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ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態

このページは「ファイナルファンタジーシリーズ」への統合提案されています。議論は「ノート:ファイナルファンタジーシリーズ」を参照してください。(2024年8月)
ファイナルファンタジーシリーズ > ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態

ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態(ファイナルファンタジーシリーズのまほうけいたい)ではファイナルファンタジーシリーズにおける魔法について述べる。各作品がそれぞれ独立したストーリーを持つ本シリーズであるが、その変遷を見ると、魔法に関しては統一された形態を持つものと見ることが出来る。

ほとんどの場合、ステータス異常の「沈黙」状態によって使用不可能となるので、シリーズ共通で呪文の詠唱を伴っているものと思われる。『FFIV』や『FFXI』では、魔法ごとに個別の「詠唱時間」が設定されていて、強力なものほど発動に時間がかかる仕組みとなっている。

魔法の命名

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ファイナルファンタジーシリーズにおける魔法の名前は、例えば炎攻撃魔法「ファイア」は"fire"(炎)、冷気攻撃「ブリザド」は"blizzard"(吹雪)などの様に、その効果を表す英単語から付けられている場合が多い。多くはカタカナで4文字(または4音節)以内である。これは初期シリーズ(『FFIII』以前)の魔法名の表示可能文字数が最大4文字であったことの名残であり、シリーズを重ね魔法名の表示可能文字数が増えていくと5文字、6文字の魔法も登場する。

同系統の魔法でも、その威力ごとにいくつかの段階が存在する場合がある。ファイナルファンタジーシリーズでは、この威力の違いを魔法名の内1文字を変えたり付け足したりすることによって表現しているものが多い。例えば炎攻撃魔法である「ファイア」の場合、その上位には「ファイラ」→「ファイガ」→「ファイジャ」と、「ラ」→「ガ」→「ジャ」の変化により上位魔法の威力上昇を表している。また回復魔法の「ケアル」の場合は「ケアル」→「ケアルラ」(『FFI』では「ケアルア」)→「ケアルダ」(一部作品のみ存在)→「ケアルガ」と変化する。一方活用系は「サンダガ」ではなく「サンガー」といったように、統一が不完全な作品もある。このような通常の活用形と異なる例は後の作品では「レイズ」→「アレイズ」として残っている。

このほか冒頭や末尾に言葉を付け足すことで、追加効果を付与する魔法もある。付け足される言葉には「エン〜」「アブゾ〜」「バ〜」「〜スパイク」「ゲイン〜」「アディ〜」「ダーク〜」「ヘル〜」「3連〜」などがある。

なお、一部の魔法名はゲームボーイサガシリーズや『クロノ・トリガー』といったFFシリーズ以外の作品にも登場している。

系統による分類

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ファイナルファンタジーシリーズでは、魔法は基本的に以下の系統に分類することができる。ただし大まかな傾向こそあれ、シリーズ中でも分類は明確には統一されているわけではない。

白魔法
味方の回復や治療、強化、およびモンスターの弱体化。一部攻撃魔法が含まれる。
黒魔法
モンスターへの攻撃、弱体化。一部自己強化。
召喚魔法
召喚獣(幻獣、ガーディアンフォース等)を呼び出す。敵への攻撃のほか、味方に回復や補助的な効果を与えるものもある。
青魔法
敵の特殊攻撃を魔法として使う。

これら以外にも、以下のように作品によっては独自の魔法が存在する。

時空魔法・時魔法
時間の流れを操作したり空間に働きかけたりするタイプの魔法系統。『FFV』では白魔法から細分化されたもの[1]、『FFT』では黒魔法の副産物という位置づけになっている。
『FFV』『FFVIII』『FFXII』では時空魔法と呼ばれる。『FFV』では時魔道士のコマンドとして登場し、補助系統の魔法が多い。『FFVIII』の時空魔法に関しては、効果による分類の節も参照。
『FFT』『FFTA』では「時魔法」と呼ばれる。共に時魔道士のコマンドとして登場する。また、『FFXII』では、時魔法を時空魔法の別名としている。
緑魔法
『FFXII』に登場する補助系の魔法系統。
裏魔法
『FFXII』に登場する魔法系統。攻撃魔法や補助魔法があるが、特にどのタイプのものが多いとは言えない。
封印魔法
FFUSA』に登場する魔法系統。強力なダメージを与える攻撃魔法が該当する。
妖術
『FFX-2』に登場する主に補助系の魔法系統。ダークナイトのコマンドアビリティ。『FFX』では敵専用の魔法であったものの幾つかが、この系統に属している。

