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水戸黄門 (第14-21部)

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本項では、TBSナショナル劇場(後にパナソニック ドラマシアター→現在の月曜ミステリーシアター)において放送された日本時代劇水戸黄門』(みとこうもん)のうち、1983年放送の第14部から1992年放送の第21部までの西村晃が主演したシリーズについて記述する。

出演者

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各部の概要

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放送日はTBSおよび同時ネット局を基準とし、レギュラー・準レギュラーの経験があるゲストは太字で表記する。

第14部

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水戸黄門 第14部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔(制作)
脚本 葉村彰子
櫻井康裕
大西信行
芦沢俊郎
大久保昌一良
廣澤榮
伊上勝
監督 山内鉄也
荒井岱志
居川靖彦
倉田準二
出演者 西村晃
里見浩太朗
伊吹吾朗
高橋元太郎
山口いづみ
中谷一郎
片山由香
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下幸之助
プロデューサー 西村俊一
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1983年10月31日 - 1984年7月9日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全37
水戸黄門 第14部
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水戸黄門 第14部」(みとこうもん だい14ぶ)は1983年10月31日から1984年7月9日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全37話(通算418回)。

ストーリー

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盛岡藩のお世継ぎ騒動を解決するために旅に出る。事件解決後に諸国を漫遊した後、高松藩を取り潰そうとする柳沢吉保陰謀があることを名張(第30話)で知り、高松へと向かう。

キャスト

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メインレギュラー
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準レギュラー
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スタッフ

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  • 制作:逸見稔(ノンクレジット)
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子、櫻井康裕、大西信行芦沢俊郎大久保昌一良廣澤榮伊上勝
  • 音楽:木下忠司
  • ナレーター:芥川隆行
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • 撮影:古谷伸、荻屋信、原田裕平、脇武夫、安達重穂、片山顕、木村誠司、羽田辰治
  • 照明:椹木儀一、真城喻、大谷康郎、武邦男、岡田耕二 
  • 録音:神戸孝憲、渡部芳丈、面屋竜憲、中川清、木村均
  • 美術:鈴木孝俊、塚本隆治、高見哲也、三浦鐐二
  • 記録:西野敏子、内藤幸子、満尾敦子、小川加津子、川島庸子、大原より子
  • 編集:河合勝巳
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 演技事務:山下義明、坂本敏雄
  • 舞踊振付:藤間紋蔵 
  • 擬斗:菅原俊夫、三好郁夫、土井淳之祐、上野隆三(東映剣会
  • 装置:青木茂雄、磯谷幸一、太田正一
  • 装飾:田畑照政、中小路認、長尾康久、窪田治、篭尾和人
  • 小道具:高津商会
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 衣裳:東京衣裳
  • 衣装提供:全国呉服青年連合会、全国呉服専門店会連合会
  • 邦楽監修:中本敏生
  • 整音:加藤正行
  • 計測:藤井重光、原田国一、小林善和、山口鉄雄
  • 助監督:金鐘守(第1話〜第2話、第11話〜第12話、第15話、第17話、第20話、第22話、第29話)、矢田清巳(第3話〜第4話、第6話〜第7話、第19話、第23話、第25話〜第26話、第28話、第32話、第35話、第37話)、髙倉祐二(第5話、第8話〜第9話、第27話)、井上泰治(第10話、第13話〜第14話、第16話、第18話、第21話、第24話、第30話〜第31話、第33話)、上杉尚祺(第34話、第36話)
  • 協力:京都 大覚寺
  • プロデューサー補:大庭喜儀
  • 進行主任:杉浦満洲男、山田勝
  • 現像:東洋現像所
  • 監督:山内鉄也荒井岱志居川靖彦倉田準二
  • 制作協力:東映オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - 里見浩太朗伊吹吾朗

行程

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解説

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  • 今回より登場する演者は、光圀役は西村晃、格之進役は伊吹吾朗、また格之進の母・多加が設定され高峰三枝子が演じた。
  • 第3部で隠居に追い込まれた柳沢吉保が11年ぶりに再登場した。東野版と同じく山形勲が演ずるが、これは主演の交代により作中の世界観が見直しされ一部の設定がリセットされたためで、一度隠居した吉保が幕閣に復職したということではない。同様に東野版で病没した設定の中山備前も再登場し、こちらは中村竹弥が演じた。
  • 第9部以来に新BGM・効果音が追加された。
    • 第1話で初めて使用された効果音は、同枠の『大岡越前』や助三郎役の里見浩太朗主演の日本テレビ系の時代劇『長七郎江戸日記』『八百八町夢日記』などでも同じものが使用されている。
    • 第35話で使用された効果音は、第17部第20話「颯爽!謎の黒頭巾 -広島-」(1987年1月11日放送)や、第20部第11話「陰謀渦巻く高松城 -高松-」(1991年1月21日)、『大岡越前』『長七郎江戸日記』『八百八町夢日記』などでも同じものが使用されている。
  • 第11話は印籠を見せるシーンがない回である。
  • 第11話と第19話の弥七の2回転宙返りは同じものを使用している。
  • 第13話では志乃の従兄弟・小野塚新九郎(和田浩治)とその妻・絹(本阿弥周子)が登場する。この回で志乃の父・兵衛と志乃の母が亡くなっていることも語られる。なお、第9部で兵衛を演じた水島道太郎は第1話で南部藩家老・柴田弥左衛門(由紀の父)を演じている。
  • 第15話では光圀、助三郎、格之進、八兵衛が女装している。また、志乃、由紀は男装をしている。
  • 第17話の弥七の3回転宙返りは第17部第19話「悪を懲らした石見神楽 -浜田-」(1988年1月4日放送)でも使用されている。ただし、回転するときの効果音が異なっている。
  • 第27話では当時未成年の女性タレントが出演する予定だったが、本人のトラブルの影響で降板したため、急遽杉田かおるに変更して撮影し、放送日に間に合わせた。また、光圀が年貢米の入った米俵に腰を下ろしてしまい、杉田演じる娘・馬子に叱られるシーンがある。
  • 第30話では助三郎が、第37話では八兵衛が光圀に変装している。
  • 第6話(1983年12月5日放送)から、福島県での放送局が福島テレビから前日の12月4日に開局したばかりのテレビユー福島に変更となった。

TBSチャンネルでの再放送

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  • TBSチャンネルでは、2010年ごろに放送されていた。2018年11月16日から、TBSチャンネル1にて、2度目の放送が開始された。

BS-TBSでの再放送

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  • BS-TBSにて、2017年12月20日から2018年2月19日まで、18時00分からの時代劇再放送枠で放送された。

外部リンク

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第15部

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水戸黄門 第15部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔(制作)
脚本 葉村彰子
芦沢俊郎
櫻井康裕
大西信行
津田幸於
加瀬高之
外山徹
監督 山内鉄也
居川靖彦
倉田準二
出演者 西村晃
里見浩太朗
伊吹吾朗
片平なぎさ
高橋元太郎
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下幸之助
プロデューサー 西村俊一
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1985年1月28日 - 1985年10月21日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全39
水戸黄門 第15部
テンプレートを表示

水戸黄門 第15部」(みとこうもん だい15ぶ)は1985年1月28日から1985年10月21日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全39話(通算457回)。

ストーリー

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第14部の復路、柳沢の陰謀で危機に瀕した福岡藩の娘・綾姫を助け、福岡を目指して旅立つ。

キャスト

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メインレギュラー
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準レギュラー
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スタッフ

