりが出来ていたので絶好のタイミングであったと述べている[54]。当時の東宝映画では会社を代表するプロデューサーが「製作」名義となるため、「プロデューサー」の肩書はその補佐的な役割を意味していた[99]

脚本の長谷川圭一は、平成ガメラシリーズで装飾スタッフとして参加したのち脚本家に転向しており、金子からの推薦で起用された[100]

特撮班は、平成ガメラシリーズのスタッフが中心となっており、特殊技術は両シリーズの経験がある神谷誠が起用された[54]。神谷は、『ガメラ3 邪神覚醒』のメイキングビデオ『GAMERA1999』で内容についてトラブルになっていたことは気にしていたといい、東宝プロデューサーの富山省吾からは、神谷は特撮パートの撮影担当であって監督ではないという旨を告げられていた[106]

一方、本編班は、東宝からの要望で東宝との契約者が中心となっており、助監督陣も『クロスファイア』から引き続きの参加となった[26]

従来の作品では、兵器類などのデザインは専任の担当者が起用されていたが、本作品では美術の清水剛がこれらのデザインも手掛け、作品全体のビジュアル統括を行った[58][59]

特撮B班として、手塚昌明菊地雄一江口憲一らがノンクレジットで参加している[出典 53]。また、クレジットされていないが、平成ガメラシリーズで特技監督を務めた樋口真嗣も特撮画コンテを手掛けている[93]

ポストプロダクションは、従来の小川利弘に替わり、平成ガメラシリーズや『クロスファイア』に参加した松本肇が中心となった[106]。ポストプロダクション各社を監督らスタッフが回るというロスを削減するため、松本は東宝撮影所内に各社の担当者が集まり1つの部屋でチェックする「チェックルーム」制度を立ち上げた[75]。また、合成のカット総数を減らす代わりにワンカットごとのクオリティを上げることに注力し、全国公開前に上映される東京国際映画祭の時点で未完成のカットを1桁にまで引き下げた[75]

配役

主演の新山千春は、ゴジラ映画ヒロインとしては最年少であった[26]。立花泰三役の宇崎竜童は、軍人らしくない人物として起用された[26]

伊佐山嘉利役の天本英世は、金子が脚本段階から配役を想定していた[108][93]

本作品では、ワンシーンだけ登場する知名度のある俳優・タレントが多いのも特徴である[108][93]。金子によれば、自らゴジラへの出演を希望する人物が多く、贅沢な使い方ができたと述べている[108]。また、拘束時間が短かったため、皆楽しんで演じていたという[26]。官房長官役の津川雅彦もその1人であり、さらに当時津川と同じ事務所であった前田愛前田亜季姉妹や笹野高史らも出演が叶うこととなった[108][26]。部隊長役の角田信朗は、バラエティ番組『笑っていいとも!』のコーナー「テレフォンショッキング」へゲスト出演した際にゴジラへの想いを語ったところ、それを観ていた東宝の製作サイドからオファーがあったという[28][109]。民宿の女役の篠原ともえは、当時宇崎と音楽ユニット「篠龍」を組んでおり、宇崎からの誘いで本作品に出演した[53]

撮影

撮影スケジュールの切迫によるポストプロダクションへの負担を軽減するため、ビジュアルエフェクトの松本肇からの提案により合成カット数を300カットに納めることが目指された[76]。これは近年のゴジラシリーズでは大幅に少なく、その分内容を濃いものとしているが、現場でイレギュラーなカットが増え最終的には340カット程度となった[76]

本編班は2001年5月11日にクランクインした[93]。ただし、5月8日には池田湖の実景ロケで大規模なエキストラ撮影も行われている[93]。クランクアップは7月26日[93]

序盤で由里らが妙高山の麓で取材を行うシーンは、JR鳥沢駅付近で5月26日に撮影された[36]池田湖畔で犬をいじめる若者たちのシーンは、西湖で6月6日に撮影された[36]。架空の大田切トンネルは、相模原市の青山トンネルで撮影している[110]

民宿がゴジラに破壊されるシーンでは、窓の内側を本編で撮影し、特撮班で撮影したミニチュアに合成するという手法をとっている[76][80]。合成用のセットは窓枠部分のみ制作された[111]。第8ステージに組まれた民宿の本編セットは、下にスプリングを組んでフォークリフトで持ち上げており、これを落としてゴジラの接近による振動を表現している[58][36]。振動で跳ねるピンポン玉は、床の下からトンカチで叩いている[58]。50年前の大戸島調査団の写真には、第1作『ゴジラ』のスチールを用いている[36]。民宿の女が、ゴジラに襲われて救出されるも再び襲われ死亡するという顛末は、第1作に登場する大戸島の漁師政治をオマージュしている[81]。民宿の女が救出されるシーンでは、手違いにより放射線防護服の衣裳が用意されておらず、撮影所内の有り物を集めて間に合わせている[77]

ゴジラが上陸する焼津港は、第五福竜丸の母港であったことから舞台に選ばれた[27]。漁協組合の窓ガラスが割れるシーンは、セットを組んで撮影している[58][81]。現地での撮影には、エスパルスドリームプラザ、小川漁協などが用いられたほか、一部のシーンは沼津魚市場でも撮影している[110]。ゴジラが上陸するシーンのロングショットは、かんぽの宿焼津から撮影された[110]

