負けヒロインが多すぎる!
負けヒロインが多すぎる! | |||
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ジャンル | 青春[1]、ラブコメ[2] | ||
小説 | |||
著者 | 雨森たきび | ||
イラスト | いみぎむる | ||
出版社 | 小学館 | ||
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レーベル | ガガガ文庫 | ||
刊行期間 | 2021年7月21日 - | ||
巻数 | 既刊8巻(本編7巻+短編集1巻) (2024年7月現在) | ||
漫画 | |||
原作・原案など | 雨森たきび(原作) いみぎむる(キャラクター原案) | ||
作画 | いたち | ||
出版社 | 小学館 | ||
掲載サイト | マンガワン・裏サンデー | ||
レーベル | 裏少年サンデーコミックス | ||
発表期間 | 2022年4月29日 - | ||
巻数 | 既刊3巻(2024年8月現在) | ||
アニメ | |||
原作 | 雨森たきび | ||
監督 | 北村翔太郎 | ||
シリーズ構成 | 横谷昌宏 | ||
キャラクターデザイン | 川上哲也 | ||
音楽 | うたたね歌菜 | ||
アニメーション制作 | A-1 Pictures | ||
製作 | マケイン応援委員会 | ||
放送局 | TOKYO MXほか | ||
放送期間 | 2024年7月14日 - | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ | ||
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
『負けヒロインが多すぎる!』(まけヒロインがおおすぎる)は、雨森たきびによる日本のライトノベル。イラストはいみぎむるが担当している。ガガガ文庫(小学館)にて2021年7月から刊行されている。略称は「マケイン」[3][注 1]。第15回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作(受賞時のタイトルは「俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうか」)[1]。セブンシーズ・エンターテインメントより本作の英語版が2024年8月から刊行予定となっている[5]。
メディアミックスとして、『マンガワン』(小学館)にていたちによるコミカライズの連載が2022年4月29日から開始されており[6]、同年5月6日からは『裏サンデー』(同)でも連載されている[7]。2023年9月からオーディオブック版がデータ販売されている[8][9]。2023年12月にテレビアニメ化が発表され[10]、2024年7月から放送中[1]。
あらすじ
[編集]自称「背景キャラ」の温水和彦は、ある日偶然クラスの人気女子・八奈見杏菜が同級生で幼馴染の男子生徒に振られている現場を目撃してしまう。それ以降、和彦は杏菜を含めた複数の負けヒロインたちと関わっていくこととなる。
登場人物
[編集]声の項はオーディオブック版 / テレビアニメ版の声優。声優が1人の場合は原則テレビアニメ版を指す。
ツワブキ高校
[編集]文芸部員
[編集]温水和彦 ()- 声 - 鵜澤正太郎 [8] / 梅田修一朗[11]
- 本作の主人公で高校1年生の男子生徒[12]。友達はおらず、達観した性格をしている[13]。ライトノベル好きのオタクでもある[14]。
- キャラクター設定
- 本作の応募原稿時の時点では現状より少しなよなよした性格だったが、書籍化に伴い雨森曰く「メンタルを安定させて筋の通った気の利かない性格」に変更されている[13]。
八奈見杏菜 ()- 声 - 本泉莉奈[8] / 遠野ひかる[11]
- 本作の負けヒロインの一人[15]。和彦のクラスメイトであり、容姿が良いことからクラスでも人気がある[16]。明るく、愛嬌のある性格をしているが、少し抜けた一面もある[11]。また、かなりの食いしん坊でもある[11]。
- キャラクター設定
