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スターフォックスシリーズの登場キャラクター一覧

スターフォックスシリーズ > スターフォックスシリーズの登場キャラクター一覧

スターフォックスシリーズの登場キャラクター一覧では、任天堂コンピュータゲームスターフォックス』シリーズに登場する架空のキャラクターを記述する。

「スターフォックス」チーム

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ライラット系を股にかけるやとわれ遊撃隊。アーウィンを主力戦闘機とし、ランドマスターを一両、ブルーマリンを一隻保有しており、グレートフォックスを拠点にコーネリア防衛軍などからの様々な依頼を請け負っている。なお、SFC版では4人組の宇宙義賊によって結成されている[1]。以下は64版以降の設定を基にした記述である。

64版以降のシンボルマークは、背中から翼の生えた4足歩行の赤いキツネで、これはスターフォックス在籍時のピグマがデザインしたという設定である[2]

フォックス・マクラウド (Fox McCloud)
里内信夫(64版)、Steve Malpass(アドベンチャー)、野島健児アサルト)、大原崇3DS版ゼロガード
スターフォックスのリーダーを務める本シリーズの主人公キツネの姿をしている。詳細はリンク先を参照。
ファルコ・ランバルディ (Falco Lombardi)
声:江川央生(64版、アサルト)、Ben Cullum(アドベンチャー)、高口公介(3DS版、ゼロ)
スターフォックスに所属するエース・パイロットキジをモチーフにした青い鳥の姿をしている[3]。詳細はリンク先を参照。
ペッピー・ヘア (Peppy Hare)
声:麻生智久(64版、アサルト)、Chris Seavor(アドベンチャー)、坂本くんぺい(3DS版、ゼロ)
スターフォックスの古株パイロット。ウサギの姿をしている。コーネリア防衛軍の元士官で、ジェームズがリーダーを務めていた時から所属しているメンバーである[4]
かつてはコーネリア防衛軍のペパー将軍から惑星調査の依頼で向かったベノムで、チームメイトのピグマ・デンガーの裏切り行為によりジェームズと共にアンドルフの罠に落ちてしまったが、そこから命からがら脱出しジェームズの息子であるフォックスに父親の最期を告げてスターフォックスのリーダーの座を彼に託し後見役となる。新生スターフォックス結成後は自身の豊富な知識と経験を生かしたアドバイスや叱咤激励でフォックスをサポートしている。フォックスや他のメンバーにとってはメンバーであると同時に父親のように信頼されている。
パイロットとしての腕はメンバーではそこそこだが、歴戦のパイロットだけあって安定しており、血気盛んで守りが疎かになりがちなファルコや、お調子者で腕のあまりよくないスリッピーより追われることは少ない。『アドベンチャー』でパイロットを引退し、新メンバーのクリスタルにその後を託した後はグレートフォックスから通信でメンバーに指示を出すナビゲーターを務めており、『コマンド』ではペパー前将軍の推薦によりコーネリア防衛軍の将軍の座に就いている。
『アサルト』の公式ページなど、一部では「ペッピー・ヘアー」という表記になっている。
『アサルト』のバトルモードでは、特定の条件を満たすと固有キャラクターとして使用できる。ブラスターの高い攻撃力と射撃能力、そして驚異的なジャンプ力を見せるが、体力が低く、スピードが遅い。特性は「ブラスターチャージスピード四倍」。キャラクター決定時にブラスターを渡されるシーンで慌てて受け取ったり、戦闘中のアピールアクションでは「頑張るぞ!」と自分に言い聞かせながら頬を叩くなど、他のキャラクターとは違ったコミカルな一面を見せる。また、走っている時に弛んだ腹が揺れる。
彼のみ制服のデザインが他のメンバーとは少々異なり、丈の長いジャケットを着用している。引退してからではスカーフを外し『アドベンチャー』では黄色のネクタイ、『アサルト』では赤のパイロットスーツの下にセーターのようなものを着用している。シリーズを通してのキャラクターデザインはそれほど変遷は無いが、白に灰色混じりの体毛、太った体格が特徴である[5]。64版ではアーウィンのコックピット内に耳が収まり切れないため、耳を折り畳んでいる。また、『コマンド』ではペパー将軍の後任となった為ペパーの軍服を継承したデザインの軍服を着用している。『アドベンチャー』から『コマンド』では髭の長さが伸びてきている。『ゼロ』以降では世界観がリセットしたことに従い、64版を基調にデザインを一新。灰色だった体毛が茶色になり、フォックスと同じインカム型のバイザーを着用している。