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  • 制作:逸見稔(ノンクレジット)
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子芦沢俊郎、櫻井康裕、大西信行津田幸於、加瀬高之、外山徹
  • 音楽:木下忠司
  • ナレーター:芥川隆行
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • 撮影:古谷伸、萩屋信、原田裕平、脇武夫、片山顕、木村誠司、羽田辰治
  • 照明:真城喻、大谷康郎、伊勢晴夫、武邦男、岡田耕二
  • 録音:神戸考憲、草川右文、渡部芳丈、面屋竜憲、中川清
  • 美術:鈴木孝俊、塚本隆治、高見哲也
  • 記録:満尾敦子、川島庸子、内藤幸子、小川加津子、谷野敏子、松崎翠、西野敏子
  • 編集:河合勝巳
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 演技事務:山下義明
  • 舞踊振付:藤間紋蔵
  • 擬斗:菅原俊夫、三好郁夫、土井淳之祐、上野隆三(東映剣会
  • 装置:磯谷幸一
  • 装飾:篭尾和人、長谷川優市呂
  • 小道具:高津商会
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 衣装・衣裳:東京衣裳
  • 衣裳提供・衣装提供:全国呉服青年連合会、全国呉服専門店会連合会
  • 邦楽監修:中本敏生
  • 計測:小林善和、原田国一、宮西慶二郎、藤井重光、西田圭司、田宗之
  • 整音:加藤正行
  • 助監督:井上泰治(第1話、第3話、第10話、第12話〜第13話、第24話、第37話〜第39話)、金鐘守(第2話、第8話、第11話、第14話、第16話〜第17話)、久郷久雄(第4話、第9話、第15話、第19話、第27話〜第28話、第33話)、矢田清巳(第5話、第18話、第22話〜第23話、第25話〜第26話、第29話〜第32話、第35話〜第36話)、山本憲(第6話~第7話)、西垣吉春(第20話~第21話)、髙倉祐二(第34話)
  • 協力:京都 大覚寺
  • 現像:東洋現像所
  • プロデューサー補:大庭喜儀
  • 制作補:山田勝
  • 監督:山内鉄也居川靖彦倉田準二
  • 制作協力:東映オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - 里見浩太朗伊吹吾朗

行程

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解説

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  • 綾姫が最終話(第39話)の江戸まで旅に同行。格之進との淡い思いが描かれた。
  • 福岡藩騒動解決後、弥七が江戸屋敷への伝令として江戸まで走り、第12話から第15話までの4回は登場していない。第16話から一行の元に戻って来たが、その後も弥七の登場しない回(第19話、第30話、第32話、第34話、第36話)があった。
  • 弥七役の中谷一郎が休演した回のOPのレギュラークレジットでは、綾姫役の片平なぎさと八兵衛役の高橋元太郎のクレジットの順番が逆になっている。

TBSチャンネルでの再放送

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  • TBSチャンネルでは、2010年末まで放送されていた。2019年5月18日から、TBSチャンネル1にて再放送再開。

BS-TBSでの再放送

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  • 2018年2月20日から3月2日まで第1話から第9話が、3月19日から5月10日まで第10話から第39話がBS-TBSの18時00分の時代劇再放送枠でそれぞれ放送された。なお、BS-TBS版再放送のため、第9話で一時中断された。

外部リンク

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第16部

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水戸黄門 第16部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔(制作)
脚本 葉村彰子
櫻井康裕
大西信行
芦沢俊郎
監督 山内鉄也
倉田準二
居川靖彦
矢田清巳
出演者 西村晃
里見浩太朗
伊吹吾朗
高橋元太郎
鳥越マリ
せんだみつお
由美かおる
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下幸之助
プロデューサー 西村俊一
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1986年4月28日 - 1987年1月19日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全39
水戸黄門 第16部
テンプレートを表示

水戸黄門 第16部」(みとこうもん だい16ぶ)は1986年4月28日から1987年1月19日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全39話(通算496回)。

ストーリー

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和歌山紀州徳川家のお家騒動を解決するため、旅に出る。

キャスト

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メインレギュラー
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  • 水戸光圀:西村晃
  • 佐々木助三郎:里見浩太朗
  • 渥美格之進:伊吹吾朗
  • うっかり八兵衛:高橋元太郎
  • 香織:鳥越マリ
  • 煙の又平せんだみつお(第1話〜第5話、第7話、第9話〜第10話、第14話〜第24話、第28話〜第31話、第33話〜第35話、第37話、第39話)
  • かげろうお銀由美かおる(第1話〜第5話、第7話、第9話〜第24話、第28話〜第31話、第33話〜第35話、第37話、第39話)
  • 風車の弥七:中谷一郎(第1話〜第15話、第17話〜第19話、第21話〜第23話、第25話〜第27話、第30話〜第32話、第34話、第36話〜第39話)
  • 千丈坊:上野山功一(第1話〜第3話、第6話〜第7話、第9話)
  • 竜神坊:市村昌治(第1話〜第3話、第6話〜第7話、第9話〜第10話)
準レギュラー
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スタッフ

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  • 制作:逸見稔(ノンクレジット)
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子、櫻井康裕、大西信行芦沢俊郎
  • 音楽:木下忠司
  • ナレーター:芥川隆行
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • 撮影:古谷伸、荻屋信、原田裕平、片山顕、木村誠司、羽田辰治、平山善樹
  • 照明:真城喩、岩見秀夫、伊勢晴夫、大谷康郎
  • 録音:神戸考憲、中川清、木村均
  • 美術:鈴木孝俊、塚本隆治、高見哲也、三浦鐐二
  • 記録:川島庸子、内藤幸子、小川加津子、西野敏子
  • 編集:河合勝巳
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 演技事務:山下義明
  • 能指導:掛川昭二
  • 釜指導:高木治良兵衞
  • 擬斗:菅原俊夫、三好郁夫、土井淳之祐、上野隆三、谷明憲(東映剣会
  • 装置:磯谷幸一
  • 装飾:長谷川優市呂、窪田治、西川由紀夫
  • 小道具:高津商会
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 衣装:東京衣裳、米田稔
  • 衣装提供:全国呉服青年連合会、全国呉服専門店会連合会
  • 邦楽監修:中本敏生
  • 整音:加藤正行
  • 計測:小林善和、原田国一、藤井重光、西田圭司、山口鉄雄
  • 助監督:井上泰治(第1話、第6話、第34話、第38話)、髙倉祐二(第2話、第4話、第7話、第9話)、矢田清巳(第3話、第5話、第10話〜第11話、第13話、第15話〜第18話、第23話、第26話、第29話〜第30話、第33話、第37話)、内沢豊(第8話)、金鐘守(第12話、第14話、第19話〜第22話、第24話〜第25話、第27話〜第28話、第31話)、山本憲(第32話、第35話〜第36話、第39話)
  • 協力:京都 大覚寺
  • 現像:IMAGICA
  • プロデューサー補:大庭喜儀
  • 制作補:山田勝
  • 監督:山内鉄也倉田準二居川靖彦矢田清巳
  • 制作協力:東映オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - 里見浩太朗伊吹吾朗

