鹿篭駅
鹿篭駅 | |
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かご Kago | |
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所在地 | 鹿児島県枕崎市 |
所属事業者 | 鹿児島交通 |
所属路線 | 枕崎線 |
キロ程 | 47.4 km(伊集院起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)3月10日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)3月17日 |
鹿篭駅(かごえき)は、かつて鹿児島県枕崎市にあった鹿児島交通枕崎線(南薩鉄道)の駅(廃駅)である。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)3月10日 - 枕崎線の枕崎延伸と同時に開業。
- 1949年(昭和24年)に鹿児島県から東京へ初めての黒豚の出荷が行われた。東京に送られた黒豚は、美味さと品質の良さから瞬く間に称賛を浴び、貨車に鹿籠駅の車票が付いていた事から「鹿籠豚」と呼ばれた。日本初の豚肉のブランドである[1][2]。
- 1963年(昭和38年)9月13日 - 無人駅化。
- 1984年(昭和59年)3月17日 - 同線廃線と共に廃止。
廃止後の現状
[編集]2009年(平成21年)5月現在、駅跡地は更地となっている。
隣の駅
[編集]駅跡周辺
[編集]- 桜之城跡 - 薩州島津氏がこの地方を支配した長禄3年から天文7年の間に築城され、島津秀久、島津尚久、喜入季久が居城とした[3]。
- 喜入氏累代の墓 - 天正6年に鹿籠の領主となった喜入氏五代季久から、明治2年版籍を奉還した十九代久博までの墓所。枕崎市桜山本町。[4]
- 枕崎市立桜山小学校 - 薩摩藩の元郷学
- 枕崎市立桜山中学校
出典
[編集]- ^ 若林良和「鹿児島県枕崎市におけるカツオの産業と文化〈1〉-「ぎょしょく」をもとにした地域モノグラフ(3)-」(PDF)『愛媛大学社会共創学部紀要』第4巻第2号、2020年、7-26頁。
- ^ 「南風やさしく、ひとあし早い南薩の旅」(PDF)『広報誌「グラフかごしま」』vol.504(平成27年1月号)、鹿児島県、2015年、2022年3月21日閲覧。
- ^ 桜之城跡(さくらのじょうあと)枕崎市
- ^ 市指定文化財「喜入氏累代の墓」枕崎市観光協会
関連項目
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