- 雨森は杏菜を「メインの負けヒロイン[注 2]」に位置付けしており、読者が「フラれても仕方ないよね、ドンマイ」と感じるようなキャラクター性にしている[13]。また、「男性から見て、女性の分かりにくいところを盛り込んだキャラクター」を作ろうと考えていたとも話している[1]。雨森は温水和彦との関係性を「良き相棒」と表現している[1]。
- 評価
- 原作小説第3巻発売時に実施されたキャンペーン「最強マケイン決定戦[注 3]」では1位を獲得している[17]。
- 「負けヒロイン総選挙 in豊橋カルミア杯」では1位を獲得している[18]。
焼塩檸檬 ()- 声 - 山一茉希[8] / 若山詩音[11]
- 本作の負けヒロインの一人[15]。和彦のクラスメイトかつ陸上部のエースであり、性格も明るく容姿も良いためクラスでも人気がある[19]。勉強は少し苦手としている[11]。
- キャラクター設定
- 明るくて元気な女の子がヒロインレースに敗北した姿を描きたかったと雨森は明言している[13]。
小鞠知花 ()- 声 - 柴田芽衣[8] / 寺澤百花[11]
- 本作の負けヒロインの一人[15]。和彦の同級生かつ文芸部員であり、極度の人見知りから他人と会話をするのは苦手としている[20]。
- キャラクター設定
- 杏菜と檸檬が正統派に分類される美少女であったことから、少し特殊な性格の負けヒロインとして設定されている。雨森は女版主人公と言えるかもしれないと述べている[13]。
玉木慎太郎 ()- 声 - 近衛秀馬[8] / 小林裕介[21]
- 文芸部部長を務める高校3年生[22]。古都とは幼馴染である[23]。イケメンで背も高い[24]。
月之木古都 ()- 声 - 渡辺けあき[8] / 種﨑敦美[21]
- 文芸部副部長を務める高校3年生[22]。慎太郎とは幼馴染である[23]。テストの成績は悪い[25]。
生徒会役員
[編集]放虎原ひばり ()- 生徒会長を務める高校2年生[26]。背が高く、迫力がある一方で[27]、実は天然なのではないかと和彦は疑っている[28]。
馬剃天愛星 ()- 生徒会副会長を務める高校1年生[26]。生徒会役員であるにもかかわらずテストの成績が悪いことを気にしている[29]。
志喜屋夢子 ()- 声 - 白田千尋[8] / 安済知佳
- 生徒会書記を務める高校2年生[30]。派手な見た目をしたギャルだが、その見た目に反してテンションは低い[31]。また、テストの成績も優秀である[25]。
桜井弘人 ()- 生徒会会計を務める高校1年生[26]。小柄かつ中性的で整った容姿をしている[32]。ひばりの従姉弟であり、彼女のことを「ひば姉」と呼んでいる[33]。
その他学校関係者
[編集]綾野光希 ()- 声 - 小林千晃[34]
- 和彦の同級生[35]。和彦とは出身中学が同じで、塾も一緒に通っていたが、友人という間柄ではない[35]。また、檸檬とは小学校時代から知り合っていた[36]。
朝雲千早 ()- 声 - 上田麗奈[34]
- 和彦の同級生[37]。かつて和彦たちと同じ塾に通っており、容姿が良い上に成績優秀なため塾内では有名だった[37]。
袴田草介 ()- 声 - 山内平[8] / 逢坂良太[34]
- 和彦のクラスメイトで[16]、杏菜とは幼馴染でもある[38]。イケメンで性格も明るく、クラスでは目立つ存在である[16]。
姫宮華恋 ()- 声 - 和氣あず未[34]
- 和彦のクラスメイト。容姿が良い上に胸も大きく、和彦は華恋を「正ヒロイン感満載の美少女」と形容している[39]。
甘夏古奈美 ()- 声 - 伊駒ゆりえ[8] / 上坂すみれ[34]
- 和彦のクラスの担任教師[40]。よく授業時間を間違えたり、教材を忘れたりしており、和彦からは「とても世話の焼ける人」と認識されている[41]。
小抜小夜 ()- 声 - 釜澤希莉[8] / 斎藤千和[42]
- 養護教諭[22]。古奈美とはかつて同級生であった[22]。色っぽい容姿をしている[26]。
桃園中学
[編集]温水佳樹 ()- 声 - 白田千尋[8] / 田中美海[21]
- 和彦の2つ下の妹[14]。容姿は良く、学校では生徒会にも所属している[14][注 4]。兄の和彦にとにかく構いたがる性格をしており、彼に友達が出来ないことをとても心配している[43]。