行程

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解説

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  • お家騒動の裏で暗躍する刺客の前に散った紀州藩士・富田新八郎(加納竜)の妹・香織が、本シリーズのレギュラーとして、初回から最終話(第39話)まで(西山荘から西山荘まで)、旅の供をする。なお、そのシリーズ限りの女性レギュラーが初回から最終話まで一行に同行することは、本シリーズ以後長い間無くなっていた。(里見黄門シリーズでは復活している。)
  • 藤林無門は1995年に放送された『水戸黄門外伝 かげろう忍法帖』にも登場していて、演者が同作放送当時の光圀役の佐野浅夫だったため、佐野は無門と光圀の二役で出演した。
  • 藤林の登場する第9話と第10話は、前編・後編扱いである。
  • 光圀一行を狙う本物の刺客(千丈坊と竜神坊)が第1話から第3話、第6話、第7話、第9話、第10話(第10話は千丈坊を除く)に登場するが、実際に一行を襲ったのは、第1話、第9話、第10話のみであり、その他の回では雇った刺客に襲わさせたが、悉く失敗している。
  • 第20話は、第14部第11話のリメイク版であるが、当該回とは異なり印籠を見せるシーンが含まれている。
  • 第22話でお銀が黒姫の十兵衛(今井健二)に捕まった際には、忍装束を脱がされてレオタード姿で縄で縛られ、猿轡も咬ませられた。
  • 第24話では光圀自らが悪者達に印籠を見せている。
  • 第25話は、第14部第27話のリメイク版であり、当該回と同様に光圀が年貢米の入った藁袋に腰を下ろしてしまい、堀ちえみ演じる娘・馬子に叱られるシーンがある。
  • お銀の登場により「入浴シーン」が印籠と並ぶ定番シーンとなっていく。
  • 第4部から長らく助監督を務めていた矢田清巳が監督に昇進する。
  • 第1部から邦楽監修を担当していた中本敏生がこのシリーズで降板する。
  • 第2部から葉村彰子として脚本を手がけていた植木昌一郎が脳出血で撤去、本作が遺作となる。
  • 本シリーズより、現像を請け負っていた東洋現像所が、会社名を変更したのに伴い、「現像:IMAGICA」となる。ただ、初期は字の表記法にやや混乱が見られ、縦書きと横書きの繰り返しを経たのち、縦書き(アルファベットの一文字一文字が、日本語と同じように縦に書かれたもの)として定着する。

TBSチャンネルでの再放送

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  • TBSチャンネルでは、2011年に放送された。その後、2019年7月9日から、TBSチャンネル1にて、再放送開始。

BS-TBSでの再放送

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  • 2018年5月11日から7月19日までBS-TBSの18時00からの時代劇再放送枠で放送された。

外部リンク

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第17部

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水戸黄門 第17部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔
脚本 葉村彰子
櫻井康裕
大西信行
石川孝人
稲垣俊
芦沢俊郎
伊上勝
監督 山内鉄也
矢田清巳
髙倉祐二
出演者 西村晃
里見浩太朗
伊吹吾朗
由美かおる
高橋元太郎
野村将希
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下幸之助
プロデューサー 西村俊一
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1987年8月24日 - 1988年2月22日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全26
水戸黄門 第17部
テンプレートを表示

水戸黄門 第17部」(みとこうもん だい17ぶ)は1987年8月24日から1988年2月22日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全26話(通算522回)。

ストーリー

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鳥羽藩取り潰しを画策する吉保の陰謀を粉砕するために、鳥羽へ向けて旅立つ。事件解決後、旅先で知り合った少女・千春を母親に会わせるために四国へと向かう。

キャスト

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メインレギュラー
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準レギュラー
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スタッフ

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  • 企画:逸見稔
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子、櫻井康裕、大西信行石川孝人稲垣俊芦沢俊郎伊上勝
  • 音楽:木下忠司
  • ナレーター:芥川隆行
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • 撮影:平山善樹、片山顕、原田裕平、萩屋信
  • 照明:真城喻、武邦男、大谷康郎、岩見秀夫、伊勢晴夫
  • 録音:中川清、草川石文、木村均、面屋竜憲、神戸孝憲
  • 美術:三浦鐐二、高見哲也、園田一佳、鈴木孝俊、塚本隆治、下石坂成典
  • 記録:川島庸子、小川加津子、内藤幸子、西野敏子
  • 編集:河合勝巳
  • 助監督:金鐘守(第1話〜第2話、第12話〜第14話、第17話)、井上泰治(第3話、第5話、第7話、第10話、第18話〜第20話、第24話)、和田圭一(第4話、第6話)、内沢豊(第8話〜第9話)、曽根勇(第11話、第21話〜第23話)、佐藤晴夫(第15話〜第16話)、山本憲(第25話〜第26話)
  • 邦楽監修:中本哲
  • 舞踊振付:藤間紋蔵
  • 擬斗:土井淳之祐、菅原俊夫、上野隆三(東映剣会) 
  • 衣装:東京衣裳
  • 装置:磯谷幸一、青木茂雄、大八木登、太田正一
  • 装飾:籠尾和人、中小路認、長谷川優市呂、極並浩次
  • 小道具:高津商会
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 刺青師:毛利清三
  • スチール:深野隆、金井謹治
  • 計測:宮西慶二郎、小林善和、原田国一、雨宮良朋
  • 整音:加藤正行
  • 進行:中澤裕行(第1話〜第2話、第12話〜第14話、第17話)、進藤盛延(第3話〜第6話、第8話〜第9話、第11話、第15話〜第16話、第19話〜第23話、第25話〜第26話)、福田雅弘(第7話、第10話、第18話、第24話)
  • 演技事務:山下義明
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 協力:京都 大覚寺
  • プロデューサー補:大庭喜儀
  • 制作補:山田勝
  • 現像:IMAGICA
  • 監督:山内鉄也矢田清巳、髙倉祐二
  • 制作協力:東映オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - 里見浩太朗伊吹吾朗

