京本眞
| 読売ジャイアンツ #99 | |
|---|---|
 2023年8月10日 ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 大阪府大阪市 |
| 生年月日 | 2004年2月6日（20歳） |
| 身長 体重 |
189 cm 80 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2021年 育成選手ドラフト7位 |
| 初出場 | 2024年5月1日 |
| 年俸 | 420万円（2024年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
この表について
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京本 眞（きょうもと まこと、2004年2月6日 - ）は、大阪府大阪市出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学生の時に軟式野球を始め、中学時代はボーイズリーグの大淀ボーイズに所属。3年夏にはジャイアンツカップに出場して島野愛友利らとともに、優勝を果たしている[2]。
高校は大分県の明豊高等学校に進学し、1年秋からベンチ入り。2年夏の大分県独自大会と甲子園交流試合は右肩の故障の影響でベンチ外だったが、2年秋からエースの座を勝ち取る[3]。秋季九州大会でベスト4入りし、3年春は第93回選抜高等学校野球大会に出場。1回戦の東播磨戦で先発し、2回1/3を4失点で降板するもチームは勝利した[4]。2回戦は登板せず、準々決勝の智弁学園戦に先発し、3回を2安打無失点に抑えた[4]。準決勝の中京大中京戦は6回からマウンドに上がり、3回1/3を1失点に抑えチーム初の決勝戦進出に貢献した[4]。決勝はエース石田隼都擁する東海大相模と対戦し、2-2の同点で迎えた8回から登板したが、9回一死からサヨナラ安打を打たれ準優勝に終わった[5]。3年夏の大分県大会は決勝の大分舞鶴戦で9回3安打完封で勝利するなどの活躍で、春夏連続で甲子園に出場した[6]。1回戦の専大松戸戦は5回途中3失点で降板、チームは深沢鳳介に散発6安打、11奪三振で完封負けを喫した[7]。
2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツから育成選手ドラフト7位指名を受け、11月28日に支度金290万円、年俸360万円（金額は推定）で仮契約を結んだ[8][9]。背番号は014。
巨人時代
[編集]2023年の春季キャンプ中に肩に僅かな違和感が生じ、シーズン開始時はリハビリ班で調整していた。調整期間、課題としていたフィジカル面の強化に励むと、投げる球が力強くなり[10]、前年まで140km/h出なかった球速が約10km/hも速くなった[11]。シーズン途中から二軍の先発ローテーションに定着し、15試合に登板して5勝4敗、防御率2.36の成績を残した[12]。
2024年の春季キャンプでは2月13日から一軍キャンプに合流[13]。3月3日に行われた楽天モンキーズとの練習試合では、9回に登板して無失点に抑えるなど、実戦5試合で5回1安打無失点と結果を残し[14]、同6日に支配下登録されることが発表された[15]。背番号は99[15]。二軍で11試合登板で防御率0.00と結果を残し、4月30日に初めて一軍登録された[16]。5月1日の東京ヤクルトスワローズでプロ初登板し、1回を三者凡退で抑えた[17]。
選手としての特徴
[編集]最速152 km/h[18]の直球を投げ下ろす長身右腕。チェンジアップやプロ入り後に習得したフォークボールなどの縦の変化球を武器とするほか[9]、打者のタイミングを外すカーブや空振りを取れるスライダーといった多彩な球種を持ち、精度も高い。2024年にはツーシーム習得にも取り組んでいる[19]。育成出身ながら、他球団のスカウトからは「ドラフト1位で争奪戦レベルの水準に達している」と評価されている[19]。
詳細情報
[編集]記録
[編集]- 初記録
- 初登板：2024年5月1日、対東京ヤクルトスワローズ5回戦（東京ドーム）、6回表に2番手で救援登板、1回無失点[17]
- 初奪三振：同上、6回表にドミンゴ・サンタナから見逃し三振[17]
背番号
