第33普通科連隊
| 第33普通科連隊 | |
|---|---|
 | |
| 創設 | 1962年（昭和37年）1月18日 |
| 所属政体 |
 日本 |
| 所属組織 |
 陸上自衛隊 |
| 部隊編制単位 | 連隊 |
| 兵科 | 普通科 |
| 所在地 | 三重県 津市 |
| 編成地 | 久居 |
| 上級単位 | 第10師団 |
| 担当地域 | 三重県 |
第33普通科連隊（だいさんじゅうさんふつうかれんたい、JGSDF 33rd Infantry Regiment）は、三重県津市（市町村合併前は久居市）の久居駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第10師団隷下の普通科連隊である。大日本帝国陸軍歩兵第33連隊（津）の連隊番号を継承している。連隊長が久居駐屯地司令を兼務。
沿革
[編集]- 1962年（昭和37年）1月18日：第14普通科連隊第3大隊を基幹として第33普通科連隊が編成完結。
- 1991年（平成3年）3月29日：師団近代化への改編により、自動車化。
- 2004年（平成16年）3月29日：連隊改編。
- 2014年（平成26年）3月26日：対戦車中隊を廃止。
部隊編成
[編集]- 第33普通科連隊本部
- 本部管理中隊「33普-本」
- 第1普通科中隊「33普-1」
- 第2普通科中隊「33普-2」
- 第3普通科中隊「33普-3」
- 第4普通科中隊「33普-4」 - 軽装甲機動車
- 重迫撃砲中隊「33普-重」
整備支援部隊
[編集]- 第10後方支援連隊第2整備大隊第2普通科直接支援中隊：2004年（平成16年）3月29日から
主要幹部
[編集]| 官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
|---|---|---|---|---|
| 第33普通科連隊長 兼 久居駐屯地司令 |
1等陸佐 | 金子洋幸 | 2022年12月23日 | 東北方面総監部情報部情報課長 |
| 代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 佐藤順蔵 | 1962年1月18日 - 1964年7月15日 | 第14普通科連隊付 | 自衛隊京都地方連絡部長 |
| 2 | 河部稔 | 1964年7月16日 - 1966年7月15日 | 中部方面総監部業務室長 | 中部方面総監部付 |
| 3 | 丸毛信太郎 | 1966年7月16日 - 1968年7月15日 | 陸上幕僚監部付 | 自衛隊兵庫地方連絡部長 |
| 4 | 片桐榮 | 1968年7月16日 - 1970年7月15日 | 陸上自衛隊富士学校研究部第2課長 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
| 5 | 前田忠也 | 1970年7月16日 - 1972年3月15日 | 統合幕僚会議事務局第4幕僚室勤務 | 陸上幕僚監部第4部総括班長 |
| 6 | 大澤渉 | 1972年3月16日 - 1974年7月15日 | 統合幕僚会議事務局第1幕僚室勤務 | 陸上幕僚監部第1部業務班長 |
| 7 | 中村守雄 | 1974年7月16日 - 1976年3月15日 | 陸上自衛隊幹部学校企画室勤務 | 中部方面総監部第3部長 |
| 8 | 篠崎嘉宏 | 1976年3月16日 - 1978年1月9日 | 陸上幕僚監部第2部付 | 第4師団司令部幕僚長 |
| 9 | 藤井嘉文 | 1978年1月10日 - 1979年7月31日 | 統合幕僚学校学校教官 | 北部方面総監部調査部長 |
| 10 | 本間敏昭 | 1979年8月1日 - 1982年3月15日 | 陸上幕僚監部防衛部付 | 東部方面総監部調査部長 |
| 11 | 出口猛 | 1982年3月16日 - 1984年3月15日 | 中部方面総監部防衛部訓練課長 | 陸上幕僚監部調査部 |
| 12 | 馬野猛彦 | 1984年3月16日 - 1986年7月31日 | 北部方面総監部人事部人事課長 | 東部方面総監部人事部長 |
| 13 | 森原直義 | 1986年8月1日 - 1989年3月31日 | 陸上幕僚監部調査部調査第1課 保全班長 |
陸上自衛隊富士学校主任研究開発官 |
| 14 | 小川克彦 | 1989年4月1日 - 1991年7月31日 | 東北方面総監部人事部人事課長 | 富士教導団副団長 |
| 15 | 衣笠陽雄 | 1991年8月1日 - 1994年3月22日 | 陸上幕僚監部装備部装備計画課 後方計画班長 |
東部方面総監部装備部長 |
| 16 | 白石義行 | 1994年3月23日 - 1996年7月31日 | 西部方面総監部防衛部防衛課長 | 自衛隊大分地方連絡部長 |