行程

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解説

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  • 1987年11月2日、西村に紫綬褒章が授与される。
  • このシリーズから、初回から同行した女性レギュラー(旅立ちのきっかけとなる騒動の関係者)の出演は旅の目的地までとなる。また、番組編成が3部編成(本編 → CM → 本編 → CM → 本編)から4部編成(本編 → CM → 本編 → CM → 本編 → CM → 本編)に変わった。
  • 第1話から第9話までは鳥羽藩取り潰しのエピソードであり、第10話からは、新たな旅を開始させるパターンとなっている。
  • 第1話で煙の又平は、弥生の警護中に黒谷の道鬼一味の襲撃を受け、弥生を庇って殺された。
  • 第1話で志乃、お新、お銀の共演シーンがある。
  • 第2話でくれないお蓮と戦ってたお銀は敵だった飛猿に羽交い締めにされ、動きを封じられてしまう。また、お銀は第10話でも飛猿に羽交い締めにされる。
  • 第2話で助三郎が光圀に変装している。この回には増田恵子がゲスト出演しており、2人で登場する場面はないがお蓮役のMIEと合わせて元ピンク・レディーの2人が揃って出演している。
  • 第6話は弥七は登場しないが、お銀の登場シーンで弥七のテーマのBGMが使用された。また、第17話では風車のみが登場し、弥七のテーマのBGMが使用された。
  • 第8話で道鬼のアジトで飛猿と共に滝下へと落下したお銀は、飛猿に助けられ、近くの小屋で忍装束を脱がされて、上半身裸で包帯を巻いた状態で怪我の手当てを受ける。
  • 第8話で又平がクレジットされているが、実際は第1話で収録した映像が、回想シーンで用いられている。
  • 第9話でお銀は黒谷の道鬼を討ち、又平の敵討ちを果たした。また、第9話でお銀が又平の火炎大筒を使用した。
  • 第10話以降、お蓮が登場するときに使われていたBGMがお銀が登場するときのBGMとして使用されている。
  • 第12話で仮面ライダーストロンガーで主人公城茂を演じた荒木しげるとストロンガーの敵であるブラックサタンの大幹部=タイタンを演じた浜田晃が出演している。
  • 第18話と第19話のクライマックスでは、お銀がいつもの忍装束ではなく、通常の着物姿で立ち回りを行っている。
  • 第19話の弥七の3回転宙返りは第14部第17話「天下無敵の女棋士 -天童-」(1984年2月20日放送)で使用されたものである。ただし、回転するときの効果音が異なっている。
  • 第8話、第10話、第11話、第20話、第24話で、飛猿は茶色の衣装に身を包んで行動した。第11話以外のクライマックス[注 1]ではいつもの黒の衣装に戻っている。
  • 最終話(第26話)は前編・後編の後編にあたるが、話の展開上、途中江戸に移動するため、オープニングクレジットでも、「大坂・江戸」と表記されている。
  • 上記のとおり、第8話と第9話および第25話と第26話が前編・後編扱いである。また、視聴者の要望によりこのシリーズを最後に前編・後編扱い(特にラストシーンにおいて、「果たして老公は無事なのか?」といったストーリー)は廃止され、第18部以降は基本的に1話完結のストーリーとなった。
  • 柘植の飛猿の出演者クレジットは鳥羽藩騒動落着の第9話までは刺客仲間のくれないお蓮(MIE)とともにトメになっていたが、鳥羽藩騒動落着後の第10話からはレギュラーにクレジットされた。
  • 弥七役の中谷一郎が休演した回のOPのレギュラークレジットではお銀役の由美かおるが最後にクレジットされている。
  • 1987年11月16日に野村将希が千代幸子と婚約を発表。
  • 助三郎役の里見浩太朗と志乃役の山口いづみ、第14部から登場していた2代目備前役の中村竹弥の最終シリーズである。里見は第3部から17年間計457回[注 2]、山口は第9部から9年間計106回の出演だった。里見は、光圀役が西村に替わる時点で助三郎役を降板するつもりだったが、プロデューサーの逸見稔に「(里見が助三郎役を)西村さんが慣れるまでやってくれなければ困る」と泣きつかれ、西村晃主演の本シリーズまで出演を継続することになった。
  • このシリーズ以降第24部までプロデューサーの逸見稔がOPクレジットに表記された。このシリーズと第18部、第24部第28話以降は「企画」、第19部から第24部第27話までは「制作」とそれぞれクレジットされた。第16部以前はノンクレジットだった。
  • 飛猿の登場により「入浴シーン」が確立された(お銀が入浴、それを見た悪人が混浴したさにお銀のいる湯屋に近づき、混浴しようかというところで、お銀が悪人にお湯をかけてパニックに落としいれ、悪人が逃げ回っているところに飛猿が登場、空手技で悪人を失神させて終わりというものや、飛猿が代わりに入浴しているパターンもある)。ただし、本作ではお銀の入浴シーンはあまりない。
  • 第17部のポスターから松下電器のロゴが一新され、それまでのNマークに変わりNationalマークが登場した(第38部まで続く)。

TBSチャンネルでの再放送

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  • TBSチャンネルでは、2011年から12年にかけて放送された。また、地上波のTBSでも、2011年の初夏に再放送された。

BS-TBSでの再放送

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  • 2018年10月2日から11月7日、2021年6月21日から7月28日にBS-TBSの18時30分の時代劇再放送枠で放送された。

外部リンク

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第18部

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水戸黄門 第18部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔
脚本 葉村彰子
櫻井康裕
大西信行
芦沢俊郎
伊上勝
監督 山内鉄也
矢田清巳
髙倉祐二
出演者 西村晃
あおい輝彦
伊吹吾朗
由美かおる
高橋元太郎
野村将希
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下幸之助
プロデューサー 西村俊一
大庭喜儀
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1988年9月12日 - 1989年5月1日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全33
水戸黄門 第18部
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水戸黄門 第18部」(みとこうもん だい18ぶ)は1988年9月12日から1989年5月1日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全33話(通算555回)。

ストーリー

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清国を巻き込んだ平戸藩の内紛を解決するため、一行は麗花(お梅)と共に旅に出る。

キャスト

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メインレギュラー
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  • 水戸光圀:西村晃
  • 佐々木助三郎:あおい輝彦
  • 渥美格之進:伊吹吾朗
  • かげろうお銀:由美かおる
  • うっかり八兵衛:高橋元太郎
  • 柘植の飛猿:野村将希
  • 風車の弥七:中谷一郎(第1話〜第13話、第19話、第29話、第31話〜第33話)
  • 麗花(お梅):愛鈴[注 3](第1話〜第17話)[注 4]
  • 玄竜(天竺屋清兵衛):川合伸旺(第1話〜第5話、第9話〜第10話、第12話、第15話〜第17話)[注 5]
  • 緋竜:中村れい子(第1話〜第5話、第9話〜第10話、第12話、第15話〜第17話)
  • 青竜:浜田晃(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
  • 呑竜:北九州男(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
  • 玄竜の配下:稲田龍雄(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
  • 玄竜の配下:清家利一(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
  • 玄竜の配下:西村陽一(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
  • 玄竜の配下:菊池香理(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
  • 玄竜の配下:森山陽介(第1話〜第5話、第9話、第12話、第15話〜第17話)
準レギュラー
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  • 霞のお新:宮園純子(第1話、第2話、第33話)
  • 徳川綱吉:長谷川哲夫(第1話、第2話、第33話)
  • 有賀監物:名和宏(第1話、第2話、第17話)
  • 中本仁四郎:原口剛(第1話、第2話、第15話、第17話)
  • 浦上助左衛門:高城淳一(第2話、第17話)
  • 浦上由紀:浜田朱里(第2話、第17話)
  • お登世の方:八神康子(第2話、第17話)
  • 亀千代:中尾英雄(第2話)、小林誠一(第17話)
  • 水戸家の側用人:中村錦司(第1話、第33話)
  • 柳沢の側用人:溝田繁(第33話)
  • 柳沢吉保:山形勲(第1話、第2話、第33話)
  • 渥美多加:高峰三枝子(特別出演)(第1話、第33話)

スタッフ

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  • 企画:逸見稔
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子、櫻井康裕、大西信行芦沢俊郎伊上勝
  • 音楽:木下忠司
  • ナレーター:芥川隆行
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • プロデューサー:大庭喜儀
  • 制作担当:山田勝
  • 撮影:原田裕平、都築雅人、萩屋信、片山顕、小林善和
  • 照明:武邦男、岩見秀夫、大谷康郎、伊勢晴夫、真城喩
  • 録音:面屋竜憲、神戸孝憲、中川清、木村均、田中峯生
  • 美術:高見哲也、三浦鐐二、鈴木孝俊、下石坂成典
  • 記録:川島庸子、西野敏子、内藤幸子、小川加津子、佐伯直
  • 編集:河合勝巳
  • 助監督:金鐘守(第1話〜第2話、第5話、第7話〜第8話、第10話、第15話〜第17話、第22話)、和田圭一(第3話〜第4話、第14話、第18話、第25話、第28話、第33話)、佐藤晴夫(第6話、第9話、第13話、第19話〜第21話)、井上泰治(第11話〜第12話、第26話〜第27話)、山本憲(第23話〜第24話)、上杉尚祺(第29話〜第30話)、梅沢利之(第31話〜第32話)
  • 邦楽監修:中本哲
  • 舞踊振付:藤間藤雄
  • 擬斗:菅原俊夫(東映剣会) 
  • 衣装:東京衣裳
  • 装置:青木茂雄、和田順吉
  • 装飾:窪田治、中小路認、極並浩史、山中忠和
  • 小道具:高津商会
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • スチール:深野隆
  • 計測:雨宮良朋、原田国一、上新照幸、作村龍二
  • 整音:加藤正行
  • 進行:福田雅弘(第1話〜第12話、第14話〜第17話、第22話)、進藤盛延(第13話、第19話)、宮崎俊弥(第18話、第20話〜第21話、第23話〜第33話)
  • 演技事務:山下義明
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 協力:京都 大覚寺
  • 現像:IMAGICA
  • 監督:山内鉄也矢田清巳、髙倉祐二
  • 制作協力:東映オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - あおい輝彦伊吹吾朗
主題歌のアレンジも20年目にして初めて変更になる。