- キャラクター設定
- ハーレムものではない本作において、主人公を好いてくれるキャラクターを登場させたかったと雨森は明言している[13]。
作風とテーマ
[編集]本作の執筆において最初に意識した点について雨森は以下のように述べている[1]。
登場人物の名前や設定、役割を決めた後、それぞれの人物像に合ったストーリーを考えるという手順で書いています。キャラがストーリーに流されないように意識しています。 — 雨森たきび[1]
雨森は元々様々なキャラクターが登場する作品を好んでおり、「負けヒロイン」をテーマにするにあたって様々なタイプの負けヒロインを登場させたいと考えた[13]。本作では3人の負けヒロインが登場するが、メタ要素が少なくないゆえにネタっぽくなることを懸念した雨森はリアリティとのバランスを考えた結果、作中舞台を愛知県豊橋市という実際の地域に設定した[13]。豊橋市は雨森の地元であるが、舞台を地元に決めたのは「自分の好きな場所でキャラが育ってほしい」という自身のわがままによるものだと話している[1]。
作中に登場する高校は愛知県立時習館高校(以下、時習館高校)がモデルとなっており、雨森は時習館高校を「特別な人が行く学校」という憧れのイメージを抱いていたという[1]。また、「水上ビル」「豊橋市地下資源館」「豊川稲荷」「JR飯田線」といった東三河の地名・施設や、ブラックサンダーやうずらサブレなど豊橋発祥の食べ物も登場する[4]。
本作のストーリーの主軸は恋愛ではない[13]。恋愛を主軸にすると負けヒロインは次第に蚊帳の外になり、負けヒロインたちの視点を中心に物語を描くことを考えていた雨森にとっては都合の悪い設定となるためである[13]。また、ヒロインたちは敗北することを前提に登場しているため、ヒロインがきちんと負ける展開にしつつも、読者が読んで辛くならないようにしなければならないと雨森は考えた。そのために登場人物には悪意を持たせず、ヒロインレースに負けるという悲壮感も出来る限り薄めることを意識しているという[13]。
制作背景
[編集]雨森が以前視聴していたアニメに登場する青髪の女性キャラクターが「負けヒロイン」のように感じ、そのキャラクターが実際に恋愛に負け続けながらも自身の気持ちに向き合いながらもがいていく姿に感動を覚え、「恋に破れるキャラクターを描きたい」と思ったことが本作の着想の源であるという[1]。
雨森自身がかなりのラブコメ好きで[13]、以前から小学館のライトノベル作品である『弱キャラ友崎くん』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』などのラブコメ作品を読んでおり[1]、ラブコメと言えばガガガ文庫という印象を抱いていたことから小説大賞の応募先として小学館ライトノベル大賞を選んだ[13]。当初は第14回への応募を考えていたが、「小学館ライトノベル大賞の第1次選考は厳しい」という印象を抱いており、自身の現状の実力を把握する必要性を感じたことから、辞退を決意した。その後、他の新人賞に応募し、落選したものの「キャラクターのやり取りやコメディ」を良かった点として挙げられたことから、その部分について何度も改稿を重ねて翌年の第15回に再応募したことを明かしている[13]。
タイトルについては長らく決まらなかったが、担当編集者が用意した案の中に含まれていた現題に雨森自身も「確かに多い」と笑ってしまい、これをタイトルに採用しようと決断した[13]。
評価
[編集]小学館ライトノベル大賞(第15回 / ガガガ部門)にてガガガ賞を受賞[1]。なお、受賞時のタイトルは「俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうか」であった[1]。第15回のゲスト審査員はカルロ・ゼンが務めており、本作を以下のように評している[45]。
フリーライターの古林恭は、「負け」は試合の終わりを意味し、物語終盤に発生することが多いからかもしれないという理由で「負けヒロイン」というワードに対して強いネガティブなイメージを抱いていたが、本作のコミカライズは「コメディタッチな雰囲気」と「作画の可愛さ」によって彼女たちの負けたその後の物語を楽しく読むことができると評している[46]。
