日本の政治家 山口 わか子 やまぐち わかこ
生年月日	(1934-12-10) 1934年12月10日（89歳）
出生地	日本 長野県
出身校	長野県保健婦専門学院
前職	長野県豊科町収入役
現職	社会民主党長野県連合顧問
所属政党	社会民主党
親族	祖父・百瀬渡（元長野県松本市長）
衆議院議員
選挙区	比例北陸信越ブロック（長野2区）
当選回数	1回
在任期間	2000年 - 2003年
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山口 わか子（やまぐち わかこ、1934年12月10日 - ）は、日本の政治家、保健師。長野県出身。元衆議院議員（1期）。祖父は衆議院議員、松本市長を務めた百瀬渡。

来歴

信州大学付属高等看護学校、長野県保健婦専門学院卒業。

1957年、豊科町役場に保健婦として奉職する。同学校給食センター所長、学校教育課長、住民課長、総務課長を歴任し、1995年に同町の収入役（女性の就任は長野県では初）となる。

2000年の第42回衆議院議員総選挙で長野2区から社会民主党公認で立候補し小選挙区では落選したが、重複立候補していた比例北陸信越ブロックで復活当選、1期務める。

2003年の第43回衆議院議員総選挙では再選を目指して長野2区から社民党公認で立候補したが落選し、重複立候補の比例北陸信越ブロックでも議席に届かなかった。

その後、2004年の第20回参議院議員通常選挙（長野県選挙区）、2005年の第44回衆議院議員総選挙（長野2区・比例北陸信越ブロック）にそれぞれ社民党公認で立候補したが落選した。

2022年の時点で社民党長野県連合顧問であるが、同年7月に予定される第26回参議院議員通常選挙に社民党公認で比例区で擁立される方針が明らかになっている。社民党は党勢の衰退が続いており、同選挙で全国を通しての得票率が2%を下回れば公職選挙法上の政党要件を喪失することになるため、知名度のある山口を擁立して票の上積みを目指すものとみられる^[1]。7月10日の投開票の結果、落選。

政策

• 選択的夫婦別姓制度導入に賛成。2000年には、山口ら超党派女性国会議員50名が、夫婦別姓選択制を求めて当時の森総理に申し入れを行った。申し入れでは、「とくに若い世代では、夫婦別姓選択制を望む声が高まっています。政府には、世論を喚起するなど、夫婦別姓選択制を導入するための努力を望む」としている^[2]。

関連項目

• 日本の女性国会議員一覧

脚注

1. ^ 【独自】社民党長野県連　参院選比例代表で山口わか子氏を擁立へ - 信濃毎日新聞デジタル 2022年6月1日
2. ^ 夫婦別姓選択性導入などを盛りこんだ民法改正案推進を求める申し入れ 2000年9月29日

表 話 編 歴 比例北陸信越ブロック選出衆議院議員(1996年 - )
第41回 （定数13）	自由民主党 白川勝彦 萩山教嚴 橘康太郎 村山達雄 坂本三十次 新進党 小沢辰男 堀込征雄 漆原良夫 一川保夫 民主党 桑原豊 坂上富男 日本共産党 木島日出夫 社会民主党 北沢清功
第42回 （定数11）	自由民主党 高鳥修 萩山教嚴 橘康太郎 岩崎忠夫 民主党 堀込征雄 桑原豊 奥田建 自由党 一川保夫 社会民主党 山口わか子 公明党 漆原良夫 日本共産党 木島日出夫
第43回 （定数11）	自由民主党 萩山教嚴 橘康太郎 岩崎忠夫 馳浩 村井仁 民主党 篠原孝 堀込征雄 一川保夫 若泉征三 村井宗明 公明党 漆原良夫
第44回 （定数11）	自由民主党 長島忠美 瓦力 高鳥修一 吉田六左ェ門 萩山教嚴 民主党 笹木竜三 鷲尾英一郎 篠原孝 村井宗明 公明党 漆原良夫 国民新党 糸川正晃
第45回 （定数11）	民主党 糸川正晃 田中美絵子 松宮勲 笹木竜三 沓掛哲男 若泉征三 自由民主党 長島忠美 北村茂男 馳浩 長勢甚遠 公明党 漆原良夫
第46回 （定数11）	自由民主党 木内均 小松裕 永山文雄 助田重義 日本維新の会 中田宏 宮沢隆仁 百瀬智之 民主党 鷲尾英一郎 菊田真紀子 公明党 漆原良夫 みんなの党 井出庸生
第47回 （定数11）	自由民主党 山本拓 斎藤洋明 小松裕 木内均 助田重義 民主党 鷲尾英一郎 菊田真紀子 西村智奈美 維新の党 吉田豊史 日本共産党 藤野保史 公明党 漆原良夫
第48回 （定数11）	自由民主党 山本拓 斎藤洋明 石崎徹↓ 務台俊介 細田健一 小松裕↑ 立憲民主党 松平浩一 山本和嘉子 希望の党 近藤和也 斉木武志 公明党 太田昌孝 日本共産党 藤野保史
第49回 （定数11）	自由民主党 鷲尾英一郎 高鳥修一 国定勇人 泉田裕彦 塚田一郎 務台俊介 立憲民主党 近藤和也 篠原孝 神津健 日本維新の会 吉田豊史 公明党 中川宏昌
↓：途中辞職、失職など、↑：繰り上げ当選。