行程

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解説

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  • 助三郎役は、あおい輝彦になる。それに伴い、設定が妻帯者から独身に変更となった。この関係もあって、第1話では、渥美多加が格之進だけでなく、助三郎の縁談もまとめて執り行いたい、などという老婆心を見せる場面がある。
  • このシリーズでも里見浩太朗が助三郎役を務めていた第17部までの形と同じく印籠シーンの定番の「こちらにおわす御方をどなたと心得る!畏れ多くも前の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ!」「一同、ご老公の御前である、頭が高い、控えおろう!」のセリフも、助三郎が格之進の、または格之進は助三郎のセリフをいう形[注 6]の言い方が見られる。
  • 中谷一郎が立ち回りの収録中に右足くるぶしを痛める怪我をする。このため第14話から第18話、第20話から第28話、第30話には出演していない。
  • このシリーズ以降第21部まで弥七役の中谷一郎が休演した回のOPのレギュラークレジットでは飛猿役の野村将希が最後にクレジットされている。
  • ここ数シリーズでは第1話は必ず火災炎上シーンがあったが、このシリーズの第1話では火災炎上シーンは無い。
  • このシリーズでお銀は、第2話、第3話、第15話で玄竜(川合伸旺)一味に捕まっているが、お銀が同じ刺客集団に3回も捕まったのはこのシリーズのみである。
  • 第2話でお銀が玄竜一味に捕まった際には、忍装束を脱がされてレオタード姿で磔にされ、激しい拷問を受けた。
  • 第3話では、お銀と一緒に飛猿も玄竜一味に捕まり、激しい拷問を受けた。
  • 第2話、第3話と連続で玄竜一味に捕まり、激しい拷問を受けたお銀は、第3話の最後の立ち回りの場面では、刀を杖替わりにしないと立っていられない程ボロボロな状態で危ない所を光圀や弥七に助けられた。
  • 第15話から飛猿は独自の猿面型の小道具を使用するようになる。弥七の風車同様、武器や投げ文の手段となった。
  • 第18話以降、緋竜が登場するときに使われていたBGMがお銀が登場するときのBGMとして使用されている。また、そのBGMは第19部以降も時折使用されている[注 7]
  • このシリーズから印籠が新調された。
  • 第19話の印籠シーンで、格之進がアップ用ではなく薬入れ用の印籠を出している。だが、ストーリーの関係で、格之進が牢屋に入れられるため、事前に光圀に印籠を渡していた可能性もあり、定かではない。なお、この放送回では、印籠は光圀がさりげなく格之進に渡す形で、いつもの流れに入っている。
  • 最終話(第33話)の終盤部分での印籠と共に光圀が正体を明かす場面において、いつもとは違ったBGMが使われた。
  • 第20話でお銀は忍装束姿で軽業を披露した。
  • 第20話、第26話、第30話では風車のみが登場し、弥七は登場しない[注 8]
  • 第14部以来に新BGMが追加された。ちなみに、立ち回りBGMは2つ追加された。
  • このシリーズでは、刺客たち(玄竜)とお銀&飛猿(弥七)との「忍び同士の対決」も見物のため、刺客たちが登場する際の立ち回りの際は二段構成(助三郎&格之進vs悪人たち、その後にお銀&飛猿vs玄竜一味と戦う構成もしくはその逆)となっている(つまり、他のシリーズでは悪人たちと立ち回るシーンと刺客たちと戦うシーンは同じBGM、カットで通すが、第18部のみは、悪人たちと立ち回るシーンと刺客たちと戦うシーンでBGM、カットを分けていることが多い)[注 9]
  • 第18部のポスターのみ「水戸黄門」の書体が縦文字となっている。
  • 第17話が放送された2日前の1989年1月7日に昭和天皇崩御したことに伴い、松下電器のCMは自粛。本来CMが入る箇所のうち、冒頭のオープニングキャッチを含むCM枠はクラシックのヒーリングミュージックをBGMにした環境映像、本編中と終了後は全てCM前に表示される画像(題字と徳川家の家紋)と同じスライド静止画が表示されたまま、次の場面までずっとヒーリングミュージックを流し続けるいわゆるフィラーの形態での放送となった。本編終了後は提供クレジット部分の穴埋めを兼ねて1月の放送予定と翌々週までの分の次回予告を2本流し、そのままエンドカードと次枠の『代議士の妻たち2』のクロスプログラムに接続した。
  • 第14部から格之進の母親・渥美多加役の高峰三枝子(詳細は後述)、第1部から登場していた光圀の宿敵・柳沢吉保役の山形勲の最終シリーズである(実際に登場したのは第1部 - 第3部、第14部 - 第15部、第17部 - 第18部)。
  • 第1話で側用人役として登場した中村錦司が、最終話でも同じ役として登場する。ただし、第1話登場時は側用人という役名とともにクレジットされていたが、最終話では役名はなかった。しかし、劇中で助三郎が「御用人」と呼んでいるところから、第1話と同じ役柄であることがわかる。落ち着きのない人物像もそのまま継承されている。また、その落ち着きのなさから、最終話では「囲碁は心を鎮める」として光圀に囲碁の相手をさせられるさい、「さあ、中村」と呼んでいることから、苗字がそのまま劇中で使われていることがわかる。なお、この側用人中村役は、第20部最終話(第48話)でも再び中村錦司が演じる形で登場する。
  • 準レギュラーのメンバー(多加を除く)が、初回と最終話だけだなく、第2話にも出演した。

TBSチャンネルでの再放送

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  • TBSチャンネルでは、CS初として2011年から12年にかけて放送された。

BS-TBSでの再放送

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  • 2018年11月8日から12月26日までBS-TBSの18時30分の時代劇再放送枠で放送された。

外部リンク

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第19部

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水戸黄門 第19部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔(制作)
脚本 葉村彰子
大西信行
芦沢俊郎
田口耕三
土橋成男
櫻井康裕
石川孝人
監督 山内鉄也
矢田清巳
髙倉祐二
松尾正武
江崎実生
出演者 西村晃
あおい輝彦
伊吹吾朗
由美かおる
高橋元太郎
野村将希
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下正治
プロデューサー 西村俊一
大庭喜儀
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1989年9月25日 - 1990年4月16日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全29
テンプレートを表示

水戸黄門 第19部」(みとこうもん だい19ぶ)は1989年9月25日から1990年4月16日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全29話(通算584回)。