「ラノベニュースオンラインアワード2021年7月刊」では第1巻が「総合部門」「笑った部門」「新作総合部門」「新作部門」の4部門にそれぞれ選出された[47]。
「次にくるライトノベル大賞2021」では総合部門で14位、書き下ろし新作部門で4位をそれぞれ獲得している[48]。『このライトノベルがすごい!2022』(宝島社)では総合新作部門で11位を[49]、文庫部門で18位をそれぞれ獲得している[50]。
既刊一覧
[編集]小説
[編集]- 雨森たきび(著) / いみぎむる(イラスト) 『負けヒロインが多すぎる!』 小学館〈ガガガ文庫〉、既刊8巻(2024年7月18日現在)
- 『負けヒロインが多すぎる!』 2021年7月26日初版第1刷発行(7月21日発売[51])、ISBN 978-4-09-453017-9
- 『負けヒロインが多すぎる!2』 2021年11月23日初版第1刷発行(11月18日発売[52])、ISBN 978-4-09-453041-4
- 『負けヒロインが多すぎる!3』 2022年4月24日初版第1刷発行(4月19日発売[53])、ISBN 978-4-09-453064-3
- 『負けヒロインが多すぎる!4』 2022年10月23日初版第1刷発行(10月18日発売[54])、ISBN 978-4-09-453094-0
- 『負けヒロインが多すぎる!5』 2023年3月22日初版第1刷発行(3月17日発売[55])、ISBN 978-4-09-453118-3
- 『負けヒロインが多すぎる!6』 2023年12月23日初版第1刷発行(12月18日発売[56])、ISBN 978-4-09-453164-0
- 『負けヒロインが多すぎる!7』 2024年7月23日初版第1刷発行(7月18日発売[57])、ISBN 978-4-09-453197-8
- 『負けヒロインが多すぎる!SSS』 2024年7月23日初版第1刷発行(7月18日発売[58])、ISBN 978-4-09-453201-2
漫画
[編集]- 雨森たきび(原作) / いみぎむる(キャラクター原案) / いたち(作画) 『負けヒロインが多すぎる!@comic』 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉、既刊3巻(2024年7月18日現在)
- 2022年10月12日発売[59][60]、ISBN 978-4-09-851336-9
- 2023年8月18日発売[61]、ISBN 978-4-09-852674-1
- 2024年7月18日発売[62]、ISBN 978-4-09-853388-6
テレビアニメ
[編集]2024年7月よりTOKYO MXほかにて放送中[63]。原作小説の担当編集者・岩浅健太郎は第1巻刊行前の時点でテレビアニメ化の話があったことを明かしている[64]。
スタッフ
[編集]- 原作 - 雨森たきび[11]
- キャラクター原案 - いみぎむる[11]
- 監督 - 北村翔太郎[11]
- シリーズ構成 - 横谷昌宏[11]
- キャラクターデザイン - 川上哲也[11]
- メインアニメーター - 三浦琢光[21]、竹田茜[21]、原島未来[21]
- ビジュアルボード - 大谷藍生[21]、有原慧悟[21]
- プロップデザイン - 木藤貴之[21]
- 色彩設計 - 村上彩夏[21]
- 美術設定 - 平義樹弥[21]
- 美術監督 - 畠山佑貴[21]
- 3D監督 - 栗林裕紀[21]
- 撮影監督 - 宮脇洋平[21]
- 編集 - 廣瀬清志
- 音響監督 - 吉田光平[21]
- 音響効果 - 長谷川卓也[21]
- 音楽 - うたたね歌菜[11]
- 音楽制作 - アニプレックス
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- プロデューサー - 神宮司学、井上めぐみ、大和田智之、長嶺利江子
- アニメーションプロデューサー - 菊池雄一郎
- アニメーション制作 - A-1 Pictures[11]
- 製作 - マケイン応援委員会[11](アニプレックス、BS11、TOKYO MX、読売テレビ、グッドスマイルカンパニー、コンテンツシード、JR東海エージェンシー)