また『FFVIII』では白魔法や黒魔法と言った分類ではなく、魔法の効果から、『FFVII』ではマテリアの効果から体系分けがされている。

魔法の属性

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多くの魔法には属性が設定されており、ほぼ全作品において、「炎」「冷気」「雷」が「3大属性」(『FFX』系列では「水」を含めた「4大属性」)として、ストーリー序盤から利用することのできる基本的攻撃魔法に位置づけられている。

これに対して「毒」「大地」などの、3(4)大属性からはずれる属性に関しては、シリーズごとに存在の有無が異なり、またそれらに属する魔法はストーリーが進まないうちは使えないことが多い。

また、ストーリーが進むにつれ、登場するモンスターの「弱点」、および「吸収」「無効」となる属性が多様化する傾向が強く、魔法の使用が戦闘において戦術性を帯びるようになる。また、中にはいくつかの属性を併せ持った魔法も存在する。

属性の強弱には、2属性がそれぞれが弱点の関係に当たる「対立」と、複数の属性間において強弱関係が循環する「循環」、他属性との強弱関係がなくモンスター固有の弱点があるだけの属性などがある。

シリーズを重ねるごとに、属性体系はより整理、洗練される傾向にある。初期では攻撃手段の属性と、敵に備わった弱点などが個別に存在する程度であったが、『FFXI』では「炎>氷>風>土>雷>水>炎」の6循環と「光⇔闇」の2対立の「8属性」が設定されている。

以下に、一般的な属性の分類と、各々に属する代表的魔法、および対立や循環関係を示す。ただしこれらの関係は絶対のものではなく、例外も多々ある。(『FFXI』の循環対立関係については上記参照の事。)

炎・火
「ファイア」系や召喚「イフリート」など。多くは冷気と対立する。また多くのアンデッドや植物に対し効果的。
冷気・氷
「ブリザド」系や召喚「シヴァ」など。『FFXI』では氷属性と呼ばれる。多くは炎と対立する。爬虫類系のモンスターは冷気に弱い場合が多い。
「サンダー」系や召喚「ラムウ」など。機械や水に対して強力。『FFII』のみ毒と対立し、『FFVIII』、『FFX』、『FFX-2』のみ水と対立する。
「ウォータ」系や召喚「リヴァイアサン」など。炎、あるいは一部の作品の地に対して強力。『FFVIII』、『FFX』と『FFX-2』のみ雷と対立する。
地・土
「クエイク」系や召喚「タイタン」など。幾つかの作品で風と対立。宙に浮いているキャラクターには無効の場合が多い。『FFXI』では「ストーン」系の土属性である。
「エアロ」系や一部の作品の「トルネド」、召喚「シルフ」「ガルーダ」など。飛行モンスターは風に弱い場合が多い。幾つかの作品で地と対立。
「バイオ」系(『FFV』以降)や『FFVI』の「ポイズン」など。まれに聖と対立する。追加効果を持つ場合が多い。毒を独立した属性にしていない作品も多い。『FFII』のみ雷と対立する。
聖・光
ほとんどの作品では「ホーリー」のみが聖属性。一部では召喚魔法「アレクサンダー」も聖属性。『FFIV』の「メテオ」も聖属性。『FFXI』では光属性と呼ばれる。闇と対立。まれに毒と対立。『FFXI』及び『FFT-A』では、回復魔法もこれに含まれる。
『FFIX』、『FFXI』、『FFXII』などで登場。聖と対立する。
精神
沈黙や眠り、麻痺などを総括した属性として、『FFI』『FFII』のみ存在。『FFII』には類似属性の「神経」「変化」も存在する。
重力
「グラビデ」系だが、属性として存在するのは『FFVII』と『FFX-2』の2作品のみ。相手の残りHPの割合に応じたダメージ。
無属性
本来は「属性が無いこと」を表す言葉だが、実質「無属性という属性」のように扱われる。「バハムート」「フレア(例外作品有)」「アルテマ」等、概して高クラスの魔法が多い。

脚注

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  1. ^ エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーV 戦闘解析編』(1992年、NTT出版株式会社)42頁

参考文献

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関連項目

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