[編集]- 014（2022年 - 2024年3月5日）
- 99（2024年3月6日 - ）
脚注
[編集]- ^ 「巨人 - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2023年11月20日閲覧。
- ^ 「【巨人】坂本勇人に似てる！育成７位・京本真「負けないエース」目指す」スポーツ報知、2021年11月29日。2021年12月26日閲覧。
- ^ 「「毎日、夢に出てくる…」中学で日本一、明豊のプロ注目右腕が立つ念願のマウンド」Full-Count、2021年3月21日。2021年12月26日閲覧。
- ^ a b c 「帽子に記した亡き従兄の名 選抜準V明豊エースがともに戦った決勝戦」Full-Count、2021年4月2日。2021年12月26日閲覧。
- ^ 「東海大相模がサヨナラＶ／センバツ決勝戦詳細」日刊スポーツ、2021年4月1日。2021年12月26日閲覧。
- ^ 「明豊４年ぶりＶ 京本完封、センバツ準Ｖリベンジの舞台つかむ／大分」日刊スポーツ、2021年7月25日。2021年12月26日閲覧。
- ^ 「【夏の甲子園】センバツ準Vの明豊が初戦敗退「深沢君に大人の投球をされた」」中日スポーツ、2021年8月16日。2021年12月26日閲覧。
- ^ 「育成ドラフト7位・京本投手と仮契約「戸郷投手のようなスケールの大きい投手に」」『読売ジャイアンツ公式サイト』2021年11月28日。2021年12月26日閲覧。
- ^ a b 「巨人育成7位・京本が仮契約 今春センバツ準V右腕は坂本似の爽やかイケメン「巨人といえばという選手に」」スポーツニッポン、2021年11月28日。2021年12月26日閲覧。
- ^ 「【巨人】「けがの功名」で成長加速 育成京本真は課題のフィジカル強化で自己最速150キロ連発」日刊スポーツ、2023年5月23日。2023年8月6日閲覧。
- ^ 「たった1年で球速10キロ増「広島森下に似てる」 杉内コーチ太鼓判…期待の189cm右腕」『Full-Count』2023年11月22日。2024年2月16日閲覧。
- ^ 「育成7位から2年で大出世…巨人逸材20歳に高まる期待 ついに1軍合流「えぐいな～」」『Full-Count』2024年2月16日。2024年2月16日閲覧。
- ^ 「【巨人】キャンプ１軍昇格の京本真が阿部監督の前でブルペン入り「任された場面で度肝を抜けるような」」『スポーツ報知』2024年2月13日。2024年2月16日閲覧。
- ^ 「【巨人】育成の京本真と中田歩夢が支配下登録 京本は勝ちパターンの一角、中田は打撃が向上」『日刊スポーツ』2024年3月6日。2024年3月6日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】阿部監督が支配下登録の２０歳右腕・京本に期待「勝ちパターンで投げてもらいたい」」『スポーツ報知』2024年3月6日。2024年3月6日閲覧。
- ^ 「巨人20歳逸材が「とうとうきたか」 驚異の11試合無失点…初昇格に高まる期待」『Full-Count』2024年4月30日。2024年4月30日閲覧。
- ^ a b c 「【巨人】3年目右腕・京本真がプロ初登板で1回無失点「ようやくプロ野球選手がスタートした」」『スポーツ報知』2024年5月1日。2024年5月2日閲覧。
- ^ 「【巨人】最速更新の京本真に杉内コーチ「１５５キロぐらい出る」 紅白戦で１５２キロマーク」『スポーツ報知』2024年2月11日。2024年2月16日閲覧。
- ^ a b 「巨人の育成右腕に衝撃 他球団が「ドライチで争奪戦レベルの投手」と高評価」『週刊ベースボールONLINE』2024年2月23日。2024年3月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 京本眞 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手プロフィール - 読売ジャイアンツ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 京本眞 (@kyomoto_makoto99) - Instagram
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