主題歌
[編集]エンディングテーマは、「マケイン応援!カバーソングシリーズ」と題して、本作のヒロインによるカバー楽曲が使用される[65]。
- 「つよがるガール feat. もっさ(ネクライトーキー)」[63]
- ぼっちぼろまるによるオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はぼっちぼろまる。
- 「LOVE2000」[65]
- 八奈見杏菜(遠野ひかる)によるエンディングテーマ。作詞はhitomi、作曲は鎌田雅人、編曲は村田祐一。
- 遠野は本楽曲は杏菜が歌うからこそ意味があるとしたうえで、せつなさを乗せるよりも杏菜が杏菜らしく歌っているということを一番大切にして歌唱したと話している[66]。また、「杏菜を通して歌うからこそ、より深みが増すように、歌詞の言葉一つ一つを大切」にしたとも話している[67]。
各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
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第一話 | プロ幼馴染 八奈見杏菜の負けっぷり | 横谷昌宏 | 北村翔太郎 | 北村翔太郎 | 川上哲也 | - | 2024年 7月14日 |
第二話 | 約束された敗北を君に | 渡辺有紀 |
| 川上哲也 | 7月21日 | ||
第三話 | 戦う前から負けている | 牛嶋新一郎 | 幸博コマヲ | 合田浩章 | - | 7月28日 | |
第四話 | 負けヒロインを覗く時 負けヒロインもまたあなたを覗いているのだ | 北村翔太郎 | 飛田剛 |
| 川上哲也 | 8月4日 |
放送局
[編集]放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [69] | 備考 |
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2024年7月14日 - | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
群馬テレビ | 群馬県 | |||
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | 中京テレビ | 中京広域圏 | [注 5] | |
2024年7月16日 - | 火曜 1:59 - 2:29(月曜深夜) | 読売テレビ | 近畿広域圏 | 製作参加 / 『MANPA』第1部 |
火曜 20:00 - 20:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[70] / リピート放送あり[71] |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2024年7月14日 | 日曜 0:30(土曜深夜) 更新 | |
2024年7月16日 | 火曜 12:00 更新 | |
2024年7月17日 | 水曜 0:00(火曜深夜) 更新 |
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BD / DVD
[編集]巻 | 発売日[72] | 収録話 | 規格品番 | |
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BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2024年9月25日予定 | 第1話 - 第2話 | ANZX-17221〜3 | ANZB-17221〜3 |
2 | 2024年10月30日予定 | 第3話 - 第4話 | ANZX-17224/5 | ANZB-17224/5 |
3 | 2024年11月27日予定 | 第5話 - 第6話 | ANZX-17226/7 | ANZB-17226/7 |
4 | 2024年12月25日予定 | 第7話 - 第8話 | ANZX-17228/9 | ANZB-17228/9 |
