ケント市 City of Kent
ケント市街
市旗 市章
愛称 : The Tree City
位置
(左)ケント市の位置　(右)ポーテージ郡の位置
座標 : 北緯41度08分57秒 西経81度21分39秒 / 北緯41.14917度 西経81.36083度 / 41.14917; -81.36083
歴史
成立日	1805年11月
創設者	John Haymaker
行政
国	アメリカ合衆国
州	オハイオ州
郡	ポーテージ郡
市	ケント市
市長	Jerry Fiala （無所属）
地理
面積
市域	24.17 km2 (9.33 mi2)
陸上	23.89 km2 (9.22 mi2)
水面	0.28 km2 (0.11 mi2)
標高	322 m (1,056 ft)
人口
人口	（2020年現在）
市域	28,215人
人口密度	1,181.23人/km2（3,059.53人/mi2）
その他
等時帯	東部標準時 (UTC-5)
夏時間	東部夏時間 (UTC-4)
公式ウェブサイト : https://kentohio.org/

ケント（英: Kent）は、アメリカ合衆国のオハイオ州北東部に位置する、ポーテージ郡最大の都市である。カヤホガ川沿いのポーテージ郡の西端に位置し、2020年の国勢調査によると人口は28,215人である^[1]。アクロン都市圏やクリーブランド-アクロン-カントン広域都市圏の一部となっている。コネチカット西部保留地の一部として1805年に人の定住が始まり、フランクリン・ミルズとして長年知られていた。移住者たちはカヤホガ川沿いの水力発電による工場に向いた土地に魅力を感じ、1830年代後半に開発が進み、結果として1840年代にはペンシルベニア-オハイオ運河の経路沿いに町が作られた。南北戦争の間、フランクリン・ミルズは地下鉄道で有名になった。運河に代わり鉄道が台頭すると、マーヴィン・ケントの影響を受けて大西洋・グレートウェスタン鉄道の管理事務所の本拠地となった。

1864年にはマーヴィン・ケントの功績を称えケントと改名された。1867年に村として編入され、1920年の国勢調査で市となった。現在はケント州立大学に代表される学園都市となっている。ケント州立大学は1910年に設立され、1970年5月4日にはケント州立大学銃撃事件の現場となった。

歴史的には工業の中心だったものの、ケント州立大学が市だけでなく地域で見ても最大の従業員を抱えているため、教育がケント市の最大の経済の中心となっている。ケント市の学区や図書館によってさらに発展した教育機会や教育資源を得ることができる。

1. ^ “Census - Geography Profile: Kent city, Ohio”. United States Census Bureau. 2024年5月22日閲覧。