ストーリー

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庄内藩お世継ぎ騒動を解決するため旅立つ。

キャスト

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メインレギュラー
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  • 水戸光圀:西村晃
  • 佐々木助三郎:あおい輝彦
  • 渥美格之進:伊吹吾朗
  • かげろうお銀:由美かおる
  • うっかり八兵衛:高橋元太郎
  • 柘植の飛猿:野村将希
  • 風車の弥七:中谷一郎
  • 雪姫:吉野真弓(第1話〜第9話)
  • 千鶴:安永亜衣(第1話〜第9話)
  • 鬼巌坊:山本昌平(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話〜第9話)
  • 鳥海坊:佐藤京一(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話〜第9話)
  • 丁字坊:志賀勝(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話、第9話)[注 10]
  • 鬼巌坊の配下:伊藤康二(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話、第9話)
  • 鬼巌坊の配下:森山陽介(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話、第9話)
  • 鬼巌坊の配下:西村陽一(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話、第9話)
  • 鬼巌坊の配下:稲田龍雄(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第7話、第9話)
準レギュラー
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スタッフ

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  • 制作:逸見稔
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子大西信行芦沢俊郎田口耕三、土橋成男、櫻井康裕、石川孝人
  • 音楽:木下忠司
  • ナレーター:芥川隆行
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • プロデューサー:大庭喜儀
  • 制作担当:山田勝
  • 撮影:萩屋信、片山顕、平山善樹、都築雅人、小林善和
  • 照明:佐々木政一、岩見秀夫、伊勢晴夫、武邦男、岡田耕二
  • 録音:神戸孝憲、面屋竜憲、中川清、木村均、田中峯生、小金丸輝貴
  • 美術:塚本隆治、高見哲也、三浦鐐二、園田一佳、今井高端
  • 記録:西野敏子、内藤幸子、川島庸子、石田照、西村直美、佐伯直、東紀子
  • 編集:河合勝巳
  • 助監督:梅原重行(第1話、第3話、第7話~第8話、第11話、第16話、第24話、第27話)、山本憲(第2話、第4話、第6話)、前島守男(第5話)、髙倉祐二(第9話~第10話)、佐藤晴夫(第12話、第15話、第18話~第19話、第22話、第28話~第29話)、井上泰治(第13話、第23話)、内沢豊(第14話、第17話)、和田圭一(第20話~第21話、第25話~第26話)
  • 邦楽監修:中本哲
  • 能指導:掛川昭二
  • 擬斗:菅原俊夫、三好郁夫、上野隆三、谷明憲、土井淳之祐(東映剣会
  • 衣装:東京衣裳、米田稔
  • 装置:増田道清、木村倉次郎
  • 装飾:西川由紀夫、窪田治、極並浩史
  • 小道具:高津商会
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 刺青師:毛利清三
  • スチール:深野隆
  • 計測:作村龍二、望月真寿夫、原田国一、松木春吉
  • 整音:加藤正行
  • 進行:福田雅弘(第1話)、宮崎俊弥(第2話~第11話、第13話~第21話、第23話~第29話)、進藤盛延(第12話、第22話)
  • 演技事務:山下義明
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 協力:京都 大覚寺
  • 現像:IMAGICA
  • 監督:山内鉄也矢田清巳、髙倉祐二、松尾正武江崎実生
  • 制作協力:東映太秦映像オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - あおい輝彦伊吹吾朗

行程

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解説

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  • 放送20周年記念シリーズ。
  • このシリーズから飛猿の忍び服から刀が無くなったが、その後も飛猿が刀を使用する場面は稀に見られる[注 11]
  • 第1部から製作総指揮を務めていた松下幸之助の死去に伴い、松下正治が最終シリーズの第43部まで製作総指揮となる。
  • 第1部からナレーターを務めていた芥川隆行が1990年10月2日に死去し、本作が最終シリーズとなる。
  • 第19部のポスターから「水戸黄門」の書体が横文字に戻った。
  • 第13部以来7年ぶりに山野辺兵庫が登場し、高松英郎が山野辺を演じた。
  • 今シリーズから、制作協力が東映から東映太秦映像に変わった。
  • 第1話と第2話でお銀は鬼巌坊(山本昌平)一味に捕まるが、お銀が刺客に2話連続捕まるのは、第18部の第2話と第3話に次いで、2度目となる。
  • 第2話で助三郎が光圀に八兵衛が助三郎に扮して、捕まったお銀を助けに向かう。
  • TBSチャンネルにおいて、2012年1月からCS初放送。

外部リンク

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第20部

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水戸黄門 第20部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔(制作)
脚本 葉村彰子
櫻井康裕
土橋成男
大西信行
芦沢俊郎
監督 髙倉祐二(高倉祐二)
矢田清巳
宮越澄
松尾正武
山内鉄也
江崎実生
出演者 西村晃
あおい輝彦
伊吹吾朗
由美かおる
高橋元太郎
野村将希
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下正治
プロデューサー 西村俊一
大庭喜儀
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1990年10月22日 - 1991年10月7日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全48
テンプレートを表示

水戸黄門 第20部」(みとこうもん だい20ぶ)は1990年10月22日から1991年10月7日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全48話(通算632回)。

ストーリー

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光圀の実子である高松藩主・松平頼常荻島真一)が、参勤交代に出府してこないという大事が起きる。表向きの理由は病気だが、頼常の病気騒動には何か裏があると確信した光圀は、将軍・綱吉の許しを得て高松へ向けて旅立つ。

キャスト

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メインレギュラー
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準レギュラー
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スタッフ

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  • 制作:逸見稔
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子、櫻井康裕、土橋成男、大西信行芦沢俊郎
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • プロデューサー:西村俊一
  • プロデューサー:大庭喜儀
  • 制作担当:山田勝
  • 特技:宍戸大全
  • 撮影:小林善和ほか
  • 照明:岩見秀夫ほか
  • 録音:木村均、神戸孝憲ほか
  • 美術:高見哲也、野尻均ほか
  • 記録:西野敏子、小川加津子、重信美香、西村直美、中田英子、内藤幸子
  • 編集:河合勝巳(第1話〜第46話)、荒木健夫(第47話〜第48話)
  • 助監督:梅原重行、井上泰治、佐藤晴夫、和田圭一、喜田川隆義
  • 邦楽監修:中本哲
  • 舞踊振付:藤間藤雄
  • 能指導:掛川昭二
  • 擬斗:上野隆三、菅原俊夫、三好郁夫、谷明憲、土井淳之祐(東映剣会
  • 衣装:東京衣裳
  • 装置:野本志郎
  • 装飾:長谷川優市呂、長尾和人、三木雅彦、極並浩文
  • 小道具:高津商会
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • スチール:深野隆、高瀬和三郎、荒川大介
  • 計測:望月真寿夫、原田国一、作村龍二、新宮誠、長谷川光徳
  • 整音:加藤正行
  • 進行:釣田泰、福田雅弘、松田渡、木岡敦
  • 演技事務:山下義明
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • ナレーター:杉山真太郎
  • 協力:京都 大覚寺
  • 現像:IMAGICA
  • 監督:髙倉祐二(高倉祐二)、矢田清巳宮越澄松尾正武山内鉄也江崎実生
  • 制作協力:東映太秦映像オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - あおい輝彦伊吹吾朗