本栖警察署の撮影は、都留市文化会館で行われた[59]。バラゴンによって生じる建物のヒビは合成ではなく、ベニヤで造形したものを建物に貼り付けている[58][59]。面会室および留置所部分はセットで撮影された[111][59]

キングギドラが封印されている氷穴は、キングギドラのサイズに合わせるとスタジオに入らないため、本編セットと特撮のミニチュアを合成している[58][112]。本編セットは、壁を移動式とすることで広さを表現しているが[58]、合成を前提としているため床部分は制作していない[59]。自殺志願の男が落ちる穴もセットで撮影された[111]。ミニチュアセットでは、位置確認のため天本や螢らの人形が制作された[38]。ギドラが目覚める際のひび割れは、CGで描写された[75]

大涌谷駅のシーンは、ミニチュア撮影のほか、現地に瓦礫を持ち込んでの撮影も行われた[113]箱根ロープウェイは、撮影に好意的に応じたが、ゴンドラから乗客が落ちる描写は行わないよう要望されたという[113]。大涌谷での撮影初日は、100人規模のエキストラを用意していたが、大雨により中止となった[113]。バラゴンが落下する駐車場のシーンは、現地で撮影したのち、同じエキストラを再招集して東宝スタジオ内でグリーンバック撮影も行い、ミニチュアセットと合成している[75]

負傷した由里が治療を受けた病院のシーンは、八王子中央病院で撮影された[77]。金子のこだわりにより、負傷者は単に包帯を巻くだけではなく、顔や衣服を汚したり血を滲ませるなどしている[77]

横浜のロケでは、当時空き地であった横浜税関前の土地にオープンセットを組んでいる[58][59]。ゴジラに吹き飛ばされる防衛軍兵士は、ブルーバックで撮影された[114][75]

横浜スカイウォークの展望台は第1ステージにセットが制作され、窓側れるシーンはテンパーガラスを実際にセットで割って、新山を合成している[58][115]。清水によれば、現地で撮影するには照明を作業船のクレーンで吊らなければならなかったと述べている[58]。新山は、後ろ向きに落下するのが難しく、自身が高所恐怖症であったことも相まって苦労した旨を語っている[29][115]。終盤の岸辺は、東宝撮影所のプールに本物と同様にコンクリートで制作したテトラポットを組んでいる[出典 54][注釈 50]。ラストシーンは、習志野市茜浜で撮影された[31][115]

立花の回想シーンは、錦糸町にあった精工舎の古い倉庫で撮影しており[86]、道路の舗装を砂で隠している[58]。同シーンに登場する映画『さらばラバウル』のポスターは、東宝宣伝部で保管しているマイクロフィルムから起こしたものである[58]。そのほか、細かな小道具類も昭和20年代のものを再現している[111]

官房長官の会見シーンは、日本青年館で撮影された[31][59]

横浜中華街のシーンは同地での撮影が予定されていたが許可が降りず、鶴見銀座商店街(ベルロードつるみ)で撮影が行われた[31][116]。同じく鶴見の本町商店街では、由里が自転車で走るシーンも撮影している[31][77]。渋滞のシーンなどでは、本間の愛車も撮影に用いている[99]

モスラを見上げる少女のシーンは、八王子駅前ユーロードで撮影された[31][77]。このシーンのエキストラには、本間が知人を介して若い劇団員を起用している[99]。大型扇風機を用いて突風を表現したが、店頭の衣服が路上に飛散し制作側で買い取っている[113]

特撮

特殊美術の三池敏夫によれば、本作品では予算が減額されたがミニチュアの出物の数は増えており、さらにミニチュアを大きくリアルに作ろうという方向性であったため、予算としては破綻していたと述べている[117]。当初は、ゴジラをvsシリーズと同程度の大きさにしようという案も存在したが、当時のミニチュアは現存しておらず、1/50スケールのミニチュアをすべて新造することは難しかったため、前作までのミニチュアを流用できる1/25スケールとなった[出典 55]。それでも、シーンによっては1/10から1/12スケールの大きいミニチュアが用いられている[117][36]。ゴジラに踏み潰される孫の手島の民宿のミニチュアは、瓦1枚まで作り込んだものが制作された[19]。また、平成ガメラシリーズと同様にカメラのフレーム範囲内で組まれたミニチュアセットも多い[119][80][注釈 51]。スタジオでの撮影は、移動ややり取りの手間をなくすため第9スタジオでほとんど行っているが、疑似海底の撮影のみスケジュールの都合により第2スタジオで行われた[117]

特撮班は、2001年5月15日に大涌谷のシーンからクランクインした[119][注釈 52]。第9ステージに組まれた大涌谷のミニチュアセットは、当初は実在しない広場のようなところでゴジラとバラゴンを戦わせる予定であったが、ロケハンで実際の土地を訪れた神谷が特徴的な地形を活かそうと考え、背景を山肌で埋めた高低差のある構造となった[76][121]。1/25スケールでは、スタジオ内で山並みをすべて表現することはできないため、セットにキャスターを設置して移動できるようにし、1カットごとにセットを飾り替えている[出典 56]。予算の都合により、当初の予定から山の数が減っており、発泡スチロールで急増したもので補っている[117]。岩肌から立ち込める白煙は、理髪店で用いられるスチーム器具で発生させている[119]。あおりのカットはオープンセットで撮影された[117]

