WADA-Q（わだきゅー、本名：和田 久（わだ ひさし）、1962年6月7日 - ）は、日本のレーシングドライバー。

• 出身：岐阜県郡上市
• 血液型：O型
• 愛車：日産・スカイラインGT-R（R34）

1984年に鈴鹿サーキットで行われる鈴鹿シルバーカップレースNSクラスでレースデビュー。1987年にはFJ1600に参戦し、鈴鹿B・西日本Aの2シリーズでチャンピオンを獲得した。

1989年より全日本F3選手権に本格的に参戦を開始し、1990年には開幕戦から服部尚貴とのデッドヒートと共にチャンピオン争いまで繰り広げた。1991年には全日本F3000選手権にステップアップ。同年からは全日本ツーリングカー選手権にも参戦を開始した（～1992年）。

1990年あたりにカプコンからスポンサードを受けていたが、1994年にはバブル崩壊の余波を受けてカプコンがスポンサードから撤退と共に全日本F3000から撤退を余儀なくされる。しかし同年からN1耐久シリーズ（現・スーパー耐久）に参戦を開始し、1995年にはシリーズチャンピオンを獲得。1997年からは全日本GT選手権・GT500クラスにランボルギーニ・ディアブロで参戦したが、トヨタ・日産・ホンダの3大ワークスがぶつかり合う中でプライベーターのWADA-Qらは苦戦を強いられた。

2000年・2001年の2年間はランボルギーニによる参戦を休止し、全日本GT選手権ではGT300クラスにポルシェで参戦していたが、2002年には新型のランボルギーニ・ディアブロが登場したのを受けGT500クラスに復帰。2004年からは車種を同じくランボルギーニのムルシエラゴに変更して参戦した。2006年からは再びGT300クラスで参戦、2007年からはガヤルドでSUPER GTに参戦した。2010年よりヴィーマック・350Rに変更して参戦していたがレギュレーション変更により2013年よりメルセデス・ベンツ・SLS AMG GT3で参戦している。

また2005年からはスーパー耐久シリーズにも三菱・ランサーエボリューションVIIIで参戦していた。

キャリア当初は本名で活動していた。2003年から自身のニックネームであるWADA-Qという名前で登録していたが、2006年には再び本名の和田久に戻している。

年	チーム	シャーシ/エンジン	予選	レース1	レース2	総合順位
1990年	カプコンレーシング	ラルト・RT34 / 無限・MF204	23位	21位	10位	9位

• WadaQ web