下茶屋町
町名
国	日本
都道府県	愛知県
市	名古屋市
行政区	中区
町名制定	1871年（明治4年）9月29日[1]
町名廃止	1977年（昭和52年）5月8日[2]
等時帯	UTC+9 (日本標準時)
市外局番	052[3]
ナンバープレート	名古屋[4]

下茶屋町（しもちゃやまち）は、愛知県名古屋市中区の地名。

歴史

町名の由来

真宗大谷派名古屋別院の門前町にあたり、享保年間に遊廓（茶屋）が成立したことに由来する^[5]。明治に至って、名古屋城下碁盤割に所在する茶屋町と区別するために下茶屋町と改称した^[5]。

沿革

• 1871年（明治4年）9月29日 - 愛知郡下茶屋町となる^[1]。『なごやの町名』は、茶屋町・小栗街道・東輪寺門前により成立したとする^[2]。
• 1874年（明治7年）11月 - 東本願寺別院に愛知県庁が移転する（2代目）^[6]。
• 1878年（明治11年）
  • 6月 - 愛知県庁は南久屋町に庁舎を新築し、移転する^[6]。
  • 12月20日 - 名古屋区成立に伴い、同区下茶屋町となる^[2]。
• 1889年（明治22年）10月1日 - 名古屋市成立に伴い、同市下茶屋町となる^[2]。
• 1908年（明治41年）4月1日 - 中区成立に伴い、同区下茶屋町となる^[1]。
• 1974年（昭和49年）5月11日 - 住居表示実施に伴い、大井町・橘二丁目・松原三丁目に編入される^[1]。
• 1977年（昭和52年）5月8日 - 正木一丁目・伊勢山一丁目・古渡町の各一部に編入され消滅^[2]。

脚注

参考文献

• 福岡清彦『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年。 
• 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。 
• 名古屋市教育委員会 編『名古屋の史跡と文化財（新訂版）』（第二版）名古屋市教育委員会、1991年10月31日。全国書誌番号:92011448。 

関連項目

• 名古屋市の地名

表 話 編 歴 名古屋市中区の町名
葵☆■ 伊勢山☆■ 岩井通★ 大井町☆■ 大須☆■ 金山☆■ 金山町☆ 上堀川町★ 上前津☆■ 木挽町★ 栄☆■ 三の丸☆■ 下堀川町★ 新尾頭★ 新栄町■ 新栄☆■ 橘☆■ 千代田☆■ 天王崎町★ 長畝町★ 錦（錦三丁目）☆■ 西洲崎町★ 二の丸☆■ 東桜☆■ 東古渡町★ 富士見町☆■ 古渡町☆■ 平和☆■ 本丸☆■ 正木町★ 正木☆■ 松原☆■ 丸の内☆■ 南外堀町★ 門前町☆■
註	☆ - 住居表示実施地域 / ★ - 道路・河川・鉄道等用地のみ / ■ - ウィキメディア・コモンズカテゴリ有
旧町名	あ行 青木町 朝日町 吾妻町 飴屋町 伊倉町 伊勢町 伊勢山町 池田町 和泉町 板橋町 入江町 岩井町 岩井通 鶯谷町 梅枝町 梅川町 梅園町 裏門前町 永楽町 榎町 蛭子町 老松町 王子町 大池町 大坂町 大清水町 大津町 奥田町 桶屋町 小田原町 音羽町 か行 神楽町 梶川町 春日町 葛町 金沢町 金山町 蒲焼町 上園町 上長者町 上日置町 上前津町 菊里町 京町 車町 車道町 車道東町 桑名町 小市場町 御器所町 小林町 木挽町 呉服町 米浜町 さ行 材木町 栄町 桜田町 桜町 七間町 七番町 七本松町 東雲町 島田町 下奥田町 下園町 下茶屋町 下長者町 下日置町 下堀川町 下前津町 白川町 十四番町 春庵横町 城代町 新柳町 末広町 菅原町 住吉町 関鍛冶町 園井町 た行 宝町 橘町 辰巳町 竪三ツ蔵町 玉屋町 千種町 千郷町 千早町 茶屋町 塚越町 月見町 鶴重町 鶴舞町 鉄砲町 天王町 天王崎町 伝馬町 東陽町 常盤町 研屋町 富岡町 富沢町 な行 中市場町 長畝町 長岡町 長島町 中ノ町 流川町 流町 七曲町 波寄町 西魚町 西裏町 西角町 西川端町 西瓦町 西境町 西新町 西菅原町 西塚町 西白山町 西松枝町 西万町 西脇町 根津町 は行 白山町 葉場町 旅籠町 花園町 針屋町 東魚町 東片町 東角町 東川端町 東瓦町 東桜町 東新町 東洲崎町 東橘町 東田町 東袋町 東万町 東本重町 久屋町 日出町 広小路通 袋町 伏見町 不二見町 古郷町 古沢町 本町 ま行 前津小林 前塚町 松枝町 松島町 松元町 丸田町 三田町 三輪町 皆戸町 御幸本町通 南伊勢町 南大津町 南大津通 南小川町 南鍛冶屋町 南瓦町 南桑名町 南呉服町 南新町 南外堀町 南園町 南辰巳町 南長島町 南久屋町 南伏見町 南武平町 宮町 宮前町 向田町 本重町 元田町 や行 八百屋町 矢場町 役割町 薮田町 養老町 横三ツ蔵町 わ行 若松町
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