横浜のシーンの撮影は、7月11日から8月6日にかけて行われた[116]。横浜は、『ゴジラvsモスラ』でも舞台となったため[注釈 53]、本作品では横浜みなとみらい21のミニチュアは制作せず商店街や市街地などが中心となり[114]、後半は海中での戦いとなった[76]。モスラに潰される商店街は、都橋商店街をモデルとしている[31][116]。ランドマークタワーのミニチュアは、1/100スケールで制作された[116]。撮影監督の村川聡は、リアルな夜の街を表現するため実際に暗い場所は暗くし、怪獣には下からフットライトを当てることで巨大感を表現したが、照明部の理解を得るのは難しかったと述べている[113]。山下埠頭のセットは、1/25スケールで大プールに組まれ、ガントリークレーンは『ゴジラ×メガギラス』のものを流用している[116]

海中での戦闘シーンは、第1スタジオでの疑似海底で撮影された[76][79][注釈 54]。浮遊感を出すため怪獣のスーツを人が入ったまま吊っており[79][115]、セッティングもそのまま行わなければならないため、神谷はスーツアクターや操演部には苦労をかけたと述懐している[76]。海上での戦闘シーンは、大プールで昼間に撮影したものをナイトシーンに加工している[115]。崩壊したベイブリッジは、実景の橋を消してマット画を合成している[63]

あいづの5メートルサイズのミニチュアの空撮では、当時日本一の高さまで上げられるクレーン「スカイキング」が用いられ、遠隔操作で地上からカメラを操作している[120]

海中の魚はCGで描写しているが、原潜捜索時はキンメダイ、横浜ではマアジマイワシなど、場所によって種類を描き分けている[63]

クランクアップは8月8日の予定であったが、徹夜の作業を経て実際に撮影が終了したのは翌9日正午であった[93]

平成VSシリーズと平成ガメラシリーズの双方に携わっていた三池は、東宝では予算をかけて人海戦術により短期間で仕上げるという体制であったが、ガメラでは時間をかけてじっくり撮影するという方向性であったと比較している[94]。大涌谷のミニチュアセットでの撮影では、ガメラと同様に1カットごとに飾りかえを行うという手法をとったところ、東宝特美スタッフは撮影開始早々に力尽きてしまったという[94]。また、東宝では絵コンテは画作りの参考程度という扱いであったが、ガメラでは本編・特撮ともコンテ通りであったと証言している[118]。三池は、ガメラ方式は本編と特撮のつながりをしっかりとすることで最大の効果を発揮するが、本作品では準備期間が短かったため、無理があったと述懐している[118]

音楽

音楽は、平成ガメラシリーズも手掛けた大谷幸が担当した[出典 57]

平成ガメラシリーズでは、管弦楽による壮大な楽曲としていたのに対し、本作品では電子楽器を前面に出している[123][125]。当初、大谷は武満徹のような日本的な世界観をイメージしていたが、脚本を読んで合わないと感じ、自身がその前に手掛けていた映画『ショコキ!』と同じテクノ調とした[122]。ガメラシリーズとの類似性を指摘されないよう似通ったフレーズは意図的に排除していった[122]

大谷は、ゴジラと護国聖獣は対立していても想いの根本には共通性があると感じ、各怪獣のテーマの音階をAマイナーで統一し、ゴジラはトロンボーンコントラバスなどの低音、モスラは女声コーラス、キングギドラは男声コーラスといった性格付けを行っている[122][125]。3種類の怪獣のテーマに加え、父娘のテーマもあったため、バラゴンはあえてテーマを設けていない[122]

ゴジラのテーマでは、オーケストラ曲だがあまり複雑にはせず、伊福部昭によるゴジラのテーマのように口ずさめるような楽曲を目指した[125]。大谷は、大涌谷でのゴジラとバラゴンの戦いの映像を観ながら最も合う音楽が自然に出てくるまで作業を繰り返したといい、最終的には5,000種類程度の音色を試作したと述べている[122]

モスラやキングギドラのテーマでのコーラスは、当時桐朋学園大学の作曲科に通っていた大谷の娘を通じて集められた20人の学生による[122]。大谷は、神話を歌うのには経験を積んだプロよりも新鮮で汚れのない声が合っていたと述べている[122]。モスラのテーマでの歌詞は、大和言葉アイヌ語をイメージして、脚本の該当部分を逆さに読んだ意味のない言葉としている[125]

防衛軍のテーマは、ゴジラのテーマ候補として書かれた3曲のうちの1つを流用している[122]マーチらしさを意図してスネアドラムを取り入れている[125]

立花父娘のテーマでは、伊福部のゴジラのテーマをオマージュしている[125]。大谷は、初期の打ち合わせで伊福部のオマージュを取り入れることが許可されなかったため、密かに忍ばせていたが、後年のインタビューで公表する前から類似性を指摘されていた[125]

エンドクレジットでは、伊福部による「ゴジラのテーマ」および「怪獣大戦争マーチ」を使用している[26]。金子は当初からこの定番曲の使用を決めていたと述べている[26]

映像ソフト化

  • VHSは2002年12月21日発売[126]
  • DVDは2002年8月21日発売[126]
    • トールケース版DVDは2008年6月27日発売。
    • 2005年4月22日発売の「GODZILLA FINAL BOX」に収録されている。
    • 2014年5月14日には「ゴジラ60周年記念版」として期間限定の廉価版が発売。
    • 2016年6月15日、東宝DVD名作セレクション版発売。
  • BDは2009年11月20日発売。
    • 2014年6月18日には「ゴジラ60周年記念版」として期間限定の廉価版が発売。

