髙坂 美惠子（たかさか みえこ、1951年 - ）は、日本の女子陸上競技選手。兵庫県津名郡広石村（現・洲本市五色町広石）出身。専門はやり投げ。

兵庫県立三原高等学校、日本体育大学卒。1973年にマニラで開催されたアジア陸上競技選手権大会で優勝、翌年のテヘランで開催されたアジア競技大会でも準優勝している。日本陸上競技選手権大会では1972年、73年、75年に優勝している。

元神戸学院大学の経営学部の教授。

• 1966年、1968年 全国高校総合体育大会 2度 勝優
• 第23回、第27回、第29回、第30回 国民体育大会 4度　優勝
• 第38回、第39回、第40回、第41回 全日本学生選手大会 4度　優勝
• 第54回、第56回、第57回、第59回 全日本選手権大会 4度　優勝
• 1972年　第4回 関東学生対東日本実業団大会 優勝 （日本記録樹立）
• 1974年　第9回 全日本女子大会 優勝　（日本記録樹立）
• 1974年　第29回国民体育大会 優勝　（日本新記録樹立）

• 1969年 第1回太平洋沿岸五カ国大会 優勝　（大阪、長居）
• 1973年 第1回アジア親善陸上大会 優勝　（韓国、ソウル）
• 1973年 第1回アジア陸上選手権大会 優勝　（フィリピン、マニラ）
• 1973年 ユニバーシアードモスクワ大会 6位　（ソ連、モスクワ）
• 1973年 第2回太平洋沿岸五カ国大会・本大会 2位　（カナダ、トロント）
• 　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　・地方大会 2位　（カナダ、オタワ）
• 　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　・地方大会 優勝　（カナダ、モントリオール）
• 　　　　　　　　　　　　〃　　　　　　・地方大会 優勝　（カナダ、ビクトリア）　日本タイ記録樹立
• 1974年 第7回アジア大会 2位　（イラン、テヘラン）
• 1975年 第1回日中陸上大会 優勝　（日本、東京）
• 1975年 ニュージーランド国際選抜陸上大会 3位　（ニュージーランド、クライストチャーチ）
• 1976年 モントリオールオリンピック標準記録突破、候補選手となる。織田幹夫（早稲田大学名誉教授、アムステルダムオリンピック三段跳び金メダリスト）を学識経験コーチとし指導を受ける。その後、右膝半月板を損傷し手術。現役を引退する。

• J-GLOBAL - 髙坂 美惠子 【研究者】

表 話 編 歴 日本陸上競技選手権大会 女子やり投優勝者
1920年代	29 吉田艶子
1930年代	30 吉田艶子 31 真保正子 32 真保正子 33 真保正子 34 山本定子 35 山本定子 36 矢田香子 37 矢田香子 38 矢田香子 39 矢田香子
1940年代	40 矢田香子 42 鳥井弘子 46 真保正子 47 鳥井弘子 48 山本定子 49 山本定子
1950年代	50 加藤美代子 54 栗原明子 55 阿部藤江 56 阿部藤江 57 志田順子 58 志田順子 59 志田順子
1960年代	60 阿部藤江 61 高倉弘子 62 佐藤弘子 63 A.ゲルハルツ（英語版） 64 沖よし江 65 並川みどり 66 線崎幸子 67 片山美佐子 68 原咲子 69 森田信子
1970年代	70 原咲子 71 藤居満代 72 高坂美恵子 73 高坂美恵子 74 明貝恵子 75 高坂美恵子 76 明貝恵子 77 明貝恵子 78 渋沢奈保美 79 渋沢奈保美
1980年代	80 渋沢奈保美 81 松井江美 82 松井江美 83 松井江美 84 松井江美 85 山本久美 86 松井江美 87 松井江美 88 松井江美 89 張麗
1990年代	90 松井江美 91 宮島秋子 92 宮島秋子 93 宮島秋子 94 宮島秋子 95 小島裕子 96 三宅貴子 97 三宅貴子 98 山本晴美 99 芝野弥生
2000年代	00 三宅貴子 01 三宅貴子 02 三宅貴子 03 三宅貴子 04 山本晴美 05 山本晴美 06 海老原有希 07 吉田恵美可 08 海老原有希 09 海老原有希
2010年代	10 海老原有希 11 宮下梨沙 12 海老原有希 13 海老原有希 14 海老原有希 15 海老原有希 16 宮下梨沙 17 海老原有希 18 斉藤真理菜 19 北口榛花（63m68）*
2020年代	20 佐藤友佳 21 北口榛花 22 北口榛花 23 斉藤真理菜 24 北口榛花
*は大会記録 走高跳 棒高跳 走幅跳 三段跳 砲丸投 円盤投 ハンマー投 やり投