池邉 啓二

基本情報
国籍	日本
出身地	和歌山県
生年月日	(1982-08-23) 1982年8月23日（41歳）
身長 体重	180 cm 80 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	外野手
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
智辯学園和歌山高等学校 慶應義塾大学 新日本石油ENEOS JX-ENEOS
この表について この表はテンプレートを用いて表示しています。編集方法はTemplate:Infobox baseball playerを参照してください。 ■プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

池邉 啓二（いけべ けいじ、1982年8月23日 - ）は、日本の元社会人野球選手（外野手）。左投げ左打ち。JX-ENEOS野球部に所属していた。背番号10。和歌山県出身。

和歌山市立高積中時代はライトで八番であった^[1]。そのため、強豪校である智辯和歌山高から野球推薦の話があった時は非常に驚いたという^[1]。

智辯和歌山高に進学すると、2年の時には1999年の夏の甲子園で5番を打ちベスト4。新チームからは4番を任され、3年の時には2000年の春の甲子園で2試合連続本塁打を放ち準優勝、同年夏の甲子園では優勝メンバー入りを果たした。プロ野球東京ヤクルトスワローズの武内晋一は高校の1年後輩にあたる。高校通算41本塁打。

高校卒業後は、2001年に慶應義塾大学に進学し硬式野球部に入部する。1年次からリーグ戦に出場するも、高校時代と比べて成績が振るわなかった^[1]。これについては大学時代は（高校時代と比べて）自主性を重んじる風潮で練習量が少なかったことが原因であったためであり^[1]、練習量を増やすと成績は向上し^[1]、4年次春リーグではベストナインに輝き^[1]、4年次秋リーグでは優勝を経験する。

大学卒業後は、2005年に新日本石油に入社して新日本石油ENEOSに所属。同年シーズンのスタートにあたるJABA東京スポニチ大会で新人賞を獲得するなど活躍を続け、ルーキーイヤーに社会人ベストナインを獲得した。

その後も、2014年までの在籍した10年間全てで都市対抗野球大会に出場^[2]、優勝を5回経験（自チーム3回・補強選手2回）。社会人ベストナインを3度獲得し、また大学・社会人を通じて9回の日本代表選出経験を持つなど、西郷泰之に次ぐ社会人野球を代表する野手として「ミスター社会人」と呼ばれた。

2014年、秋季神奈川県大会終了後に引退することを発表した^[3][4]。引退後はENEOSで社業に就く。

2019年7月6日、社会人野球での実績が評価され、日本野球連盟が制定した「社会人野球　平成ベストナイン」に選出された^[5]。

現在は千葉県内の軟式クラブチームであるGUREA B.C（グレアベースボールクラブ）に所属している^[6]。

2学年上の兄も智弁和歌山の野球部に所属しており、1998年の夏の甲子園に出場した。

• 第2回世界大学野球選手権日本代表（2004年）
• 第23回アジア野球選手権大会日本代表（2005年）
• 第36回IBAFワールドカップ日本代表（2005年）
• 第23回ハーレムベースボールウィーク日本代表（2006年）
• 第15回アジア競技大会野球日本代表（2006年）
• 第38回IBAFワールドカップ日本代表（2009年）
• 第25回アジア野球選手権大会日本代表（2009年）
• 第16回アジア競技大会野球日本代表（2010年）
• 第39回IBAFワールドカップ日本代表（2011年）

• 第76回都市対抗野球大会（2005年）若獅子賞・大会優秀選手（外野手）
• 第33回社会人野球日本選手権大会（2006年）大会優秀選手（外野手）
• 第81回都市対抗野球大会（2010年）打撃賞・大会優秀選手（指名打者）
• 第38回社会人野球日本選手権大会（2012年）首位打者賞・大会優秀選手（指名打者）
• 第60回JABA東京スポニチ大会（2005年）新人賞
• 第63回JABA東京スポニチ大会（2008年）打撃賞
• 第64回JABA東京スポニチ大会（2009年）MVP・打撃賞
• 社会人ベストナイン3回（2005年・外野手、2010年・2012年・指名打者）
• 都市対抗野球大会10年連続出場（2014年）
• 平成のベストナイン(2019年)