その他

  • 本作品の公開に伴い、当時「ゴジラ」の愛称で親しまれていた松井秀喜が応援メッセージの中で語った「ぜひ来年はゴジラ君と共演したい」[127] という一言により、次作『ゴジラ×メカゴジラ』への出演が決定した[128]
  • テレビ放送は、2002年11月26日にテレビ東京で行われた[126]。テレビサイズ用の編集は金子が手掛けており、テレビ欄などでは「特別編集版」と謳われていた[126]。次作『ゴジラ×メカゴジラ』公開記念に放送されたため、ラストシーンにゴジラの復活を予期させる文字テロップを重ね、『×メカゴジラ』の予告編へとつなげている[126]。ソフト化はされていないが、2016年8月7日にBS日テレ、2019年5月30日にBSテレ東でもこのバージョンが放送された[126]

評価

観客動員数は240万人を記録し[129]、ゴジラミレニアムシリーズ中で最高の動員数となった[93]。興行収入は27億1,000万円(2002年度邦画映画興行収入第3位)を記録した[93]。富山によれば、人気怪獣が登場していたこと、監督が知名度のある金子であったこと、『ハム太郎』の動員に助けられたことなどがヒットした要因として分析され、次作の製作はすぐには決定しなかったと証言している[130]

受賞歴

脚注

注釈

  1. ^ 資料によっては、「109分」と記述している[4]
  2. ^ 作中冒頭の立花の講義では、20世紀末にアメリカで『GODZILLA』と思われる出来事が起きたことが触れられている。
  3. ^ 書籍『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(ソノラマMOOK)では、ファッションに敏感と記述している[25]
  4. ^ 書籍『「ゴジラ検定」公式テキスト』では、ボーイフレンドと記述している[24]
  5. ^ 書籍『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(ソノラマMOOK)では、長髪は「作り物」と記述している[30]
  6. ^ 書籍『ゴジラ大辞典』では、「中佐」と記述している[45]
  7. ^ 基準排水量なのか満載排水量なのかは不明。
  8. ^ 弾頭部に推進式削岩弾D-03搭載可能。
  9. ^ DDHは海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦と同じ表記であり、一般的に駆逐艦に分類される[38]
  10. ^ 資料によっては、後者をあこうの1/60スケールモデルと記述している[62]
  11. ^ 資料によっては、1/1、1/10、1/25と記述している[62]
  12. ^ 宇崎は、動かしているスタッフの想いを一身に背負っている気持ちになったと述べている[52]
  13. ^ 書籍『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(ソノラマMOOK)では「3.652メートル」[61]、書籍『東宝特撮映画大全集』では「3.98メートル」[67]と記述している。
  14. ^ a b 資料によっては、1/10と1/25と記述している[62]
  15. ^ 書籍『「ゴジラ検定」公式テキスト』では、戦闘爆撃機と記述している[24]
  16. ^ 資料によっては、1/15スケールのミニチュアが制作されたと記述している[62]
  17. ^ ミニチュアは、ビーグルにより1/10スケールのものが制作された[62]
  18. ^ ミニチュアは、『ゴジラ2000ミレニアム』で制作されたものを改修している[62]
  19. ^ ミニチュアは、ビーグルにより1/15スケールのものが制作された[62]
  20. ^ ミニチュアは、アップ・アートにより1/25スケールのものが制作された[62]
  21. ^ ミニチュアは、東京造形が制作[79][80]
  22. ^ ミニチュアは、『ゴジラ2000 ミレニアム』のCCIヘリをリペイントしたもの[65]。本作品の仕様のまま、2022年の時点で現存が確認されている[65]
  23. ^ 撮影は実際の車内で行われた[36]
  24. ^ 撮影には、実物とミニチュアが用いられた[81]。前者は、漁港内にブルーバックを張って撮影している[81]
  25. ^ a b c 金子が監督した平成ガメラシリーズにも出演していた[87]
  26. ^ 書籍『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃コンプリーション』では、清水のタクシー運転手と記述している[84]
  27. ^ 書籍『東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』では、おばさんと記述している[82]
  28. ^ 書籍『モスラ映画大全』では本栖警察署署員と記述している[2]
  29. ^ 書籍『東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』ではバラゴンと記念写真の男・女[85]、書籍『モスラ映画大全』では大涌谷の不倫カップル[2]、書籍『東宝特撮映画大全集』では男C、女C[83]と記述している。
  30. ^ 書籍『東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』ではロープウェイのアベック・女[85]、書籍『東宝特撮映画大全集』ではアベックの女[83]と記述している。
  31. ^ 書籍『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃コンプリーション』では、中華街の若者と記述している[84]
  32. ^ 書籍『東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』では、女性住民と記述している[85]
  33. ^ 書籍『東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』では実戦部隊部隊長[85]、書籍『モスラ映画大全』では防衛軍前線指揮官[2]と記述している。
  34. ^ 書籍『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃コンプリーション』では、民宿「鯨見」の宿泊客と記述している[84]
  35. ^ 書籍『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃コンプリーション』では、民宿「鯨見」の宿泊客と記述している[84]
  36. ^ 書籍『モスラ映画大全』では、池田湖の若者と記述している[2]
  37. ^ 書籍『東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』では、管制官と記述している[85]
  38. ^ 金子修介の妻[出典 41]
  39. ^ 書籍『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃コンプリーション』では、鹿児島の姉妹と記述している[84]
  40. ^ 監督助手の清水俊文の大学での後輩であったことから起用され、2人は後に結婚した[77]。現地撮影では録音部が同行していなかったため、後日上京してアフレコを行った[77]
  41. ^ 川北も手塚も、ノンクレジットでのカメオ出演[88]。川北は空軍、手塚は陸軍の将校役[90][23]
  42. ^ 富山は、『ゴジラvsモスラ』(1992年)の製作決定時に立候補してきたのが最初であると証言している[出典 44]。また、富山は『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)の時点で3作目に金子を起用することを心に決めていたと語っている[91]
  43. ^ 富山は、同作品に金子を起用したのは東宝に馴染んでもらう意図があったと述べている[54]
  44. ^ 脚本を担当した長谷川圭一横谷昌宏は、前2作品の問題点として、ゴジラのアイデンティティが明確でなく善悪の立場が不明瞭なため、人類の敵であるはずのゴジラが敵怪獣と戦う時にはゴジラを応援するかたちとなり感情移入がしづらくなっていたことを指摘している[34]。富山は、第1作の製作を務めた田中友幸が存命であったら実現は難しい設定だったであろうと述べている[54]
  45. ^ 金子は、『ウルトラマン』に登場するジャミラに例えている[出典 47]
  46. ^ 金子は変更案が出る前に出席した小学校の同窓会で当時の企画内容を同級生に話したところ、これらの怪獣を知らないと言われ、マイナーな存在であったことを思い知ったという[96][26]
  47. ^ 特殊技術の神谷誠によれば、2000年11月の段階で造形のイメージモデルができており、スーツアクターも内定し、大橋明はアンギラス役の予定であったという[76]
  48. ^ アンギラスは金色の冷凍怪獣、バランは白い体色、バラゴンは高熱の赤い怪獣の設定で、パラゴンとアンギラスの温度差で発生した乱気流をバランが利用してゴジラに滑空突撃を繰り出す予定だった[出典 52]
  49. ^ 第3稿では潜水軍艦[102][103]
  50. ^ 清水は、レンタルするよりも安く出来たと述べている[59]
  51. ^ この手法は「ガメラ方式」とも称されるが[30][80]、同様の撮影自体は前2作でも行っている[120][118]
  52. ^ 資料によっては、「5月17日」と記述している[93]
  53. ^ 金子は、ゴジラが焼津から上陸し箱根を経て向かう場所として必然的に横浜になったと述べている[26]
  54. ^ 書籍『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃コンプリーション』では、第2ステージと記述している[115]