命名者は、現在キュー・ゲームスの代表取締役としてシリーズに携わるディラン・カスバートで、「ペッピー (Peppy) 」は「元気(威勢)がいい」という意味で高齢ながら張り切ろうとしている雰囲気から付けられた[6]
アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』の第33話には、ペッピーとほぼ同じ服装をした同姓同名の人間キャラクターがイラストで登場している。
スリッピー・トード (Slippy Toad)
声:龍田直樹(SFC版PVビデオ)、頓宮恭子(64版、アサルト)、Chris Seavor(アドベンチャー)、はやみけい(3DS版、ゼロ、ガード)
スターフォックスのメカニック兼パイロット。カエルの姿をしている。フォックスとは宇宙アカデミーに在学していたときからの親友である[4]
パイロットセンスはいまひとつだが、敵兵器の耐久能力を分析したり、アーウィンの廃棄パーツを再利用して潜水艦「ブルーマリン」を建艦したり[7]するなど、一流のメカニックセンスを持っており、そちらの分野でチームに貢献している。また、『さらば愛しのファルコ』や後述の『大乱闘スマッシュブラザーズX』などから見て電子工学にも精通している模様。
メカニックセンス以外にも天性の明るい性格を持っており、チームのムードメーカーの役割も果たしている。しかし、その明るい性格故に調子に乗り過ぎてハメを外し、敵に追い回されたり、吹き飛ばされたりしてチームメイトに迷惑をかけたりするなどおっちょこちょいな一面も見せる。
『コマンド』ではアマンダという恋人ができ、彼女との生活を優先するために一時スターフォックスを離脱していた。
『アサルト』のバトルモードでは固有キャラクターとして使用できる。足は遅いが体力が高め、ジャンプ力はペッピー程ではないがそこそこ高く、本編同様アーウィンは苦手だがランドマスターの操縦能力に長けている。特性は「ブラスターチャージスピード二倍」。
シリーズを通しての共通デザインはキャップ帽であり、『アドベンチャー』ではパイロット職から一歩引いたため、ファルコ同様、彼好みの普段着(らしきもの)に変更されている。『アサルト』以降ではメカニックらしく黄色いツナギを着用している。『ゼロ』以降では世界観がリセットしたことに従い、64版を基調にデザインを一新。帽子が青になり、フォックスと同じインカム型のバイザーを着用している。なおバイザーを作ったのは彼である。
なお、スリッピーなどライラット系に住むカエル種族は生後1ヶ月だけオタマジャクシの姿をしているという設定が存在する[6]
大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでフォックスたちが対戦で使用するブラスターやリフレクターを作ったのは彼だという設定である[8]。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではスターフォックス関連のステージのみならず、ソリッド・スネークの無線にもハッキングという形で登場する。
名前はペッピーと同様にディラン・カスバートが命名した。「スリッピー (Slippy) 」は「Slippery」の口語表現で「よく滑る」といった意味であり、おっちょこちょいな性格を表したものである[6]
クリスタル (Krystal)
声:Estelle Ellis(アドベンチャー)、原亜弥(現:一龍斎貞弥)(アサルト)
青いキツネの姿をした、テレパシーを使える少女。初登場は『アドベンチャー』。もともとは他のゲームである『Dinosaur Planet』に登場する予定のキャラクターだったが、正式な経歴は謎である。ウェスタンバージョンの『アドベンチャー』では、クリスタルは壊滅した惑星セリニア出身で、両親の死の真相を探しているとされていますが、これは日本語バージョンから省かれ、将来のゲームではこのバックストーリーは言及されていません。
『アドベンチャー』の冒頭で罠に掛かり、クラゾア宮殿屋上の水晶の牢獄に封じ込まれるが、フォックスに助けられる。その後、引退したペッピーの後釜として「スターフォックス」チームのパイロットとなる。パイロットとしては歴史が浅いため操縦技術力自体は低いもののその慎重さから比較的安定しており、あらゆるセンサーを凌ぐ精度のテレパシーの能力を使って、敵を見つけたり弱点を見抜いたりするなど、色々な助言をしてサポートする。
強い女性と言う言葉が似合う芯の通った優しい性格でフォックスに好意を抱いているが自立心が強く、時としてフォックスと対立することもあったが、彼女がフォックスと相思相愛にあることは他のメンバーにも周知されており、しばしば冷やかされることがある。