5 | 2025年1月29日予定 | 第9話 - 第10話 | ANZX-17230/1 | ANZB-17230/1 |
6 | 2025年2月26日予定 | 第11話 - 第12話 | ANZX-17232/3 | ANZB-17232/3 |
CD
[編集]発売日[73] | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2024年9月25日予定 | 「負けヒロインが多すぎる!」マケイン応援!カバーソングコレクション | SVWC-70670 |
Web番組・イベント
[編集]2024年6月9日に本作の生配信特番「『負けヒロインが多すぎる!』戦略発表生配信」が配信され、梅田修一朗(温水和彦 役)、遠野ひかる(八奈見杏菜 役)、若山詩音(焼塩檸檬 役)、寺澤百花(小鞠知花 役)が出演した[74]。
2024年6月30日にユナイテッド・シネマ豊橋18にて本作の先行上映会が開催され、遠野、若山、寺澤と豊橋市長の浅井由崇が登壇した[75][注 6]。
豊橋市のプロモーション
[編集]2023年12月30日発行の『中日新聞』は、本作の舞台となった豊橋市が「アニメ化にちなんだ連携イベント」を検討中であると報じた。同市の観光プロモーション課によれば今回のアニメ化を機に「豊橋の魅力を全国に発信したい」とのこと[4]。
イベント・コラボレーション
[編集]本作のイラスト担当・いみぎむるによる漫画作品『この美術部には問題がある!』が累計発行部数が100万部を突破したことと連載が100回を迎えたことを記念して、『電撃マオウ』2021年10月号にて『この美術部には問題がある!』と本作のコラボクリアファイルが付属された[76]。
2022年2月に発売された帯屋ミドリによる漫画作品『今日から始める幼なじみ』第2巻の書店特典で、本作とのコラボリーフレットが用意された[77]。
2022年4月23日に愛知県豊橋市の総合動植物公園「のんほいパーク」にてコラボイベントが開催された[78]。本イベントは原作小説第3巻の刊行を記念したもので、作中舞台である豊橋市とのコラボレーションとなっており、のんほいパーク植物園の園内周遊型イベントとして行われた[78]。
2023年3月18日から4月9日まで、JR東海とのコラボイベントとして、「負けヒロイン総選挙 in豊橋カルミア杯」を実施[79]。2024年には同コラボ第2弾として、本作の聖地を巡る「さわやかウォーキング」や、いみぎむるによる書き下ろしポスター掲出、市内周遊スタンプラリーなどの企画が行われた[80]。
2023年12月25日から翌年2月14日まで豊橋駅東口ペデストリアンデッキにて開催された「とよはしキラキラ☆イルミネーション2023」にて本作の灯籠(幅90センチメートル、高さ2メートル)が設置された[81][4]。本イベントは本作のテレビアニメ化を記念したものである[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 略称が「マケヒロ」と書かれた媒体もある[4]。
- ^ 単に「メインヒロイン」と雨森自身が発言している媒体もある[1]。
- ^ 通常版以外に期間限定でそれぞれ書影のヒロインが異なるBOOK☆WALKER限定版(「八奈見杏菜ver.」「焼塩檸檬ver.」「小鞠知花ver.」)が販売され、期間中に最も販売数の多かったヒロインが原作小説第4巻のBOOK☆WALKER限定特典SSのメインヒロインになるというものである[17]。
- ^ 兄の和彦からは「同じ血を引いてるのになぜここまで違うのか」と思われている[14]。
- ^ 第1話と第2話に関しては特別編成のため、1:35から放送開始となっている[68]。
- ^ その後、ユナイテッド・シネマ豊洲でも先行上映会が開催された[75]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『東愛知新聞』2024年6月11日8頁「負けヒロインが多すぎる! 舞台は豊橋 来月からアニメ化 「好きな場所で育ってほしい」」
- ^ このラノ2024 (2023), p. 83.
- ^ このラノ2023 (2022), p. 85.
