中本冨夫
| 中本冨夫 なかもと とみお | |
|---|---|
| 生年月日 | 1922年12月9日 |
| 出生地 |
 日本 山口県周防大島町 |
| 没年月日 | 2019年7月20日（96歳没） |
| 死没地 |
日本 山口県周防大島町 |
| 出身校 |
麻布獣医専門学校卒業 (現麻布大学) |
| 前職 | 獣医師 |
| 称号 |
従五位 旭日小綬章 |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 2004年11月9日 - 2008年11月13日 |
 橘町長 | |
| 当選回数 | 4回 |
| 在任期間 | 1991年1月18日 - 2004年9月30日 |
| 第17・20代 橘町議会議長 | |
| 在任期間 |
1976年12月13日 - 1979年10月9日 1987年10月12日 - 1989年10月9日 |
| 橘町議会副議長 | |
| 橘町議会議員 | |
| 当選回数 | 7回 |
中本 冨夫（なかもと とみお、1922年12月9日 - 2019年7月20日）は日本の政治家。橘町議（7期）、橘町議会副議長、第17・20代橘町議会議長、橘町長（4期）、周防大島町長（1期）を歴任した。
経歴
[編集]1922年12月9日、現在の山口県周防大島町に生まれる[1][2][3][4]。1940年、山口県立安下庄中学校（現山口県立周防大島高等学校）卒業[1]。1944年、麻布獣医専門学校（現麻布大学）卒業[1][5][6]。農林省畜産試験場に勤務した後、地元で獣医師をする[5]。1963年10月、橘町議会議員に初当選する[7]。その後、副議長、第17代橘町議会議長（1976年12月13日から1979年10月9日）、第20代橘町議会議長（1987年10月12日から1989年10月9日）を歴任した[3][4]。
1991年橘町長選挙
[編集]町議会議員を7期務めた後、1991年1月13日の橘町長選挙に立候補して、現職の池田正彦を破って初当選を果たした[8]。
※当日有権者数：-人 最終投票率：91.35%（前回比：-pts）
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中本冨夫 | 68 | 無所属 | 新 | 3,068票 | 56.6% | - |
| 池田正彦 | 71 | 無所属 | 現 | 2,353票 | 43.4% | - |
1月18日に橘町長に就任した[3][4][9][10]。1995年1月10日、無投票で再選を果たした[11]。
1999年橘町長選挙
[編集]前回とは違って、新人との争いとなったが1999年1月10日に大差で3選を果たした[5][12]。
※当日有権者数：5,356人 最終投票率：88.54%（前回比：-pts）
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中本冨夫 | 76 | 無所属 | 現 | 3,168票 | 67.5% | - |
| 安高忠道 | 53 | 無所属 | 新 | 1,522票 | 32.5% | - |
2001年7月、山口県町村会長に就任した[13]。2003年1月7日、無投票で4選を果たし、2004年9月30日まで務めた[3][4][6][9][10]。2004年11月9日、橘町がほかの3町と合併して発足した周防大島町長選挙に立候補して、無投票で当選した[14]。2008年4月25日、阿賀野市長の本田富雄の引退に伴い、全国最年長首長となった[9][15][16][注釈 1]。同年6月19日、町議会で今期限りでの引退を表明した[9][10]。2019年7月20日、肺炎のため周防大島町の病院で死去した[2]。
栄典
[編集]人物
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 一関市長の最高齢は「全国最高齢市長」で、「最高齢首長」は本文中にもあるが中本冨夫となっている
出典
[編集]- ^ a b c d e 山口新聞出版部 企画・編集『名鑑山口県人』 2003巻、山口新聞、2003年、398-399頁。
- ^ a b “死亡 中本冨夫氏”. 中国新聞: p. 7. (2019年7月23日)
- ^ a b c d 山口県町村議会議長会 編『山口県町村議会名鑑』 平成3年度、山口県町村議会議長会、1992年、22頁。
- ^ a b c d 山口県町村議会議長会 編『山口県町村自治名鑑』山口県町村議会議長会、2000年、17頁。
- ^ a b c “橘町長に中本氏３選 新人安高氏に大差（山口県）”. 中国新聞 (岩柳／周南). (1999年1月11日)
- ^ a b “橘町長の中本冨夫氏、無投票で４選 ／山口”. 朝日新聞 (山口): p. 26. (2003年1月8日)
- ^ a b c 『やまぐち町村議会報』50号、山口県町村議会議長会、10頁。
- ^ 山口県選挙管理委員会『選挙の記録』山口県選挙管理委員会、1991年、111頁。
- ^ a b c d “山口・周防大島町長 85歳最高齢首長引退へ”. 西日本新聞: p. 28. (2008年6月20日)
- ^ a b c “中本・周防大島町長が今期で引退表明 ／山口県”. 朝日新聞 (山口): p. 23. (2008年6月20日)
- ^ “橘町長選、中本氏が再選、無投票 山口”. 西日本新聞: p. 16. (1995年1月11日)
- ^ 山口県選挙管理委員会『選挙の記録』山口県選挙管理委員会、2000年、104頁。
- ^ “県町村会長に中本冨夫・橘町長 ／山口”. 朝日新聞 (山口): p. 27. (2001年6月9日)
- ^ “周防大島町長選挙 - 2004年11月14日投票 | 山口県周防大島町”. 選挙ドットコム. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “全国最高齢首長 市役所にお別れ 本田・阿賀野市長 ／新潟県”. 朝日新聞 (新潟): p. 31. (2008年4月25日)
- ^ “浅井一関市長が全国最高齢に 80歳 阿賀野市長（新潟86歳）引退へ”. 岩手日報 (盛岡): p. 2. (2008年1月20日)
- ^ “山口県内 春の叙勲63人受賞”. 山口新聞 (山口): p. 1. (2009年4月29日)
- ^ “叙位叙勲”. 中国新聞: p. 21. (2019年8月23日)
全国最年長首長 | |
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