『コマンド』では危険な仕事に巻き込みたくないというフォックスの考えに反発し離縁、行方不明となっていたが、再会した時はシナリオによってはコーネリア防衛軍に所属していたり、スターウルフに協力していたりする。フォックスと彼女の行動次第で運命は大きく変わり、エンディングによってはスターフォックスに復帰したり、フォックスと結婚して子供を授かったり、過去を捨ててバウンティーハンターになったりといろいろな展開がある。なお、1周目ではシナリオの進め方に関係なく必ずフォックスと別れてスターウルフのメンバーになる。
『アサルト』のバトルモードでは固有キャラクターとして使用できる。全体的な能力は低いが、復活時にバリアアイテムが二つ自動的に入手されるという特性を持つ。
初登場作である『アドベンチャー』では露出度の高い水着のような服装だったが、『アサルト』では対照的に露出を控えめにしたレザースーツのような服装に変更されている。
『ゼロ』以降では世界観がリセットしたことに従い本編では登場しないが、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではアシストフィギュアとして登場する。
ナウス (NUS)
声:阪口大助(64版)、John Silke(アドベンチャー)、沼田祐介(アサルト)、阿部敦(3DS版、ゼロ)
スターフォックスのオペレーターロボットで、型番はNUS系064[9]。グレートフォックスの艦内管理や航行を一手に担っており、オペレーターとしてのターゲットの分析や観測だけでなく、グレートフォックスから補給パーツの転送など様々な援護も行う。
ロボットではあるが自我を持ち、他のチームメンバーと同等に見られており、彼も立派なスターフォックスの一員である。機械だけに冷静沈着かつ正論ばかり言うが『コマンド』ではメンバーに対して皮肉や嫌味を言う様子まで見受けられ、そのせいで八つ当たりを受けたりしている。ロボット故に性別はないが、ルーシーに好意を抱いているような発言をした事がある。
日本国外版、『アドベンチャー』、および『さらば愛しのファルコ』では「ロブ」 (ROB) という名称で呼ばれている。なお、「ナウス」という呼び名はNINTENDO64の型番である「NUS(Nintendo Ultra Sixty-four)」から、「ロブ」という呼び名はファミリーコンピュータ ロボットの欧米版名称である「R.O.B.(Robotic Operating Buddy)」から来ている。
ジェームズ・マクラウド (James McCloud)
声:麻生智久(64版)、掛川裕彦(アサルト)、坂本くんぺい(3DS版、ゼロ)
64版以降におけるフォックスの父親で、スターフォックスの創設者兼初代リーダー。超一流の技術を持ったコーネリア防衛軍の元エース・パイロット[10]で、ピグマがフォックスに向けた言葉から良くも悪くも優しい性格だったようである。サングラスを掛けている。
惑星ベノムの調査中にピグマの裏切りによってアンドルフの罠に落ちてしまい、そのまま消息を絶ち死亡したとされているが64版のラストで崩壊寸前のベノムで息子のフォックスを出口まで引導し、再び消息不明となる。『コマンド』でもある条件を満たすとプレイヤーキャラクターとして参戦する。しかしこの時も戦いが終了すると三たび消息不明になる為、本物か幻なのかを確かめる術はない。
『アドベンチャー』では特定の魔人メダルを井戸に投げ込むことで彼からのメッセージを聞くことが可能である。また、『アサルト』でも本人ではないアパロイドマザーの模倣として少しだけ登場する。
フォックスとの外見の違いはサングラスの他、左耳が欠けているように描かれていることがある。彼の戦闘能力については殆ど明かされておらず、64版や『コマンド』では圧倒する程のドッグファイトセンスを見せたが、自身の身体能力や白兵戦の戦闘能力は不明である[11]
F-ZERO』シリーズ及びアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』には、ジェームズとほぼ同じ服装をした同姓同名の人間キャラクターが登場。既婚、子持ちで遊撃隊の隊長だが平和すぎて仕事が少なく賞金目当てに参加しているなど、リンクした設定となっている[12]
ミュウ (Miyu)
2』に登場するオオヤマネコの姿をした女性パイロット。本人曰く、防衛より攻撃に向いているタイプ[13]
フェイ (Fay)
『2』に登場する白いスパニエルの姿をした女性パイロット。頭の赤いリボンが特徴。故郷の星を守る為に立ち上がった元お嬢様[13]

