『コントロール』（Control）は、1986年にリリースされたジャネット・ジャクソンの3枚目のスタジオ・アルバム^[3]。

このアルバムの制作前にジェームス・デバージとの離婚、そして父ジョセフ・ジャクソンを自身のマネージャーから外し、新たにA&Mレコードのジョン・マクレインをマネジメントに迎えるという転機があった。そんな心機一転の中でジャネット自身と、以降長らくタッグを組む事となるジャム&ルイスを中心としたプロデューサー陣とで制作されたのがこのアルバムである。

結果的にこのアルバムは自身初のBillboard 200でのナンバーワンを記録し、このアルバムから生まれたシングルの内5作がそれぞれBillboard Hot 100の1〜5位にチャートインする快挙も達成した^{[注 1]}。

日本盤の初回プレス盤のみ「スタート・アニュー」が収録された全10曲となっている。以降のプレスでは除かれている。

2019年の映画『ハスラーズ』ではタイトルトラックの「コントロール」が劇中で使用されている^[4]。

『ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において111位に選ばれている^[5]。

表 話 編 歴 ジャネット・ジャクソン
スタジオ・アルバム	ヤング・ラヴ (1982) ドリーム・ストリート (1984) コントロール (1986) リズム・ネイション1814 (1989) ジャネット (1993) ザ・ヴェルヴェット・ロープ (1997) オール・フォー・ユー (2001) ダミタ・ジョー (2004) トゥエンティー・イヤーズ・オールド（英語版）(2006) ディシプリン (2008) アンブレイカブル (2015)
リミックス・アルバム	モア・コントロール（英語版） (1987) JANET.REMIXED (1995)
コンピレーション・アルバム	デザイン・オブ・ア・ディケイド/グレイテスト・ヒッツ (1995) ザ・ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン (2009) アイコン〜ベスト・オブ・ジャネット・ジャクソン (2010) ジャネット・ジャクソン ジャパニーズ・シングル・コレクション-グレイテスト・ヒッツ- (2022)
ビデオ	ザ・ヴェルヴェット・ロープ・ツアー・ライブ フロム・ジャネット・トゥ・ダミタ・ジョー
楽曲	スタート・アニュー 恋するティーンエイジャー ナスティ あなたを想うとき 急がせないで ダイアモンド 愛の法則 ミス・ユー・マッチ エスカペイド オールライト カム・バック・トゥ・ミー ブラック・キャット ラヴ・ウィル・ネヴァー・ドゥー ベスト・シングス・イン・ライフ・アー・フリー それが愛というものだから イフ アゲイン どんなときも、どこにいても ユー・ウォント・ディス スクリーム ランアウェイ トゥウェンティー・フォープレイ ゴット・ティル・イッツ・ゴーン トゥゲザー・アゲイン アイ・ゲット・ロンリー ゴー・ディープ ユー エヴリ・タイム ダズント・リアリー・マター オール・フォー・ユー サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー サン・オブ・ア・ガン (アイ・ベッチャ・シンク・ディス・ソング・イズ・アバウト・ユー) フィール・イット・ボーイ ジャスト・ア・リトル・ホワイル オール・ナイト (ドント・ストップ) コール・オン・ミー ソー・エクサイティッド フィードバック ロック・ウィズ・ユー ノー・スリープ メイド・フォー・ナウ
関連人物	ジャム&ルイス（ジミー・ジャム、テリー・ルイス） ヌーノ・ベッテンコート
関連項目	作品 A&Mレコード アイランド・レコード ヴァージン・レコード ポエティック・ジャスティス/愛するということ ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々
カテゴリ