秋元 近史（あきもと ちかし、1932年 - 1982年4月4日）は日本テレビの元ディレクター・プロデューサー。

井原高忠の下で日本テレビ草創期からバラエティ番組作りに関わり、『シャボン玉ホリデー』などの演出を手がけた^[1]。

父は俳人の秋元不死男、叔母は劇作家の秋元松代。

1986年に秋元へのオマージュとして、『シャボン玉ホリデー』のリメイク版が制作され、『木曜スペシャル』枠内で放映される。

1955年、ウイリー・ジェームス（後のウイリー沖山）とブルー・レンジャーズにスティール・ギタリストとして加入。1956年、明治大学商学部卒業、農機具会社に就職^[2]。

1957年1月、堀威夫、井原高忠の紹介で、日本テレビに入社。1958年、井原高忠の下『光子の窓』のフロアディレクターを担当。1961年、『シャボン玉ホリデー』の演出を担当（～1972年）。1965年、井原、都築忠彦らと共に『11PM』の企画に参加。日本テレビ子会社に出向していた1982年、都内のビルから飛び降り自殺（享年49）。

• 日本テレビの歌（1961年）
• こっちを向いて（1963年、ザ・ピーナッツ）
• さすらいの丘（1965年、布施明の2枚目のシングルレコード）

• シャボン玉ホリデー
• 日本海テレビジョン放送（先述曲の替え歌として、「日本海テレビの歌」も作詞。）
• 堀威夫（高校、大学の同級生。高校時代はともに部活で音楽活動に励んだ。）
• 井原高忠（堀の著書によると堀が井原に秋元を推薦し井原の口利きで入社したという。）
• 正力松太郎（秋元入社時の日本テレビ社長。）
• 景山民夫（秋元をモデルとした小説「ガラスの遊園地」を執筆。）
• 根津甚八（再現ドラマ「シャボン玉の消えた日」で秋元を演じる。）
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