「スターウルフ」チーム

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64版より登場するスターフォックスのライバルチーム。かつてはアンドルフ軍直属の精鋭部隊として組織された[10]が、アンドルフ軍滅亡後は何処の組織にも属さないならず者集団となり[14]、サルガッソーやフィチナなど各地を転々としている。主力戦闘機はウルフェン

ウルフ・オドネル (Wolf O'Donnell)
声:江川央生(64版)、大場真人(アサルト)、高口公介(3DS版、ゼロ)
スターウルフのリーダー。オオカミの姿をしている。詳細はリンク先を参照。
レオン・ポワルスキー (Leon Powalski)
声:里内信夫(64版、アサルト)、大原崇(3DS版、ゼロ)
スターウルフに所属するスナイパー。カメレオンの姿をしている。パイロットとしての腕も超一流でウルフに次ぐ実力を持っているが、冷血非情な戦いぶりから「殺人マシーン[10]」の異名を持ち、血を見るのが何よりも好きというサディスティックな性格で、傍から聞いていると危ない人としか思えない台詞を平気で言ってのけるため、スターウルフのメンバーの中では最も恐れられている。64版でのスターフォックスとの戦闘ではファルコを付け狙い、『アサルト』でもその因縁は続いている。
非常にプライドが高く自分の強さに自信があるため、自分より強い相手を絶対に認めないが、『アサルト』ではウルフ以外で唯一のアンドルフ軍直属時代からのオリジナルメンバーであり、ウルフが最も信頼しているメンバーでもあるためレオンの方も彼だけは例外とみている節があるなどその信頼関係は厚く、更に現在はウルフだけでなくスターフォックスの面々をも認めている様子が窺える。
出自については一切不明で、過去にライラット系内の何かしらの組織に属していたという経歴がないことから、他の恒星系からやって来た異民族ではないかと言われている[10]
64版、『アサルト』、『ゼロ』では一人称が「私」だったのに対し、『コマンド』のみ一人称が「俺」となっているなど、従来の性格や口調のギャップがかなり激しい。
ウルフと同様に初登場の64版でははっきりとしたキャラクターデザインが不明だったが、『アサルト』以降では細身の体に紺色のスーツを着用したデザインとなっている。『アサルト』での彼の顔には64版の時にスターフォックスに敗北し、顔半分を機械化した時の跡が残っているが、『コマンド』では完治しており、その跡は消えている。
ピグマ・デンガー (Pigma Dengar)
声:郷里大輔(64版、アサルト)、最上嗣生(3DS版、ゼロ、ガード)
関西弁を話すスターウルフのメカニック兼パイロット。ブタの姿をしている。アンドルフが主任を務めていたコーネリア防衛軍科学研究所出身[10]で、初代スターフォックスのメンバーの一人でもある。64版での戦闘では嘗ての仲間であるペッピーを狙う。
メカニック、パイロットとしての腕は優秀だが、金に汚く自分の利益のためならば手段を選ばないという強欲で卑劣な性格の持ち主で、かつてのコーネリア防衛軍科学研究所時代の直属の上司であるアンドルフを「皇帝」と呼び慕っており[10]、ベノムにてジェームズ達を裏切りアンドルフの罠に陥れた。その後、ウルフをけしかけてスターウルフを結成させ陰からスターウルフを操っていたが、チーム結成時から度を越した守銭奴な性格が周りからは嫌悪されており、『アサルト』ではついにウルフの逆鱗に触れたらしく面汚しとして追放された。その後、アステロイドに自身の基地を建設したものの、利用しようとしていたアパロイドにその基地もろとも侵されてしまったあげくにスターフォックスとの戦いで戦死したかと思われたが、『コマンド』では段ボール箱のような4つの立方体状のパーツで構成されたアパロイドとは別種の機械生命体となって生存している事が判明。アングラー軍の兵器を率いてフォックス達の前に立ちはだかる。フォックス達に敗れた際には体が分散し、宇宙の塵となり今度こそ戦死した。
『アサルト』では丸々肥えた体にピンク色のスーツを着用したデザインとなっている。