出典

  1. ^ a b c d e 東宝特撮映画大全集 2012, p. 272, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p モスラ映画大全 2011, pp. 146–147, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』」
  3. ^ a b c キャラクター大全 2014, p. 167, 「東宝特撮映画リストACT.4」
  4. ^ a b c 池田憲章 2014, p. 222, 「東宝ゴジラ映画リスト」
  5. ^ a b c d e f GODZILLA60 2014, p. 76, 文 小川秀樹「ゴジラシリーズ全作品徹底解説」
  6. ^ a b c d e f g 超常識 2016, pp. 172–174, 「ゴジラに挑むヤマトの聖獣たち ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」
  7. ^ a b c d Walker 2016, p. 77, 「シリーズ全28作+3作ガイド」
  8. ^ a b c d e f g h 解体全書 2016, p. 157, 文 秋田英夫「巻末特集 全ゴジラ映画総解説」
  9. ^ a b c d e ゴジラ検定 2018, pp. 120–121, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
  10. ^ a b c d 大辞典 2014, pp. 362–363, 「作品紹介 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
  11. ^ 2002年(平成14年)興収10億円以上番組” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2016年7月31日閲覧。
  12. ^ 大辞典 2014, pp. 20–21, 「この辞典の使い方」
  13. ^ GMKコンプリーション 2022, p. 3, 「CONTENTS」
  14. ^ a b GTOM vol.0 2022, p. 16, 「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」
  15. ^ キャラクター大全 2014, p. 155.
  16. ^ a b c d e f g 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, pp. 110–111, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
  17. ^ a b 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、147頁、雑誌コード:01843-05。 
  18. ^ a b c d 超全集 2002, pp. 40–42, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃完全攻略 金子修介監督インタビュー」
  19. ^ a b ソノラマMOOK 2002, p. 20, 「メイキング・グラフィティ 孫の手島」
  20. ^ a b c 東宝特撮映画大全集 2012, p. 275, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』撮影秘話/川北監督に訊く」
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 超全集 2002, p. 45, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃人名鑑」
  22. ^ a b c d 大辞典 2014, p. 181, 「た 立花泰三/立花由里」
  23. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y ソノラマMOOK 2002, pp. 37–39, 「キャラクターズ&スーツアクターズ」
  24. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y ゴジラ検定 2018, p. 122, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 登場人物相関図/登場兵器」
  25. ^ a b c ソノラマMOOK 2002, pp. 40–43, 「立花由里グラフィティ」
  26. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q GMKコンプリーション 2022, pp. 73–75, 「金子修介インタビュー」
  27. ^ a b c d e f g h 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 10–11, 「[インタビュー] 金子修介」
  28. ^ a b c d e f g ソノラマMOOK 2002, pp. 64–68, 「メインキャスト13名インタビュー」
  29. ^ a b c d e f g 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 24–25, 「[インタビュー] 新山千春」
  30. ^ a b c d e f g h i ソノラマMOOK 2002, pp. 90–91, 「エンサイクロペディア・オブ・GMK」
  31. ^ a b c d e f g h i j k ソノラマMOOK 2002, pp. 56–63, 取材・文・写真・構成 斉藤守彦「GMKバトルダイアリーズ」
  32. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p ソノラマMOOK 2002, pp. 52–55, 「GMK誕生前夜 企画からクランク・インまで」
  33. ^ a b 大辞典 2014, pp. 179–180, 「た 武田光秋」
  34. ^ a b c d e ソノラマMOOK 2002, pp. 74–78, 「脚本長谷川圭一 横谷昌宏ロングインタビュー」
  35. ^ a b c 大辞典 2014, p. 74, 「か 門倉春樹」
  36. ^ a b c d e f g h GMKコンプリーション 2022, pp. 18–19, 「シーンメイキング 1 大いなる脅威の前兆」
  37. ^ a b 大辞典 2014, p. 52, 「え 江森久美」
  38. ^ a b c d e f g ソノラマMOOK 2002, p. 89, 「エンサイクロペディア・オブ・GMK」
  39. ^ a b 大辞典 2014, p. 265, 「み 三雲勝将」
  40. ^ a b c 大辞典 2014, p. 234, 「ひ 日野垣真人」
  41. ^ a b 大辞典 2014, pp. 235–236, 「ひ 広瀬裕」
  42. ^ a b c d e f g h ソノラマMOOK 2002, p. 94, 「エンサイクロペディア・オブ・GMK」
  43. ^ a b GMKコンプリーション 2022, pp. 14–15, 「キャストインタビュー 渡辺裕之」