- ^ a b c d e 『中日新聞』三河版、2023年12月30日12頁「東三河舞台「負けヒロインが多すぎる!」 地元の店や味登場 来年TVアニメに 豊橋駅前に灯籠 市の魅力も全国に発信」
- ^ “Too Many Losing Heroines! Anime's 1st Video Unveils Cast, Staff, Ending Song, July Debut” (英語). Anime News Network (Anime News Network LLC). (2024年3月17日) 2024年7月10日閲覧。
- ^ 「『負けヒロインが多すぎる!』のコミカライズが決定 恋に破れたヒロインたちが織り成す異色の青春ラブコメ」『ラノベニュースオンライン』Days、2022年4月15日。2022年4月16日閲覧。
- ^ “負けヒロインが多すぎる@comic”. 裏サンデー. 小学館. 2023年2月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 小学館コミック [@ShogakukanComic]「【ガガガ文庫×81プロデュース】 #ガガガ文庫 より #雨森たきび 氏 『負けヒロインが多すぎる!』のオーディオブックが本日配信開始!…」2023年9月20日。X(旧Twitter)より2024年7月18日閲覧。
- ^ 【公式】81プロデュース [@81pro_official]「オーディオブック「負けヒロインが多すぎる!」(#ガガガ文庫/著:#雨森たきび)が9/20より各オーディオブック配信ストアで販売開始!…」2023年9月20日。X(旧Twitter)より2024年7月1日閲覧。
- ^ 「雨森たきび「負けヒロインが多すぎる!」2024年にTVアニメ化、記念ビジュアル&PVも」『コミックナタリー』ナターシャ、2023年12月14日。2023年12月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o メガミマガジン2024/8 (2024), p. 69.
- ^ 月刊ニュータイプ2024/8 (2024), p. 114.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o (インタビュー)「独占インタビュー「ラノベの素」 雨森たきび先生『負けヒロインが多すぎる!』」『ラノベニュースオンライン』、Days、2021年7月21日 。2024年7月18日閲覧。
- ^ a b c d 小説/第1巻 (2021), p. 55.
- ^ a b c このラノ2022 (2021), p. 45.
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- ^ a b “『負けヒロインが多すぎる!』【最強マケイン決定戦】結果発表!”. BOOK☆WALKER. ブックウォーカー. 2024年3月17日閲覧。
- ^ 『負けヒロインが多すぎる!(マケイン)』 [@makeine1214]「#マケインJR東海コラボ 負けヒロイン総選挙の結果が公開されました‼️…」2023年4月16日。X(旧Twitter)より2024年7月1日閲覧。
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- ^ a b c d e “STAFF&CAST”. TVアニメ「負けヒロインが多すぎる!」公式サイト. 2024年7月14日閲覧。
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参考文献
[編集]原作小説
[編集]- 雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!』 第1巻、小学館〈ガガガ文庫〉、2021年7月26日。ISBN 978-4-09-453017-9。
- 雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!』 第2巻、小学館〈ガガガ文庫〉、2021年11月23日。ISBN 978-4-09-453041-4。
- 雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!』 第3巻、小学館〈ガガガ文庫〉、2022年4月24日。ISBN 978-4-09-453064-3。
- 雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!』 第4巻、小学館〈ガガガ文庫〉、2022年10月23日。ISBN 978-4-09-453094-0。
雑誌
[編集]- 『メガミマガジン 2024年8月号』Gakken、2024年6月28日。ASIN B009FRHIOA。
- 『月刊ニュータイプ 2024年8月号』KADOKAWA、2024年7月10日。ASIN B009UO430U。
ガイドブック
[編集]- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2022』宝島社、2021年12月9日。ISBN 978-4-299-02264-6。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2023』宝島社、2022年12月10日。ISBN 978-4-299-03647-6。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2024』宝島社、2023年12月9日。ISBN 978-4-299-04899-8。
外部リンク
[編集]- 負けヒロインが多すぎる! 特設サイト
- 負けヒロインが多すぎる! (@makeine0718) - X(旧Twitter)
- 負けヒロインが多すぎる@comic|裏サンデー
- JR東海×負けヒロインが多すぎる!【JR東海公式】 (@JRC_makeine) - X(旧Twitter)
- TVアニメ「負けヒロインが多すぎる!」公式サイト
- TVアニメ『負けヒロインが多すぎる!』公式 (@makeine_anime) - X(旧Twitter)
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