『ゼロ』以降では世界観がリセットしたことに従い、64版同様にスターウルフのメンバーとして登場する。
アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』の第33話にはピグマと同姓同名の人間キャラクターがイラストで登場している。
アンドリュー・オイッコニー (Andrew Oikonny)
声:阪口大助(64版)、沼田祐介(アサルト)、阿部敦(3DS版、ゼロ)
おじのアンドルフに絶対的な忠誠を誓うスターウルフのパイロット。白毛のサルの姿をしている。前述の通りアンドルフの甥っ子であるものの別段頭が良いわけではなければカリスマ性もなく、パイロットとしての腕もイマイチ。しかしエリート意識だけは異常に強く、アンドルフの親戚であることを鼻にかけて威張っているため周りからの信頼は皆無。要はおじであるアンドルフがピグマに押し付けてコネ入隊させた[10]ものだが、彼がいることでアンドルフから得られる経済的・軍事的バックアップは計り知れなかった。64版での戦闘ではスリッピーを攻撃する。
アンドルフが倒され、後ろ盾を失った際に腕の未熟さと性格から真っ先にスターウルフを追放され、『アサルト』にてアンドルフ軍の残党と残された遺産で雇ったならず者達でコーネリア政府への反乱軍を結成。寄せ集めの混成軍ながらも自身の基地がある惑星フォーチュナの周辺宙域にて新兵器を交えつつコーネリア防衛軍の艦隊相手に善戦するも、コーネリア防衛軍の応援に駆けつけたスターフォックスにあっさり追い詰められ、自身の旗艦を変形させたアンドルフ風の戦闘ロボ「デスバブーン[15]」で反撃するも敗れ、さらに突如飛来したアパロイドにトドメを刺されあっけない最期を迎えたと思われたが、『コマンド』にてアングラー軍にスカウトされた形で再登場。カニ型兵器「デスクラブ[16]」を用いてフィチナを侵攻しフォックスたちを待ち構えるもまたもや返り討ちにされ、フォックスたちには懲りないやつと呆れられている。機体の爆発に巻き込まれたが、生存はしている。
初登場の64版では顔しかわからなかったが、『アサルト』以降では首や脚が細く、首に黄色いスカーフを巻き、胴体に赤い服を着用したデザインとなっている。
64版ではネーム表記がファーストネームである「アンドリュー」だったが、『アサルト』以降では姓である「オイッコニー」に統一されている。しかし『ゼロ』では再び「アンドリュー」表記に差し戻されている。
『ゼロ』以降では世界観がリセットしたことに従い、64版同様にスターウルフのメンバーとして登場する。Nintendo Switch版『スターリンク バトル・フォー・アトラス』ではDLC「クリムゾンムーン」にて、惑星アシャールのボスとして登場。「アウトロースループ戦車」に自ら搭乗して戦う。
パンサー・カルロッソ (Panther Caluroso)
声:稲田徹
『アサルト』から登場したスターウルフのパイロット。黒豹の姿をしている。赤いバラの花を自身のトレードマークにしており、自機であるウルフェンにもそれを象ったシンボルマークが描かれている。周りが聞いて呆れるほどのキザな女ったらしで、作中ではクリスタルに一目惚れし、さっそく口説きにかかる場面が窺える。クリスタルと相思相愛にあるフォックスのことを恋のライバルだと思っている。
女たらしではあるがクリスタルへの口説き文句に対してファルコに「バカ」と酷評されても激昂することなく冷淡に言い返すなどクールな性格で、パイロットの腕もウルフやレオンに勝るとも劣らないほど超一流なために信頼を得ている。本気で恋すると一途なタイプで、クリスタルに対しては常に親切な言葉をかけている他、自身が優位な場面でも恋愛事情にフェアな発言をしている。『コマンド』では念願かなってクリスタルと行動することになる。
シリーズを通しての服装は、青色を基調とした派手めのパイロットスーツである。また、『アサルト』では胸の部分の色が白だったのに対し、『コマンド』では金色になっている。
『ゼロ』以降では世界観がリセットしたことに従い本編では登場しない。
アルジー (Algy)
『2』に登場するスターウルフのパイロット。