野球日本代表

表 話 編 歴 野球日本代表 - 2004 世界大学野球選手権日本代表 2 監督 高橋昭雄 コーチ 川口啓太 松岡憲次 谷口英規 投手 11 一場靖弘 12 会田有志 13 那須野巧 14 田中健太郎 16 福田聡志 17 山岸穣 18 荻野忠寛 19 大谷智久 捕手 20 上田祐介 27 加藤領健 内野手 1 大廣翔治 2 西谷尚徳 3 武内晋一 6 多幡雄一 7 藤田一也 10 塩川達也 外野手 5 池邉啓二 8 上岡正慎 9 大松尚逸 24 宇津野純一 51 亀井義行 表 話 編 歴 野球日本代表 - 2005年アジア野球選手権大会 1 監督 30 杉本泰彦 コーチ 31 村上文敏 32 坂口裕之 投手 11 磯村秀人 13 竹林俊行 15 高宮和也 17 齊藤信介 18 高崎健太郎 19 谷村逸郎 20 松井光介 捕手 22 安田真範 23 佐伯亮 27 高根澤力 内野手 1 伊藤祐樹 5 草野大輔 6 多幡雄一 9 松岡淳 10 鈴木勘弥 14 西郷泰之 外野手 7 池邉啓二 8 佐々木正詞 24 中村真人 28 藤井淳志 表 話 編 歴 野球日本代表 -　2005年 第36回IBAFワールドカップ 監督 30 杉本泰彦 コーチ 31 村上文敏 32 藤井省二 投手 11 磯村秀人 13 宮西尚生 15 高宮和也 16 坂本保 17 齊藤信介 18 高崎健太郎 19 武田勝 20 松井光介 21 土井善和 捕手 22 安田真範 23 佐伯亮 27 高根澤力 内野手 1 伊藤祐樹 2 澄川昌也 5 草野大輔 6 梵英心 9 田中政則 10 鈴木勘弥 14 西郷泰之 外野手 7 池邉啓二 8 佐々木正詞 24 中村真人 25 金子洋平 28 藤井淳志 表 話 編 歴 野球日本代表 - 2006年アジア競技大会野球競技 2 監督 垣野多鶴 コーチ 坂口雅久 高見泰範 小島啓民 投手 11 服部泰卓 13 宮西尚生 14 石畝卓也 17 佐伯尚治 18 高崎健太郎 19 磯村秀人 20 小松聖 21 長谷部康平 捕手 22 田中大輔 24 鈴木健司 27 中野滋樹 内野手 1 福田康一 2 鈴木勘弥 5 四之宮洋介 6 西郷泰之 9 横山憲一 10 小山豪 25 植山幸亮 外野手 3 長野久義 7 池邉啓二 8 野本圭 29 吉浦貴志 表 話 編 歴 野球日本代表 - 2009年アジア野球選手権大会 1 監督 30 杉本泰彦 コーチ 31 菅原悦郎 32 大久保哲也 33 坂口裕之 投手 11 菅野智之 12 守安怜織 13 榎下陽大 14 乾真大 16 澤村拓一 18 二神一人 19 野村祐輔 20 中後悠平 捕手 24 鈴木健司 27 山岡剛 内野手 2 上野翔 5 澤村幸明 6 森志朗 7 宮澤健太郎 8 佐々木勉 9 横山憲一 外野手 1 長野久義 3 小手川喜常 10 池邉啓二 28 清田育宏 29 荒波翔 表 話 編 歴 野球日本代表 - 2009年 第38回IBAFワールドカップ 監督 30 杉本泰彦 コーチ 31 小島啓民 32 高見泰範 33 堀井哲也 投手 11 山中浩史 13 田中篤史 14 斎藤貴志 15 阿南徹 16 岡本洋介 17 増井浩俊 18 大谷智久 19 亀川裕之 20 平井英一 21 比嘉幹貴 捕手 23 佐伯亮 24 鈴木健司 27 山岡剛 内野手 4 久米健 5 澤村幸明 6 森志朗 7 宮澤健太郎 8 佐々木勉 9 横山憲一 外野手 1 長野久義 3 小手川喜常 10 池邉啓二 28 清田育宏 29 荒波翔 表 話 編 歴 野球日本代表 - 2010年アジア競技大会野球競技 3 監督 30 小島啓民 コーチ 31 坂口雅久 32 西正文 33 中島彰一 投手 11 石田祐介 12 藤田卓史 13 山中浩史 14 小高幸一 15 須田幸太 16 榎田大樹 17 美馬学 18 小林敦 41 阿部次男 捕手 2 上田祐介 31 佐伯亮 内野手 3 橋本拓也 4 久米健 5 岩下知永 6 多幡雄一 7 上野翔 8 池邉啓二 9 横山憲一 19 西郷泰之 外野手 1 北道貢 10 渡部英紀 24 川﨑成晃 26 林稔幸 29 伊藤隼太 表 話 編 歴 野球日本代表 - 2011年 第39回IBAFワールドカップ 監督 小島啓民 コーチ 早瀬万豊 西正文 中島彰一 投手 11 三橋尚文 12 藤田卓史 13 山中浩史 14 小高幸一 17 川満寛弥 18 十亀剣 19 海田智行 20 濱野雅慎 21 宇田川雄一郎 23 田中篤史 捕手 22 松田孝仁 27 中野滋樹 内野手 2 小林崇人 3 安達了一 4 坂上真世 5 横山憲一 6 多幡雄一 8 川戸洋平 15 的場寛一 外野手 1 北道貢 7 川端崇義 10 池邉啓二 24 小手川喜常 26 林稔幸