| 17 | 藤井信二 | 1996年8月1日 - 1998年11月30日 | 統合幕僚会議事務局第5幕僚室 長期班長 |
自衛隊秋田地方連絡部長 |
| 18 | 下之薗正俊 | 1998年12月1日 - 2001年3月26日 | 中部方面総監部装備部調査課長 | 装備実験隊副隊長 |
| 19 | 高橋和明 | 2001年3月27日 - 2003年3月31日 | 陸上幕僚監部監理部総務課 渉外班長 |
陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
| 20 | 田口義則 | 2003年4月1日 - 2004年8月29日 | 陸上幕僚監部監理部会計課 予算班長 |
陸上幕僚監部装備部装備計画課長 |
| 21 | 井上茂利 | 2004年8月30日 - 2006年12月5日 | 陸上自衛隊少年工科学校生徒隊長 | 富士教導団副団長 |
| 22 | 甲斐芳樹 | 2006年12月6日 - 2008年7月31日 | 陸上幕僚監部人事部人事計画課 制度班長 |
陸上幕僚監部防衛部 情報通信・研究課長 |
| 23 | 下醉尾芳孝 | 2008年8月1日 - 2010年7月31日 | 陸上自衛隊研究本部研究員 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
| 24 | 鬼頭健司 | 2010年8月1日 - 2012年7月25日 | 陸上幕僚監部教育訓練部教育訓練課 教育班長 |
陸上幕僚監部監理部総務課長 |
| 25 | 古屋浩司 | 2012年7月26日 - 2014年12月18日 | 情報本部勤務 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
| 26 | 下本昭司 | 2014年12月19日 - 2017年3月22日 | 陸上自衛隊研究本部研究員 | 第5旅団司令部幕僚長 |
| 27 | 能勢龍一郎 | 2017年3月23日 - 2019年3月22日 | 第9師団司令部第3部長 | 陸上自衛隊富士学校機甲科部 教育課長 |
| 28 | 石原雄介 | 2019年3月23日 - 2020年7月31日 | 陸上幕僚監部運用支援・訓練部 運用支援課運用支援班長 |
統合幕僚監部防衛計画部防衛課付 |
| 29 | 向田俊之 | 2020年8月1日 - 2022年12月22日 | 北部方面総監部防衛部防衛課長 | 訓練評価支援隊評価分析支援科長 |
| 30 | 金子洋幸 | 2022年12月23日 - | 東北方面総監部情報部情報課長 |
主要装備
[編集]- 82式指揮通信車
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 1/2tトラック/73式小型トラック
- 1 1/2tトラック/73式中型トラック
- 3 1/2tトラック/73式大型トラック
- 12.7mm重機関銃
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 9mm拳銃
- 110mm携帯対戦車弾LAM パンツァーファウスト3
- 01式軽対戦車誘導弾
- ８７式対戦車誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
警備隊区
[編集]警備隊区は三重県全域[1]で、連隊長は三重地区隊長（指定部隊の長）として、三重県内の各部隊の災害派遣を指揮する。
- 第1中隊：津市、伊賀（伊賀市、名張市）
- 第2中隊：北勢（桑名市、いなべ市、四日市市、鈴鹿市、亀山市、木曽岬町、東員町、菰野町、朝日町、川越町）
- 第3中隊：中勢（松阪市、大台町、多気町、明和町）
- 第4中隊：東紀州（尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町）
- 重迫撃砲中隊：南勢（伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町）
災害派遣
[編集]2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震を受けて、宮城県岩沼市に約600人が3月12日から5月24日まで派遣された[2]。
脚注
[編集]- ^ 久居駐屯地記念行事2024 No.2 観閲行進 - YouTube
- ^ “【軍事のツボ】未来の自衛官、おにぎりの差し入れ…自衛隊員と住民結ぶ絆”. 産経新聞 (2011年7月26日). 2011年8月7日閲覧。
出典
[編集]“防衛省人事発令”. 2014年12月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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