行程

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解説

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  • 水戸黄門シリーズで最も話数の長い部である。そのため、放送期間が約1年もかかった。
  • 前のシリーズまでナレーターを務めた芥川の死去に伴って、この部から元・TBSアナウンサー杉山真太郎がナレーターを務める。
  • 第19部の放送終了後に格之進の母・多加役の高峰三枝子が逝去(1990年5月27日没)したため、一行が旅に出ている間に多加も死去した設定となり、一行が西山荘に戻ってから初めて多加の死を知るエピソードが第1話で描かれた。
    • 多加の死去に伴い、格之進が多加の日記を見て回顧するシーンや、多加の遺言でお見合いをさせられかけたこと、これまで光圀の安否を気遣っていた山野辺兵庫が、多加の遺志を継いでお見合いを迫るなど、引き続き見合い話が持ち出されている。
  • ここ数シリーズでは第1話は旅の出立の話で終わることが多かったが、第15部以来久々に第1話で立ち回り・印籠を出すシーンが登場した。
  • 第1話から第11話まで、光圀の孫娘としてドラマオリジナルキャラクターの綾姫が登場。演じたのはアイドルの細川直美
  • 第20部を記念して北海道と沖縄を除く全都府県を回り、各都府県出身のタレント(中村玉緒大坂オール阪神・巨人高知西川きよし間寛平福岡武田鉄矢[注 15]長崎坂上香織八代八代亜紀鹿児島坂上二郎別府麻丘めぐみ西村知美長岡小林幸子酒田ケーシー高峰など)をゲスト出演させた。尚、第9話はミヤコ蝶々の出演が予定されていたが本人の都合が合わなかったため、村田知栄子が彼女の代役として出演することとなった。
  • 番組10周年記念以来およそ10年ぶりに「ミス水戸黄門」の公募が行われ、各局の代表がそれぞれ何らかの役で出演している。
  • 第4話の弥七の2回転宙返りの1回転目は第17部第20話「颯爽!謎の黒頭巾 -広島-」(1988年1月11日放送)の2回転宙返りの1回転目と同じものを使用している。
  • 第11話では八兵衛が光圀に扮している。また、印籠を見せるシーンがない回である。
  • 第13話で西川きよし西川弘志親子が親子役、間寛平が悪党の子分役(なお、間の持ちネタである「かい〜の」「アヘアヘアヘ...」が飛猿にやられる際に披露している)として出演している。また、この回では立回り後に印籠を見せるシーンがなく、光圀一行はお縄を受けて牢に自ら連行される。
  • 第19話において柳沢が老中として健在であることが確認できる。
  • 第31話で、一部のクレジットが別のに差し替わる。顕著なのは、高橋元太郎の「橋」の字の木へんがはねていることと、監督の高倉祐二が、従来はしごだか()で表記されていたものが、新字体の高に変わっていた。このクレジットは第32話においてもとに戻ったものの、第39話以降最終話(第48話)まで、再び使用されるようになった。
  • 第35話の弥七の2回転宙返りは第29話の2回転宙返りと同じものを使用している。ただし、回転するときの効果音が異なっている。
  • 第46話「印籠盗んだ女掏摸 -会津-」 の回で、光圀所持の印籠を盗んだ人物が、印籠を博打の形にする描写があり、光圀所持の印籠に描かれた葵紋を見た悪人側の一団が、会津松平家の紋所と同じだとして、泥棒の二人を会津藩の密偵と間違う(思い込む)描写があったが、光圀所持の印籠に描かれた葵紋と会津松平家が使用している葵紋は、デザインが異なっている為、実質的にはその様に思う事は無いと言える。 詳しくは、三つ葉葵を参照。
  • 第47話の見どころの殺陣シーンは、珍しくロケによるものであった。
  • 第47話では西村のスケジュールの都合で、光圀と助三郎、格之進、八兵衛の絡みが一切ない。そのためクライマックスでは、助三郎と格之進が偽黄門(小松政夫)を仕立て、彼を利用して「控えおろう」と悪人を平伏させる異色の展開となった。また、圧倒的に光圀の登場シーンが少ない。結局、この回で光圀と絡みがあったのは、ゲスト出演者と風車の弥七だけであった。
    • 冒頭から光圀が登場しないため、八兵衛が光圀に扮して、ことの経緯を再現するという形で、1分20秒超をノーカットで演じて見せた。
  • 第47話冒頭から終わりまで絡みがない代わりに、ゲスト出演の芦屋雁之助演じる左甚五郎とともに日光を発つ形で終了し、第48話に話が続く。第47話の途中で、堀田備前守の話も出てきていることから、第48話への伏線ともなっている。
  • 第1部から本作の編集を担当していた河合勝巳が第46話の作業終了後に逝去(担当回数630回)。
  • 最終話の霞のお新のクレジットは、段の字を用いた霞の字を使用していた。
  • 最終話で、側用人中村役で中村錦司が登場する。クレジットも、役名が単に「中村」となっている。第18部以来の登場である。
  • 最終話では、クライマックスにおける殺陣のシーンで弥七が登場しない代わりに、同シーンと、それ以外の場面で、霞のお新が久々に忍び姿で刀を交えて、光圀一行を補佐している。この時にお新が風車を使用する場面があった。この際には、お新・お銀・飛猿という珍しい組み合わせで立ち回りが行われた。簡単な技を披露した第18部第2話以来の活躍である。
  • 光圀と敵対する老中として堀田備前守永井秀明)が登場する。
  • 第20部では各話終盤部分での印籠と共に光圀が正体を明かす場面において、他の部とは違ったBGMが使われることが多かった[注 16]。ちなみに第16話は初期シリーズの主に第1部から第3部で多く使用されたBGMであった。
  • 富山県でのネット局が、北日本放送からチューリップテレビ(第20部開始の3週間前にあたる、1990年10月1日に開局)に変更となった。

外部リンク

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第21部

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水戸黄門 第21部
ジャンル テレビドラマ
原案 葉村彰子
企画 逸見稔(制作)
脚本 葉村彰子
櫻井康裕
大西信行
土橋成男
芦沢俊郎
監督 山内鉄也
江崎実生
髙倉祐二
矢田清巳
出演者 西村晃
あおい輝彦
伊吹吾朗
由美かおる
高橋元太郎
野村将希
中谷一郎
オープニングああ人生に涙あり
製作
製作総指揮 松下正治
プロデューサー 西村俊一
大庭喜儀
山田勝
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1992年4月6日 - 1992年11月9日
放送時間月曜日20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数全32

特記事項:
初回:19:00 - 20:54(114分)
テンプレートを表示

水戸黄門 第21部」(みとこうもん だい21ぶ)は1992年4月6日から1992年11月9日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全32話(通算664回)。

ストーリー

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岡崎藩のお世継ぎ騒動を解決するため、旅に出る。

キャスト

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メインレギュラー
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準レギュラー
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スタッフ

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  • 制作:逸見稔
  • 原案:葉村彰子
  • 脚本:葉村彰子、櫻井康裕、大西信行、土橋成男、芦沢俊郎
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • 特技:宍戸大全
  • プロデューサー:西村俊一
  • プロデューサー:大庭喜儀、山田勝
  • 撮影:荻屋信、原田裕平、片山顕、羽田辰治、都築雅人、小林善和
  • 照明:佐々木政一、岩見秀夫、伊勢晴夫、大谷康郎、武邦男、畑下隆憲
  • 録音:神戸孝憲、面屋竜憲、中川清、木村均、小金丸輝貴、田辺義教、佐藤茂樹
  • 美術:三浦鐐二、鈴木孝俊、高見哲也、稲野實、辻野大、栗崎元成
  • 記録:中田英子、東紀子、西野敏子、西村直美、小川加津子、三橋千尋、内藤幸子
  • 編集:河合和子 [注 17]
  • 助監督:和田圭一(第1話、第3話、第5話、第14話〜第15話、第19話、第23話、第28話、第30話)、高垣博也(第2話、第4話)、梅原重行(第6話、第10話〜第13話、第16話、第24話、第27話、第32話)、井上泰治(第7話〜第8話、第18話、第20話、第25話~第26話)、佐藤晴夫(第29話、第31話)、喜田川隆義(第9話、第17話)、佐野陽一(第21話~第22話)
  • 邦楽監修:中本哲
  • 舞踊振付:藤間藤雄、若柳加織里
  • 能指導:掛川昭二
  • 擬斗:菅原俊夫、三好郁夫、土井淳之祐(東映剣会
  • 衣装:東京衣裳、米田稔
  • 装置:岡田厚詩
  • 装飾:極並浩文、長谷川優市呂、渡辺源三、山中忠和、窪田治、籠尾和人
  • 小道具:高津商会
  • 美粧・結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • スチール:高瀬和三郎、深野隆
  • 計測:長谷川光徳、松木春吉、原田国一、作村龍二
  • 整音:加藤正行
  • 進行:松田渡(第1話、第9話、第17話、第19話、第23話)、釣田泰(第2話、第4話、第18話、第20話〜第22話)、宮崎俊弥(第3話、第5話、第25話~第26話、第28話~第31話)、木岡敦(第6話、第10話〜第13話、第16話)、福田雅弘(第7話〜第8話)、藤原伸織(第14話〜第15話)、松根功明(第24話、第27話)
  • 演技事務:山下義明 
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • ナレーター:杉山真太郎
  • 協力:京都 大覚寺
  • 現像:IMAGICA
  • 監督:山内鉄也江崎実生、髙倉祐二、矢田清巳
  • 制作協力:東映太秦映像オフィス・ヘンミ(ノンクレジット)
  • 製作:C.A.L

