諳厄利亜語林大成
諳厄利亜語林大成(あんげりあごりんたいせい)は、本木庄左衛門(正栄)[1]が中心になって編纂した日本初の英和辞典。文化11年(1814年)に完成した[2]。
概要
[編集]文化5年(1808年)のフェートン号事件に衝撃を受けた幕府はイギリス研究の必要性を痛感し、オランダ語通詞らに英語習得を命じ、編纂させた。イギリス駐在経験のあるオランダ人ヤン・コック・ブロンホフの指導を受け、約6,000語が収録され、発音がカタカナで記されていた。初の英和辞典が編纂されたという功績は重大だが、その発音はオランダ語訛りが強いなど、不十分な点があった。
編纂には本木の他、通詞の馬場貞歴、末永祥守、楢林高美、吉雄永保らが当たった。
登場する作品
[編集]- 発音に不備が多く、森山栄之助がラナルド・マクドナルドに発音を訂正してもらうシーンがある。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]日本の古辞書 | |
---|---|
部首順 | |
分類順 | |
発音順 | |
韻書 | |
語源辞典 | |
外国語辞典 | |
逸書 |
Text is available under the CC BY-SA 4.0 license; additional terms may apply.
Images, videos and audio are available under their respective licenses.