  44. ^ a b c 大辞典 2014, p. 263, 「ま 丸尾淳」
  45. ^ a b c 大辞典 2014, pp. 124–125, 「こ 小早川時彦」
  46. ^ a b c 大辞典 2014, p. 269, 「み 宮下」
  47. ^ a b c 大辞典 2014, p. 130, 「さ 崎田」
  48. ^ a b c 大辞典 2014, p. 35, 「い 伊佐山善利」
  49. ^ a b モスラ映画大全 2011, p. 149, 文・ノーマン・イングランド 訳・高橋ヨシキ「インタビュー 美術 三池敏夫」
  50. ^ a b c ソノラマMOOK 2002, pp. 92–93, 「エンサイクロペディア・オブ・GMK」
  51. ^ オーディオコメンタリーでの金子修介の発言による[要文献特定詳細情報]
  52. ^ a b c 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 26–27, 「[インタビュー] 宇崎竜童」
  53. ^ a b c GMKコンプリーション 2022, pp. 12–13, 「キャストインタビュー 宇崎竜童」
  54. ^ a b c d e f g h GMKコンプリーション 2022, pp. 70–71, 「富山省吾インタビュー」
  55. ^ a b c 大辞典 2014, p. 22, 「あ あいづ」
  56. ^ a b c d e f g h i j k 超全集 2002, pp. 18–19, 「キャラクター図鑑 防衛軍のメカ」
  57. ^ 大辞典 2014, p. 26, 「あ あこう」
  58. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 32–33, 「[インタビュー] 清水剛」
  59. ^ a b c d e f g h i j k l m n o GMKコンプリーション 2022, pp. 46–48, 「アートワークス 美術デザイン」
  60. ^ a b c d e f 東宝特撮メカニック大全 2003, pp. 276–277, 「2000s 大鵬/あいづ/あこう」
  61. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u ソノラマMOOK 2002, pp. 44–46, 「メカニック・グラフィティ」
  62. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t GMKコンプリーション 2022, pp. 42–45, 「メカニック造形メイキング」
  63. ^ a b c d 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 44–47, 「[インタビュー] CG合成スタッフ」
  64. ^ a b 超全集 2002, p. 70, 「MAKING OF ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 視覚効果」
  65. ^ a b c d GMKコンプリーション 2022, pp. 152–153, 「聖戦の鼓動」
  66. ^ a b c d e f g h 東宝特撮メカニック大全 2003, pp. 272–275, 「2000s 特殊潜航艇さつま」
  67. ^ a b c d e f g h i 東宝特撮映画大全集 2012, p. 274, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』怪獣図鑑/兵器図録/資料館」
  68. ^ a b c 大辞典 2014, p. 132, 「さ さつま」
  69. ^ a b c d e オール東宝メカニック大図鑑 2018, p. 256, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』」
  70. ^ a b 超全集 2002, pp. 38–39, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃完全攻略 金子修介監督インタビュー」
  71. ^ GMKコンプリーション 2022, p. 147, 「聖戦の鼓動」
  72. ^ a b 大辞典 2014, p. 177, 「た 大鵬」
  73. ^ a b c オール東宝メカニック大図鑑 2018, p. 255, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』大鵬」
  74. ^ a b 東宝特撮メカニック大全 2003, p. 275, 「2000s D-03」
  75. ^ a b c d e f GMKコンプリーション 2022, pp. 52–53, 「視覚効果メイキング」
  76. ^ a b c d e f g h i j k l 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 12–13, 「[インタビュー] 神谷誠」
  77. ^ a b c d e f g h i GMKコンプリーション 2022, pp. 26–27, 「シーンメイキング 5 ゴジラ対防衛空軍戦闘機隊」
  78. ^ 大辞典 2014, pp. 46–47, 「え SH-60Jシーホーク」
  79. ^ a b c ソノラマMOOK 2002, pp. 30–31, 「メイキング・グラフィティ 横浜湾海底」
  80. ^ a b c d e GMKコンプリーション 2022, pp. 49–51, 「アートワークス 特撮美術デザイン」
  81. ^ a b c d e GMKコンプリーション 2022, pp. 22–23, 「シーンメイキング 3 ゴジラ上陸!大涌谷の前哨戦1」
  82. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 6–7
  83. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 東宝特撮映画大全集 2012, p. 273, 「『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』作品解説/俳優名鑑」
  84. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw GMKコンプリーション 2022, pp. 139–140, 「作品データ&撮影スケジュール」
  85. ^ a b c d e f g h i j k 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, p. 17
  86. ^ a b GMKコンプリーション 2022, pp. 20–21, 「シーンメイキング 2 樹海の氷結 本栖署の惨事!」
  87. ^ 超全集 2002, p. 39-40.
  88. ^ a b c ソノラマMOOK 2002, pp. 33–36, 「金子組 メイキング・グラフィティ」
  89. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012, p. 144, 「平成ゴジラバーニング・コラム No.006 川北監督を探せ!」
