ダウン・トゥ・アース (レインボーのアルバム)
『ダウン・トゥ・アース』 | ||||
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レインボー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1979年 | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール | |||
プロデュース | ロジャー・グローヴァー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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レインボー アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「All Night Long」 - YouTube 「Since You've Been Gone」 - YouTube |
『ダウン・トゥ・アース』 (Down to Earth) は、1979年に発表されたレインボーのアルバム。
概要
[編集]1978年12月、リッチー・ブラックモアと共に結成以来のメンバーだったロニー・ジェイムス・ディオが、目指す音楽の方向性が明確に差が出てしまった[3]ことを理由に脱退[注釈 1]。ボブ・デイズリー(ベース)とデヴィッド・ストーン(キーボード)もディオに続き、結果的に最も早くから脱退の意思を表していた[3]コージー・パウエルだけが残留した。
パウエルの推薦でドン・エイリー(キーボード)が加入[4]。また当初は作曲とプロデュースに招聘されたロジャー・グローヴァーが、ブラックモアの強い要請によりベーシストとして加入。さらにマーブルスという二人組の「オンリー・ワン・ウーマン」(1968年)[注釈 2]を聴いたブラックモアの発案でグラハム・ボネット(ボーカル)が1979年3月に加入した[5]。
ディオ脱退後の最初のアルバムになった本作は、フランスのシャトー・デュ・パラス[3]という古城で、ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンが所有する移動式スタジオ「メゾン・ルージュ・モービル」を使用して、新メンバーが決定する前の1979年3月から制作された。
最初にシングル・カットされた「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」はラス・バラードの曲のカバー[6][注釈 3]。この曲はレインボーのオリジナル曲にはあまり見られなかった明るくてポップな作風を有しており、彼等にとって初の全英シングル・チャートでのトップ10入り(最高6位)[1]、全米シングル・チャートへのチャート・イン(最高57位)を果たすヒットになった[7]。しかし一方では一部のファンから批判され、パウエルも演奏したくないと発言した[8][注釈 4]。
収録曲
[編集]- オール・ナイト・ロング All Night Long - 3:53
- アイズ・オブ・ザ・ワールド Eyes of the World - 6:42
- ノー・タイム・トゥ・ルーズ No Time to Lose - 3:45
- メイキン・ラヴ Makin' Love - 4:38
- シンス・ユー・ビーン・ゴーン Since You Been Gone - 3:25
- ラヴズ・ノー・フレンド Love's No Friend - 4:55
- デンジャー・ゾーン Danger Zone - 4:31
- ロスト・イン・ハリウッド Lost in Hollywood - 4:51
※ LP盤ではトラック1-4がA面、5-8がB面に収録された。
メンバー
[編集]- グラハム・ボネット - ボーカル
- リッチー・ブラックモア - ギター
- コージー・パウエル - ドラムス
- ドン・エイリー - キーボード
- ロジャー・グローヴァー - ベース
カヴァー
[編集]- 西城秀樹 - 1980年7月18日に後楽園球場での第3回コンサート『BIG GAME'80 HIDEKI』にて、このアルバムから下記3曲をカヴァーしている。
- オール・ナイト・ロング All Night Long
- アイズ・オブ・ザ・ワールド Eyes of the World
- ロスト・イン・ハリウッド Lost in Hollywood
- 本城未沙子『魔女伝説〜Messiah's Blessing』(1982年)Lost in Hollywoodのカヴァー収録。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b RAINBOW songs and albums | full Official Chart history
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.318
- ^ a b c シンコーミュージック刊『リッチー・ブラックモア レインボー編』 ISBN 4401612027 より。
- ^ Popoff (2016), p. 247.
- ^ Popoff (2016), p. 257.
- ^ Popoff (2016), pp. 264, 266.
- ^ Rainbow - Awards : AllMusic
- ^ Popoff (2016), p. 264.
引用文献
[編集]- Popoff, Martin (2016). The Deep Purple Family Year By Year Volume One (to 1979). Bedford, England: Wymer Publishing. ISBN 978-1-908724-42-7
ギター:リッチー・ブラックモア ヴォーカル:ロニー・ジェイムス・ディオ | グラハム・ボネット | ジョー・リン・ターナー | ドゥギー・ホワイト | ロニー・ロメロ ベース:クレイグ・グルーバー | ジミー・ベイン | マーク・クラーク | ボブ・デイズリー | ロジャー・グローヴァー | グレッグ・スミス | ボブ・ヌーボー キーボード:ミッキー・リー・ソウル | トニー・カレイ | デヴィッド・ストーン | ドン・エイリー | デイヴ・ローゼンサル | ポール・モリス] | イェンス・ヨハンソン ドラムス:ゲイリー・ドリスコール | コージー・パウエル | ボビー・ロンディネリ | チャック・バーギ | ジョン・オライリィ | ジョン・ミセリ | デヴィッド・キース | |
スタジオ・アルバム | 銀嶺の覇者 | 虹を翔る覇者 | バビロンの城門 | ダウン・トゥ・アース | アイ・サレンダー | 闇からの一撃 | ストリート・オブ・ドリームス | 孤高のストレンジャー |
ライヴ・アルバム | |
コンピレーション・アルバム | |
代表楽曲 | Man on the Silver Mountain | シンス・ユー・ビーン・ゴーン |
関連バンド | ディープ・パープル | ブラックモアズ・ナイト | エルフ | ディオ | ブラック・サバス | ホワイトスネイク | イアン・ギラン・バンド |
関連項目 | |
カテゴリ |
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