他言語版（主に英語版ですが）を見ていて思うのは、日本語版ウィキペディアは出典の明記が全然徹底されていません。自分で調べればわかるだろうと思って出典を明記しない方も散見されます。出典を明記しない記事は単なる経験談か小学生の自由研究ですから、ウィキペディアではなく、ブログかまとめサイトか何かで綴ってください。

Wikipedia:表記ガイドを考慮しつつ、現在は以下の方針で括弧類を用いている。記事名についてはこの限りではない。

1. Unicodeで規定されている丸括弧には、半角系の (……) と、全角形の（……）がある。
   1. 前者を半角の括弧、後者を全角の括弧という。
   2. 半角の括弧を用いる場合には、以下の例外を除き、括弧の外側に空白を入れる。
      1. 直前に、ほかの開き括弧類がある。直後に、句読点やほかの閉じ括弧類が続く。
      2. 直前や直後に、和文の句読点や和文の括弧類がある。
      3. 括弧が固有名詞や型式番号などの一部で、括弧の前や後を空けずに表記される。
      4. 段落の始まりや終わり。
2. 括弧の中に、いわゆる半角の文字だけがある場合は、半角の括弧を用いる。
   1. たとえ和文の文脈で書かれた文章であっても、括弧の中がいわゆる半角の文字だけであれば、半角の括弧を用いる。
3. 括弧の中に、いわゆる全角の文字のうち、漢字・仮名・和文記述記号（以下、「和文文字記号」という。）がある場合は、全角の括弧を用いる。
4. 括弧の中に、いわゆる全角の文字のうち、和文文字記号がなく、かつ和文文字記号以外がある場合は、その文字・記号が最も用いられると考えられる環境の慣習・条理に従う。

「最大の」とか「世界で一番」などの表現を軽々しく用いる方が非常に多いように感じています。こうした表現は一般読者がパッと目にしたときに印象に残りやすく、流布されることも少なくないため、使用する際には慎重になるべきです。自戒の意も込めて、注意を喚起します（Wikipedia:大言壮語をしない）。