  90. ^ オーディオコメンタリーでの金子修介と倉敷保雄の発言より[要文献特定詳細情報]
  91. ^ a b c d 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, p. 9, 「[インタビュー] 富山省吾」
  92. ^ 超全集 2002, p. 2, 富山省吾「世紀を越えて「金子ゴジラ」は誕生した。」
  93. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r GMKコンプリーション 2022, pp. 65–69, 「新たな世界観と人気怪獣たちの壮絶バトル」
  94. ^ a b c d モスラ映画大全 2011, p. 148, 聞き手・中村哲「インタビュー 美術 三池敏夫」
  95. ^ a b c d e f g h i j バトル・オブ・キングギドラ 2020, pp. 62–64, 「金子修介インタビュー」
  96. ^ a b c d e f g 超全集 2002, pp. 33–34, 36, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃完全攻略 金子修介監督インタビュー」
  97. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012, p. 156, 「平成ゴジラバーニング・コラム NO.021 復活しそこねたアンギラス」
  98. ^ 松本治人 (2014年3月13日). “クールジャパンの先駆者 キングギドラが見たニッポン”. NIKKEI STYLE. 2016年2月21日閲覧。
  99. ^ a b c d e f GMKコンプリーション 2022, p. 72, 「本間英行インタビュー」
  100. ^ a b c d e GMKコンプリーション 2022, pp. 78–79, 「長谷川圭一インタビュー」
  101. ^ DVDブックレット
  102. ^ a b c 超全集 2002, p. 35, 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃完全攻略 Gプロットの変遷」
  103. ^ a b c d GMKコンプリーション 2022, pp. 83–86, 「シナリオ&プロット 初期プロット」
  104. ^ モスラ映画大全 2011, pp. 16–17, 文・金子修介「モスラへの思いを遂げる日」
  105. ^ 大きなゴジラと小さなハム太郎2大ヒーローがスクリーンで夢の共演!!”. 東宝. 2016年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月28日閲覧。
  106. ^ a b GMKコンプリーション 2022, pp. 76–77, 「神谷誠インタビュー」
  107. ^ 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2003, pp. 10–11, 「[インタビュー] 手塚昌明」
  108. ^ a b c d ソノラマMOOK 2002, pp. 69–73, 「金子修介監督×大久保賢一(映画評論家)対談」
  109. ^ GMKコンプリーション 2022, pp. 16–17, 「キャストインタビュー 角田信朗」
  110. ^ a b c GMKコンプリーション 2022, pp. 57–59, 「GMK総攻撃 被害地ガイド」
  111. ^ a b c d 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 28–29, 「BEHIND the SCENE」
  112. ^ ソノラマMOOK 2002, p. 25, 「メイキング・グラフィティ 富士樹海地下氷穴」
  113. ^ a b c d e GMKコンプリーション 2022, pp. 24–25, 「シーンメイキング 4 箱根・大涌谷の前哨戦2」
  114. ^ a b c ソノラマMOOK 2002, pp. 26–29, 「メイキング・グラフィティ 横浜市街地・ベイエリア一帯」
  115. ^ a b c d e f GMKコンプリーション 2022, pp. 30–31, 「シーンメイキング 7 横浜での最終決戦2 ゴジラは死なず」
  116. ^ a b c d e GMKコンプリーション 2022, pp. 28–29, 「シーンメイキング 6 横浜での最終決戦1」
  117. ^ a b c d e f g 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 34–35, 「[インタビュー] 三池敏夫」
  118. ^ a b c d ソノラマMOOK 2002, pp. 84–85, 「特殊技術・美術 三池敏夫インタビュー」
  119. ^ a b c ソノラマMOOK 2002, pp. 21–23, 「メイキング・グラフィティ 大涌谷」
  120. ^ a b ソノラマMOOK 2002, pp. 82–83, 「特殊技術・撮影 村川聡インタビュー」
  121. ^ a b ソノラマMOOK 2002, pp. 86–88, 「特撮美術プロダクション・デザイン」
  122. ^ a b c d e f g h i 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2001, pp. 14–15, 「[インタビュー] 大谷幸」
  123. ^ a b 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2005, pp. 45–46, 小林淳「ゴジラ映画音楽史小論」
  124. ^ ソノラマMOOK 2002, p. 79, 「大谷幸 GMK音楽録音実況レポート」
  125. ^ a b c d e f g GMKコンプリーション 2022, p. 80, 「大谷幸インタビュー」
  126. ^ a b c d e f GMKコンプリーション 2022, pp. 60–64, 「DIGITAL HJ コラム式調査報告」
  127. ^ 松井選手もエール! 完成「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」”. 東宝. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月28日閲覧。
  128. ^ 松井秀喜選手が出演!「ゴジラ×メカゴジラ」”. 東宝. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月28日閲覧。
  129. ^ 「ゴジラ映画観客動員数 1954(昭和29) - 2002(平成14)年」『平成ゴジラ大全 1984-1995』編著 白石雅彦、スーパーバイザー 富山省吾双葉社〈双葉社の大全シリーズ〉、2003年1月20日、25頁。ISBN 4-575-29505-1 
  130. ^ 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 2003, p. 09, 「[インタビュー] 富山省吾」