コーネリア防衛軍

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惑星コーネリアの防衛に努める軍隊。64版以降の場合、兵士の多くがイヌの姿をしている。

ペパー将軍 (General Pepper)
声:郷里大輔(64版)、John Silke(アドベンチャー)、池水通洋(アサルト)、最上嗣生(3DS版、ゼロ)
シリーズを通して登場する、コーネリア防衛軍の長。64版以降の設定ではジェームズやペッピーが軍に所属していた頃の上官でもあった[10]。スターフォックスの力を誰よりも評価し、SFC版および64版ではアンドルフ軍の殲滅、『アドベンチャー』ではダイナソープラネット(サウリア)の調査、『アサルト』ではオイッコニー率いる反乱軍及びアパロイドの殲滅を依頼している。
温厚かつ実直な性格で、長きに渡って軍の司令官を務めており、スターフォックスをはじめ多くの人々の信望を集めているが、その温厚な性格故にコーネリアを壊滅状態に陥れたアンドルフを極刑ではなくベノムへの流刑処分に留めてしまい、その後のアンドルフによるライラット系の各惑星への侵略行為を招いてしまった。『コマンド』でのクリスタルの話によると、クーデター以前からアンドルフとは個人的に非常に仲が悪く(アンドルフが変心をきたす以前から、その過激な研究内容を危険視していた模様)、それがアンドルフの心を歪ませる大きな原因となってしまったのだという。
『アサルト』では自身が搭乗した将軍専用機「エアフォース・バウ[17]」がアパロイドに侵されてしまい、フォックスによって撃墜されたが、地面に墜ちそうになったところをアーウィンに乗ったペッピーによって助けられた。『コマンド』では病に倒れ、ペッピーに将軍の座を譲った。
『ゼロ』では世界観がリセットしたことに従い、64版同様にコーネリア防衛軍の長として登場する。
ビル・グレイ (Bill Grey)
声:阪口大助(64版)、阿部敦(3DS版、ゼロ)
コーネリア防衛軍の若き士官。フォックスとは宇宙アカデミー時代からの親友で、友情に厚い爽やかな好青年である[10]
64版では惑星カタリナの前線基地の航空機部隊の隊長を務めており、基地に侵攻してきたアンドルフ軍の軍勢に対して苦戦を続けていたが、フォックス達の助けにより難を逃れる。『コマンド』では援軍としてファルコ達を助ける。
64版ではヘルメットのバイザーのためにその素顔を見ることができなかったが、『コマンド』では見ることができる。
アッシュ・ボウマン (Ash Bowman)
『コマンド』に登場するコーネリア防衛軍の新米パイロット。白毛のサルの姿をしている。実はアンドルフの孫。言われなければアンドルフの孫とわからないほど礼儀正しい性格で、スターフォックスに憧れを抱いている(特にフォックスとファルコに)。また、祖父のせいでフォックスの父親が命を落としたことを申し訳なく思っている。
エンディングによってベノムの再興に成功するが祖父同様に狂気の指導者となってしまったり、独立したファルコの遊撃隊に入隊したりするなど様々な結末を迎えている。
フォックス・シニア (Fox Sr.)
SFC版におけるフォックスの父親。ジェームズと異なり、サングラスはかけていない。軍曹として部隊を率いて宇宙海賊を撃滅し、コーネリアに帰還していた途中でアステロイドにて「笑う隕石」と遭遇。その「笑う隕石」がブラックホールに変化し、シニア機はそれに飲み込まれてしまった。その後、セクターY、セクターZ、ベノムの3ヶ所にてシニア機の破片がそれぞれ発見されている[18]
デスラ・コバー(コーバ)
コーネリア防衛軍の軍曹[19](64版では少尉[20])。
SFC版では偵察隊員としてアーウィン型指令偵察機「Mスカウター」に乗り、全戦域の映像とアンドルフ軍の情報をコーネリアに送り続けていたが、アステロイドにて謎の怪鳥と遭遇し、その直後に行方をくらました(アウトオブディスディメンションに飛ばされたと思われる)。機体の残骸は発見されていない[19]
64版では部隊を率いて小惑星帯メテオの調査を行っていたが、突如通信が途絶え(ワープゾーンに入り込んでしまった模様)、ほぼ同時刻に近くの惑星カタリナで機体の墜落を視認されるも、彼自身の安否は不明[20]
SFC版、64版共にゲーム中に名前が登場しない裏設定での登場人物。
ベアー・ノウグッチーニ
デスラと同じくSFC版の裏設定での登場人物。デスラと共に偵察任務を遂行していたが、任務完了後、帰投中にセクターYにてクジラのような巨大生物「スペースホエール」と接触し、消息を絶った[21]

敵キャラクター

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アンドルフ (Andorf)
声:郷里大輔(64版)、Duncan Botwood(アドベンチャー)、最上嗣生(3DS版、ゼロ)
SFC版、64版、『アドベンチャー』、『ゼロ』に登場するボスキャラクター。詳細はリンク先を参照。
シールズ大佐 (Captain Shears)
『さらば愛しのファルコ』に登場する、コーネリア防衛軍タイタニア駐留基地の司令官。表の顔は人の良い人物だが、裏ではアンドルフを復活させるために日夜バイオウェポンの研究に励んでいる。フォックスとの対決時にはブタのような生物兵器に乗り、サーベルを振り回しながら襲い掛かったが、レイピアを手にしたフォックスに迎撃される。その後逃走するも復活したアンドルフに押し潰される形で死亡。
このキャラクターは、漫画を執筆した中植茂久がオリジナルの敵キャラクターを作りたいという要望で作成させてもらったという経緯がある。
スケール将軍 (General Scales)
声:John Silke
『アドベンチャー』に登場する敵キャラクター。武器や鎧で武装したシャープクロウ族を率いて、惑星サウリア(ダイナソープラネット)を支配しようと企んでおり、サウリアの要であるスペルストーンを盗み出し、惑星を分裂させてしまったが、実はアンドルフに利用されているだけに過ぎず、終盤にてフォックスと一対一で対決し、敗死した。
アパロイド (Aparoid)
『アサルト』に登場する敵キャラクター。アパロイドマザーを母体とする生命体で、様々な昆虫などをモチーフにしたアパロイドが存在する。詳細はリンク先を参照。
アングラー皇帝 (Emperor Anglar)
『コマンド』に登場する敵キャラクター。チョウチンアンコウの姿をしている。ベノムの硝酸の海の中を拠点にアングラー軍を組織し、ライラット系を支配すべく各惑星に対して総攻撃を開始する。実はアンドルフが開発していたバイオウェポンから進化した存在であり、アンドルフの事を「創造主」と呼んでいる他、アンドルフ譲りの頭脳とバイオウェポン特有の生命力を持っており、他の種族を「下等生物」と罵っている。
直属の部下にはの姿をしたザザン、イカの姿をしたゾルゲ、シュモクザメの姿をしたシャーマン、タコの姿をしたオクトマン[22]がいるほか、前述の通りピグマとオイッコニーも加勢させている。
ルートによってはフォックスらとの交戦シーンが描かれずに完結することがある(どのルートでも倒される結末は同じ)。