主題歌

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オープニングテーマ
ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - あおい輝彦伊吹吾朗

行程

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解説

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  • このシリーズのテーマが「名湯と名産を津々浦々に尋ねる漫遊記」であるため、毎回お銀の入浴シーンがある。第1話は水戸黄門史上初の2時間スペシャルで放送した。水戸から目的地・岡崎まで一気に突っ走り、内容も盛りだくさんだった。また本シリーズでは久々に第1話にタイトルが付された。初回からあざやかにスタートしたがシリーズ開始後の1992年4月9日、西村の妻が急性心不全で死亡、このショックで西村は体力が続かなくなり、第14話の宇和島では、佐野浅夫が偽黄門役でゲスト出演している。これは次代の黄門役の候補の1人としてのテスト出演であった(偽黄門の服装の色合いは第1部の東野黄門に近いものであった)。そして同年8月25日に西村は勇退を表明し西村主演の最終シリーズとなる。足がけ9年、283回の世直し旅を演じた。9月25日の収録では最後の立ち回りのシーンは目が涙目になっていた。また第1部から番組制作に携わってきたプロデューサーの西村俊一もこのシリーズを最後に降板した。
  • 2012年11月1日からTBSチャンネル1にてCS初の再放送が行われた。
  • 再放送素材では、第1話が前編・後編と別れたものであり、各話ごとにオープニングクレジットも、出演者に合わせたものに置き換えられている。また、通常左下に書かれる地名が、再放送素材では「前編」「後編」と書かれており、地名の表記は一切なかった。一方、TBSチャンネル1での放送では、本編に入る前に挿入されるTBSチャンネル独自のタイトルクレジットに(水戸・岡崎)と地名も付されたうえで、 (前編) (後編) という区分けが記されていた。
  • 第20部第47話に引き続いて、第1話前編でも小松政夫が、似た格好と似たキャラクターで登場し、また偽黄門を演じた。
  • 第1話の川合伸旺演じる幻鬼は、第18部の刺客・玄竜(天竺屋清兵衛)と似たロングヘアーと衣装であった。また、配下の青竜、呑竜が同じ名前であるうえ、第18部で呑竜を演じた北九州男を連想させる大前均が起用されている。また、刺客として登場した俳優は、そのシリーズでは他の役で出演することはないが、このシリーズのみそれぞれ他の役で(川合伸旺は第18話、内田勝正は第23話、大前均は第28話にて)出演している。
  • 第14話から助三郎の着物が第21部のポスターのものではなく違う着物を着ている。
  • このシリーズでは光圀が悪人をたしなめる際(大立ち回りの前)に、「○○様、あなたは悪いお方ですなぁ」と挑発することが多い。
  • 第21部のポスターからTBSのロゴマークが変更された(第23部から現在のロゴに変更)。
  • 第21部の終盤になって愛媛県での放映が南海放送からあいテレビ(9月21日 - 9月30日サービス放送、10月1日 - 開局)に変更された。

外部リンク

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他のドラマとのコラボレーション

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第16部放送開始10日前の1986年4月18日に放送された『うちの子にかぎって…スペシャル1 金曜日の子供たちへ 水戸黄門と夢の共演!! 京都修学旅行大騒動』(田村正和主演)の中で、事実上の番組の宣伝が行われた。内容は、『うちの子にかぎって…』に登場する小学生が修学旅行先の京都で水戸黄門の出演者と会うというもの。この中で小学生たちが撮影現場に乱入し、教師の石橋徹が止めに入るという場面があり、それを見ていた西村が「あの先生にかぎって」と言うユニークな演出がなされた。この翌年に放送された田村主演の『パパはニュースキャスター』と翌々年に放送された『パパは年中苦労する』では本作のナレーターでもある芥川隆行がナレーションを担当している。

補足

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西村と里見は番組降板後、NHK大河ドラマ炎立つ』で共演している。撮影の休憩時間、里見が西村に対して「ご隠居!江刺は初めてですか?」と声をかける場面もあったという。 また、1992年に西村をはじめとする当時のレギュラー陣がナショナルのジャーポットのCMに出演した(ただし、このCMでは全員ブレザーを着ていた)。

脚注

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注釈

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  1. ^ 第10話を除く。
  2. ^ その後、2002年に主人公・5代目光圀役として復帰。
  3. ^ 当ドラマでの芸名は娃娃(ワーワ。Baby/Dollといった意味)。本名は黄麗瑾。1967年ベトナム生まれ、出身は台湾高雄市。日本デビューは1987年のEP「夢に抱かれて/湯西川情歌」(RHS-308)。ドラマ終了後は愛鈴として歌手に専念。なお同じ娃娃の芸名を使っていた金智娟(zh)(en)とは別人。
  4. ^ OPクレジットでは第3話~第16話まで「お梅」と差し替えられた。
  5. ^ OPクレジットでは表向きの名前「天竺屋清兵衛」と標記されている。
  6. ^ 第19部第20部第29部から第31部第42部第43部でもこのような言い方は見られる。
  7. ^ 第20部第1話・第3話・第4話・第12話・第13話・第15話・第19話・第21話・第27話・第29話・第34話、第22部第34話、第31部第21話ほか
  8. ^ 飛猿が弥七と同形の風車(飛猿本人の物か、弥七から借りた物かは劇中では語られていない)を使い、水戸老公に手紙を届けたり、敵を追い払ったりした。
  9. ^ 第2話~第5話、第12話、第15話~第17話
  10. ^ 第8話のOPクレジットには表記されているが、登場していない。
  11. ^ 第23部第4話でお銀が刺客の手に落ちた際には、刀で縄を切ってお銀を助け、その後、その刀をお銀に手渡した。また、第26部第7話でお銀が敵の罠にかかり逆さ吊りにされた際には、短刀で縄を切ってお銀を助けている。
  12. ^ クレジットは第1話のみ
  13. ^ クレジットは第5話のみ
  14. ^ クレジットは第9話のみ
  15. ^ 後にBS-TBS版で光圀を演じる。
  16. ^ 第15話~第17話、第20話、第22話、第27話ほか
  17. ^ 前任者河合勝巳の夫人である。

出典

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  1. ^ これが伊上が脚本家として最後に執筆した引退作となった。


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水戸黄門 (第14-21部)
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