出典(リンク)

参考文献

  • 東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION(東宝
    • 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION〉、2001年12月15日。ISBN 4-924609-80-3 
    • 『ゴジラ×メカゴジラ 2003』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION〉、2003年1月25日。ISBN 4-924609-83-8 
    • 『GODZILLA FINAL WARS』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズ SPECIAL EDITION〉、2005年1月25日。ISBN 4-924609-89-7 
  • 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃超全集』構成 間宮“TAKI”尚彦、小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、2002年1月10日。ISBN 978-4-09-101481-8 
  • 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2002年1月10日。62470-15。 
  • 『東宝特撮メカニック大全1954-2003』監修 川北紘一新紀元社、2003年4月10日。ISBN 978-4-7753-0142-5 
  • 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝洋泉社
    • 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2 
    • 『別冊映画秘宝 オール東宝メカニック大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2018年6月14日。ISBN 978-4-8003-1461-1 
  • 『平成ゴジラパーフェクション』監修:川北紘一、アスキー・メディアワークス〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2012年2月10日。ISBN 978-4-04-886119-9 
  • 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2 
  • 講談社 編『キャラクター大全 ゴジラ 東宝特撮映画全史』講談社、2014年7月15日。ISBN 978-4-06-219004-6 
  • 『東宝特撮全怪獣図鑑』小学館、2014年7月28日。ISBN 978-4-09-682090-2 
  • 池田憲章『怪獣博士の白熱講座 ゴジラ99の真実ホント徳間書店、2014年7月31日。ISBN 978-4-19-863838-2 
  • 『ゴジラ大辞典【新装版】』野村宏平 編著、笠倉出版社、2014年8月7日。ISBN 978-4-7730-8725-3 
  • 『ゴジラ徹底研究 GODZILLA GODZILLA60:COMPLETE GUIDE』マガジンハウス〈MAGAZINE HOUSE MOOK〉、2014年9月5日。ISBN 978-4-8387-8944-3 
  • 『ゴジラの超常識』[協力] 東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN 978-4-575-31156-3 
  • 『シン・ゴジラWalker [怪獣王 新たなる伝説]』KADOKAWA、2016年8月6日。ISBN 978-4-04-895632-1 
  • 『ゴジラ解体全書』宝島社〈TJ MOOK〉、2016年8月15日(原著2014年7月26日)。ISBN 978-4-8002-5699-7 
  • 『「ゴジラ検定」公式テキスト』監修 東宝株式会社/協力 東宝 ゴジラ戦略会議、宝島社、2018年11月3日。ISBN 978-4-8002-8860-8 
  • 『バトル・オブ・キングギドラ』双葉社〈双葉社スーパームック〉、2020年6月4日。ISBN 978-4-575-45842-8 
  • 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 コンプリーション』ホビージャパン、2022年3月31日。ISBN 978-4-7986-2779-3 
  • 講談社 編『ゴジラ&東宝特撮 OFFICIAL MOOK』 vol.0《ゴジラ&東宝特撮作品 総選挙》、講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2022年12月21日。ISBN 978-4-06-530223-1 

外部リンク

{{bottomLinkPreText}} {{bottomLinkText}}
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
Listen to this article

This browser is not supported by Wikiwand :(
Wikiwand requires a browser with modern capabilities in order to provide you with the best reading experience.
Please download and use one of the following browsers:

This article was just edited, click to reload
This article has been deleted on Wikipedia (Why?)

Back to homepage

Please click Add in the dialog above
Please click Allow in the top-left corner,
then click Install Now in the dialog
Please click Open in the download dialog,
then click Install
Please click the "Downloads" icon in the Safari toolbar, open the first download in the list,
then click Install
{{::$root.activation.text}}

Install Wikiwand

Install on Chrome Install on Firefox
Don't forget to rate us

Tell your friends about Wikiwand!

Gmail Facebook Twitter Link

Enjoying Wikiwand?

Tell your friends and spread the love:
Share on Gmail Share on Facebook Share on Twitter Share on Buffer

Our magic isn't perfect

You can help our automatic cover photo selection by reporting an unsuitable photo.

This photo is visually disturbing This photo is not a good choice

Thank you for helping!


Your input will affect cover photo selection, along with input from other users.

X

Get ready for Wikiwand 2.0 🎉! the new version arrives on September 1st! Don't want to wait?