その他

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キャット・モンロー (Katt Monroe)
声:頓宮恭子(64版)、はやみけい(3DS版、ゼロ)
ファルコの元暴走族仲間[10]である女性キャラクターで、ファルコがヘッドを務めた宇宙暴走族「FREE AS A BIRD(フリー・アズ・ア・バード)」の現ヘッド。ピンク色のネコの姿をしている。大人な性格で、色っぽい口調で喋る。ファルコに想いを寄せている。
64版では惑星ゾネスにて突如登場し、スターフォックスをサポートしてくれるほか、次のステージの惑星マクベス、セクターZにも引き続き登場し、線路のポイントの切り替えやミサイルの撃墜など分岐にかかわるポイントで援護をしてくれる。
『コマンド』では姿が一新(体色がピンクから黒に)され、64版の時のような色っぽい口調はほとんどなくなっており、勝気な性格で、強気な口調になっている。
クール[23]
公式漫画『さらば愛しのファルコ』に登場する、青いネコの姿をした男性。FREE AS A BIRDの副リーダー的な人物で、ファルコの舎弟の一人。宇宙暴走族であるにもかかわらず真面目でやや気が弱い人物。キャットに好意を寄せており、ファルコはキャットに対して自分ではなくクールへ想いを向けてほしいと考えている。
FREE AS A BIRDのメンバー
『さらば愛しのファルコ』に登場するFREE AS A BIRDのメンバー。クールと異なり名前の説明は劇中にない。ファルコを慕う極端に短躯のネズミ、無口で重火器を扱う巨躯のワニ、ナウスによく似た外見だがトゲトゲしい外装をしたオペレーターロボットが存在する。
カイマン
声:里内信夫(N64版)、大原崇(3DS版、ゼロ)
アンドルフ軍の上級兵の一人で、唯一名前が公表されている。アンドルフ軍基地の最終防衛前線、エリア6に配属。実力等は定かではないが「こちらカイマン。異常ないっスよ!」等と上官に対しての言葉遣いがなっておらず、口調やテンションからも読み取れるように重要エリアを担当している割に呑気で軽めの性格をしている。
『ゼロ』では主にコーネリア及びエリア3の侵攻を指揮する役割だが、コーネリアの裏ルートでは巨大戦艦「シーレシア」に乗って自ら戦う。
トリッキー (Tricky)
声:Kevin Bayliss(アドベンチャー)、掛川裕彦(アサルト)
惑星サウリアを治めるアソーカ族の王子。『アドベンチャー』より登場。シャープクロウ族に囚われていたところをフォックスに助けられ、分裂した惑星を元通りにするためにフォックスに協力する。
はじめは子犬ほどの大きさだったが、1年後の『アサルト』では牛ほどもある大きさに成長した姿でフォックスと再会する。
ベルツィーノ・トード (Beltino Toad)
声:掛川裕彦
スリッピーの父親。息子と同じく軽い性格だが腕は確かで、かつてはスペースダイナミクス社にエンジニアとして勤めていた[24]が、『アサルト』ではアパロイドの研究責任者としてコーネリア防衛軍に勤めており、アパロイドを殲滅するために必要な「自滅プログラム」を開発し、フォックス達に託す。
『コマンド』ではアステロイドの宇宙ステーションでアングラー軍の生態を調べており、フォックスの機体をマルチロックに改造してくれる。
『ガード』に登場するグリッピーは兄弟(ただし序列はどちらが上かは不明)にあたる。
ルーシー・ヘア (Lucy Hare)
ペッピーの娘。元々はパイロットを目指していたおてんば娘だったが、現在は宇宙物理学の教師をしている。クリスタルとも仲が良く、『コマンド』ではフォックスとのことについての相談をされるくらい。
パイロットとしての道は諦めているが、戦闘機の戦闘技術は父譲り。
ビビアン・ヘア (Vivian Hare)
ペッピーの妻で、ルーシーの母。おしどり夫婦だったが『コマンド』の数年前に亡くなっており、ペッピーとルーシーの会話シーンとエンディングシーンにのみ登場。
二人の会話からすると、ルーシーがパイロットの道をやめたのはビビアンの要望であったようである。
アマンダ (Amanda)
スリッピーの恋人で、ピンク色のカエルの姿をしている。『コマンド』の2年前にスリッピーと出会い、一目惚れしたらしい。チャームポイントは頭の上にある黄色の大きいリボン。
積極的な性格で『コマンド』ではスリッピーを想うあまり戦闘に飛び入り参加してくるほか、ストーリーによってはスターフォックスに加わったりしている。
ヤル・デ・ポン[24]
声:なし(64版)、坂本くんぺい(3DS版)
アーウィンなどを製造したスペースダイナミクス社の社長[24]タヌキの姿をしている。一部では闇で武器の取引をしている腹黒いタヌキという噂も[24]。64版のトレーニングモードに登場する。
オリジナル版では音声が無かったが、ニンテンドー3DSでのリメイク版では音声が追加された。
グリッピー・トード (Glippy Toad)
声:坂本くんぺい
『ガード』に登場するスリッピーのおじで、レアメタルの採掘企業「コーネリア特殊金属株式会社」を営む実業家[25]。かなり訛った口調で喋る。
『ガード』では採掘基地を狙う謎のロボット軍団を退治するため、新入社員となったプレイヤーに基地の防衛を任命する。新人社員にろくに説明もせず社運のかかった大事な仕事を丸投げするなどいい加減な性格に見えるが、戦争で莫大な利益を上げた企業家だけあって強かな一面も持っている。

