南福井駅
南福井駅* | |
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駅施設の入り口風景。※現在は入口付近の標識等以外は、右側奥に駅舎の新社屋が建っている。(1998年10月) | |
みなみふくい Minami-Fukui | |
◄越前花堂 (0.8 km) (1.8 km) 福井► | |
所在地 | 福井県福井市月見1丁目9-3 |
所属事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ハピラインふくい線 |
キロ程 | 98.1 km(米原起点) |
電報略号 | ミフ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)12月1日**[1] |
備考 |
貨物専用駅 * 開業時は福井操車場 ** 南福井駅としての開業日 |
南福井駅(みなみふくいえき)は、福井県福井市月見一丁目にある、日本貨物鉄道(JR貨物)ハピラインふくい線の貨物駅である。
嶺北地方の鉄道貨物輸送の拠点駅。
また、北陸本線時代には福井駅を始終着とする特急・普通列車の一部編成がこの駅で滞泊する時間帯が設けられていた[2]。
歴史
[編集]- 1940年(昭和15年)12月1日[3]:福井操車場として開業[1]。
- 1948年(昭和23年)5月10日:専用線発着の車扱貨物の取扱を開始[要出典]。
- 1952年(昭和27年)12月1日:福井操車場を廃止し、南福井駅として開業[1]。福井駅の貨物取扱業務の一部を移管[4]。
- 1960年(昭和35年)12月15日:越前花堂駅の開業に伴い[5]、南福井駅構内に越美北線起点が設定される。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる[4]。
- 1999年(平成11年)6月:近江長岡駅(住友大阪セメント伊吹工場)からのセメント輸送廃止[要出典]。
- 2002年(平成14年)12月:本巣駅(住友大阪セメント岐阜工場)からのセメント輸送廃止[要出典]。
- 2021年(令和3年)10月10日:ディーゼル機関車による構内入換作業を終了。翌日11日よりE&S方式による作業へ移行する。
駅構造
[編集]- 2面のコンテナホーム[6]、荷役線・側線合わせて11線を有する[6]。設備のすべては本線の西側に位置する[6]。また、本線を挟み、上り・下りの貨物着発線が各3本設けられている[6]。
- 営業窓口であるJR貨物福井営業支店を併設する。
- 本線をはさんで向かい側の東側には西日本旅客鉄道(JR西日本)金沢車両区敦賀支所福井派出所がある[2][6]。
取扱貨物
[編集]- コンテナ貨物
- 12 ftコンテナ、20 ft、30ft大型コンテナを取り扱うことが出来る。
- 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
- かつては車扱貨物も扱っており、千鳥町駅・浮島町駅からエチレングリコールの到着があった。
駅周辺
[編集]その他
[編集]国鉄分割民営化までは、越美北線の起点は現在の越前花堂駅でなくこの南福井駅となっており、越前花堂駅に北陸本線ホームが設けられてからは南福井駅 - 越前花堂駅間が北陸本線と越美北線の両線に属する重複区間となっていた。民営化と同時に当該区間は北陸本線単独区間となったが、実際の越美北線への線路分岐は当駅構内扱いとなっているため、運転取り扱い上では現在も当駅が北陸本線(現・ハピラインふくい線)と越美北線の境界として扱われている[7]。
隣の駅
[編集]- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- ハピラインふくい線(日本海縦貫線の一部、旧北陸本線)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編II』JTB、1998年10月1日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊JR全駅・全車両基地 18 北陸本線②(森本〜米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 敦賀港駅 - 同駅にある敦賀港オフレールステーション (ORS) との間にトラック便が運行されている。
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