脚注

[編集]
  1. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス ライラット防衛作戦指令書』、2頁。 
  2. ^ 3DS版発売時に店頭で配布されたゲーム紹介パンフレットに掲載されたアーウィンの設定資料「コックピット内部・機体構造、大解剖」より。
  3. ^ スターフォックス アサルト 開発スタッフインタビュー”. 2012年3月2日閲覧。
  4. ^ a b スターフォックス64 こいつらがスターフォックスだ!”. 2012年3月2日閲覧。
  5. ^ 『アドベンチャー』では少々小柄な体格に変更されている。
  6. ^ a b c 「スターフォックス64 3D 開発スタッフインタビュー」『ニンテンドードリーム』第209号、徳間書店、2011年9月、12-19頁。 
  7. ^ スターフォックス64 3D 3種のマシンを操る”. 2012年3月2日閲覧。
  8. ^ スマブラ拳!! 12人の挑戦者たち フォックス”. 任天堂. 2015年7月3日閲覧。
  9. ^ 登場人物|スターフォックス64 3D”. 任天堂. 2016年5月8日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』、5頁。 
  11. ^ 64版の冒頭部分ではブラスターを構えた彼の勇姿を見られたが…。
  12. ^ F-ZERO X THE PILOTS & MACHINE 7”. 任天堂. 2016年5月8日閲覧。
  13. ^ a b スターフォックス 2 取扱説明書:キャラクター | ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン 任天堂”. 任天堂. 2021年1月30日閲覧。
  14. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス アサルト』、76頁。 
  15. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス アサルト』、39頁。 
  16. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス コマンド』、206頁。 
  17. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス アサルト』、89頁。 
  18. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス ライラット防衛作戦指令書』、26頁。 
  19. ^ a b 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス ライラット防衛作戦指令書』、60頁。 
  20. ^ a b 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』、17頁。 
  21. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス ライラット防衛作戦指令書』、42頁。 
  22. ^ 『F-ZERO』シリーズに登場するオクトマンと同名のキャラクターである。
  23. ^ 『さらば愛しのファルコ』46ページより。
  24. ^ a b c d スターフォックス64 インフォメーション from スリッピー”. 2012年3月2日閲覧。
  25. ^ スターフォックス ガード|Wii U|任天堂”. 任天堂. 2016年5月8日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス ライラット防衛作戦指令書』小学館、1993年。ISBN 4-09-102424-6 
  • 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』小学館、1997年。ISBN 4-09-102585-4 
  • 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス アサルト』小学館、2005年。ISBN 4-09-106223-7 
  • 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス コマンド』小学館、2006年。ISBN 4-09-106320-9 
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